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リタイアーのよもやま話

we are all alone

2016-10-17 22:52:32 | 音楽

今日、昼前、道反対側にスーパー
があって、そのスイーツ屋で、コ
―ヒーを飲んでのんびりしていた。

その場所で、コーヒーを飲んで居
眠りしていたら、頭上から聞き覚
えのあるメロディーが流れてきた。

玄関があって、幅広い廊下の奥に
わたしのよく行く本屋がある。

その廊下沿いに、いくつか店舗が
あって、その店は、廊下沿いにテ
ーブルとイスを置いている。

客がくつろいで飲食できるように
なっている。

その店は、玄関寄り左側の最初の
店である。

その椅子で、廊下の方に背を向け
て、時には居眠りしたり、突っ伏
してうたた寝をしている。

ちと行儀が悪い。

きっと、知り合いの誰かが見てい
るのではと思ったりもするが、リ
フレッシュタイム、やめられない。

読んでいる本が「一流とは何ぞや」
だから、なんか可笑しい。

なんせ、一流はこんなだらしない
姿は見せないはずだ。

一流というのは、スーツを脱がず
にワイシャツ姿にはならないそう
だ。

わたしには理解できないが、ワイ
シャツは、下着扱いだという。

ところで、わたしが、この年で、
このようなテーマで本を読んでも、
実質的に意味はあるはずもない。

何しろ、1日中スーツ姿で生活する
ことはありえないのだから。

葬式を除いて。

それでも時折、「ハッ」とするこ
とがあるから、やめられない。


もっとも、こういう本を読んでい
るなんて、口が裂けても言えるも
のでもない。普通に考えて可笑し
い。

いずれにせよ。気が緩む一方の
の日常にあって、幾ばくかの向
上心でも喚起できれば、その生
活の延長線上に何か見つかるの
ではと、期待するのみである。

 

ところで、頭上に響いた音楽は。 

we are all aloneである。

今日は、ピアノ演奏で聴いてみたい。

歌の演奏に比較して、

we are all alone

であることに対して
ちょっと距離をおいた
感じに聴こえる演奏
は、クールで心が
静まるようで、好感が
持てる。

わたしは、左遷にあった
一年目、盆に実家へ帰
省し、書斎で四面楚歌の
状況に悲嘆し聴いた記憶
がある。

遥か遠くに霞む日々の
ことだ。

かつては、一秒たりとも
あの時代には戻りたくな
い。と思った日々も。

とんでもない話だが。

最近、時折、もしかして、私
の人生で、一番、わたしが
かっこ良く輝いていた日々
だったのではと思えたり
してくるから、時を経ると
いうのは、不思議なもの
だ。

でも、そう思えるのは、
何かしら、救われるもの
があるのだが。


礼儀

2016-10-14 23:09:53 | 読書

モーム語録にあった言葉である。

礼儀正しさは愚者が自分の愚鈍を隠す
外套である。

とても、辛辣な言葉である。

礼儀については、次のような言葉もあ
った。

礼儀だけでも、世の中は渡っていける。

最初にこの言葉を知った。その後、モ
ームの「礼儀」を知った時、その辛辣
さに、たじろいでしまった。

彼が言ったようなことは、確かに現実
にあり得ると思うので、否定はしない。

しかし、普通は、そのような人がいて
も、露骨な言い方をする人は、あまり
いないと思うのだが。

モームの言葉尻をとらえると、才能が
あれば、教養のかけらもなく傍若無人
でも赦せるのかと、反論は出てくると
思うが、そこら辺は、どうだろう。

と思ったが、意外とそうでないことを
見つけてしまった。

一人ほくそ笑んでしまった。

別の箇所で、彼はこう語っている。

大概の人間は何と醜いのだろう!
せめて埋め合わせに愛想よくしたら
いいものを、誰もそうしないのは
残念だ。

である。



どんなに野心があっても、意欲があっ
ても、才能を持たない人間が、世渡り
するに、逃げ道があっても赦される
のではという意味で、

礼儀だけでも、世の中は渡っていける。

と諭された方が救われるのではなかろ
うか。

礼儀正しさは愚者が自分の愚鈍を隠す
外套である。

と言われては、身の置き所のなくなる
人もけっこういるのではと思うのだが
どうだろう。もちろん、わたしのこと
も入っているのだが。

ただ、この言葉、モームが言うから
市民権を得るのだと思う。

モーム語録を読んで、こんなに複雑で
屈折した人間がようも世に名を知らし
めるようになれたのだと、不思議で
ならない。

そう意味では、何冊か持っているが、
ラ・ロシュフコー箴言集を思いだす。

モーム語録にしてもラ・ロシュフコー
箴言集にしても、あくが強すぎて、
読むのに、体力を要する。

年をとったせいである。

今は、そのような気持ちで、生きな
くてもいいのではと思う方である。

モームは、語っている。

人間は、揺り籠から死の床に至る
まで、けちで、卑しく、間抜けで、
無知で、様々な迷信の奴隷に
なり、心狭く、身勝手で、残忍だ。

このようなことを語ったモーム、
これらの人々を相手にして、彼は、
小説家として身を立てのだが、
そこら辺を彼は、考えたことは
なかったろうか?

「類は友を呼ぶ」って言葉があっ
たが、彼は自らの不幸を回避
することを考えたことはなかった
ろうか?

わたしも、少しばかり、彼に
辛辣な言葉を投げかけたく
なった。


どうせなら、このような音楽で、
美しい時間を満喫した方が
日々を楽しく過ごせるのでは。

モームの語録を読むと、このよ
うな考えは思いつかなかった
やに思われるが、どうだろう。

地位も名誉も得たはずだが、
ちと不幸な性格だ。

 

 

 

 

 


子どもに言ってはいけない13のフレーズ。「はい、おしまい」「どうでもいい」

2016-10-14 20:00:11 | 日記

ネットにあった記事である。

こういう内容を中学3年の女生徒、高校3年の男女生徒に
授業で教えたら、不幸なニュースは減るかもしれない。

母親が妊娠した時点で、夫婦にこのような内容の啓発活
動をしていたら、やはり、不幸なニュースは減るかもしれ
ない。

「愛する子どものために、いつだって素敵なママでいたい」。
そうは思っていても、忙しい日々の中ではイライラしてしま
うこと、ついつい声を荒げてしまうことってありますよね。

とくに、やってほしくないことを面白がってやられたり、聞き
分けがなかったりすると…。子どもと過ごすのは、本当に
忍耐が必要です。

だからと言って子どもを不必要に傷つけることは言いたく
ないものですが「Your Tango」にまとめられていた「言
ってはいけないフレーズ」は、どれも聞き覚えのあるもの
ばかり。子どもだって、大好きなママから言われた何気
ないひとことに傷ついているのかもしれません。

01.

「泣くのはやめて」

聞き分けなく泣いているときには、つい「泣かないで!」って
言いたくなっちゃいますよね。でも、大人にとってはイライラ
しちゃうような理由でも、子どももそれなりの理由があって、
泣くほど動揺しているということなんです。

「泣くのはやめて」と言ってしまうと、自分の気持ちを出す
ことはいけないことなんだ、自分の気持ちは認めてもら
えないんだ、と感じてしまいます。

02.

「ママがやってあげる」

子どもが「自分でやる」と言ったから見守っていると、ど
うしてもイライラしてしまいがち。急いでいるときや、うま
くいかないとわかっているときは、とくに手を貸したくな
ってしまうもの。

だけど、子供の気持ちを聞かずに横から手を出すこと
だけは避けましょう。代わりに「手伝いが必要?」と聞
いたり、「こうやるともう少し簡単にできるよ」とコツを
教えてあげると、やりたい気持ちを摘まずにすみます。

03.

「そういうことする子は嫌い」

子どもは時々信じられないことをしたり、癇癪を起こす
こともありますが「子どもってそんなものだ」と思ってお
いたほうがいいのかもしれません。

ママだって完璧じゃありません。「あぁ、もう今この瞬間
は、我が子でも嫌いだわ」と思ってしまうほどのことも
あるでしょう。でもそれは、心の中にとどめておくこと。

ではどうするか。「そういうやり方は嫌」とか「そういう話
し方は嫌だな」というように、“やり方”を指摘するように
しましょう。

04.

「泣くことなんて

なにもないじゃない」

これもよく聞くフレーズですが、よくよく考えてみると「泣
く理由がない」なんて勝手に決めつけるのは良くないこ
と。大人が泣いているのを見かけたとき、同じことは言
わないですよね?

泣くのには子どもなりの理由があって、疲れたりお腹
が空いたりしていて、動揺するのはまったく悪いこと
ではないのです。こんなときは優しく「どうして泣いて
いるの?」と理由を尋ねてあげましょう。

05.

「そんなことすると

赤ちゃんみたいだよ」

子どもが少し成長してくると、頻繁に口にしてしまう
かもしれません。

でも子どもってそんなに簡単に大人になるわけじゃ
ありません。大きくなっても子どもは子ども。ときに赤
ちゃんみたいなこともあるけど、それが当然だと思っ
ておけば、少しは気持ちがラクになるかも。

06.

「あなたのために

たくさんのことを

犠牲にしているのよ」

実際に子どもを育てるということは、自分の時間や
労力をかけることになり「犠牲」を感じるかもしれま
せん。

でも忘れちゃいけないのは、子どもは「自分のため
に犠牲になってほしい」なんて言ったことは一度も
ないということ。「あなたのために」とばかり伝えて
いると、罪悪感を与えることになってしまいます。

07.

「ひとりにして」

親にとっても、静かな時間は必要です。でも、こう
いう言い方だと子供は突き放されたと感じてしまう
かも。

「ママ、ちょっと休憩したいな」「ママはこれからちょ
っとの間ひとりでいるね」といった優しい言い方が
できるくらい余裕があるうちに休憩をとるようにし
ましょう。

08.

「自分のための

時間なんて全然ないのよ」

これも自己犠牲を伝える言葉。そう感じちゃうこと
は確かにあるけど、子どもに言っても仕方ないこ
と。

特に子どもが大きくなってくると「自分はママにと
っていらない子なのかな?」と、感じてしまいます。

09.

「質問ばっかりしないで」

子どもの質問攻めが始まると、本当にイライラし
てしまいますよね。でも子どもには好奇心いっ
ぱいのままでいてほしいのも、また事実。

わからないことを聞かれたとき「ママも知らない
な」「フシギだね」とコメントしてあげるだけでも
会話になります。「いろんなことに気がつくね」
「すごい質問を思いついたね」とほめ言葉を用
意しておくのもいいでしょう。

10.

「はい、もうおしまい」

子どもと何かをしたり出かけたりすると、つい大
人の都合で動きたくなっちゃいますよね。「買い
物の間、キッズスペースで遊んでいて」と言って
おきながら、買い物が終わったら「もう遊びはお
しまい。帰るよ」というのは、よく考えてみるとち
ょっと不公平。

子どもからすると「あなたの意見なんて聞かな
い。いいから次」という意味に聞こえてしまうかも。

11.

「大したことじゃないでしょ」

大人にとっては大したことじゃなくても、子どもに
とっては大事件!つい大人になるとこういう言葉
を使ってしまうんですよね。

パズルができた、アイスクリームを落としちゃった、
動物園でキリンを見た、子どもにはどれも大事件
です。いっぱい一緒に喜んだり、悲しんだりしましょう

12.

「そんな風に◯◯しないで」

「もじもじしないで」「騒がないで」「おしゃべりしないで」
など。子どもは大人がしてほしくないことでも、ついや
ってしまう存在なのです。

でも、それをただ指摘しても直るものではないありま
せん。「しないで」と言うよりも、「してくれたら嬉しいな」と
いう風にポジティブに伝えたほうが子どもも受け入れや
すいはず。

13.

「どうでもいい」

「お友達が休み時間に木のかけらを食べちゃってたの」
「私、今はウッディじゃなくてバズが好きなの」。子どもに
とっては重大なことなのです。ママに教えてあげなきゃ!
と一生懸命。

「どうでもいいわ」なんて言わず、小さいことでも明るい
気持ちで接すれば、毎日がもっと楽しくなるでしょう。

以上。 

時折、町中で、子連れの母親の子どもへの対応が
見事で、人の奥さんながら、一目惚れすることが
ある。

どうして、このような人柄の母親が生まれるのだ
ろう。

感嘆する。

そのような女性を妻にできる可能性は、天文学的
な確率の低さのようで、わたしがそのような女性を
引き当てる可能性は、ひたすら、0に近く。

残念だ。

でも、この話は、人の親になる可能性のある人には
できるだけ早い時期から、接していた方がいいかも
しれない。

こういうことができたらいいな~?

しかし、自信はないね~┄┄。