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リタイアーのよもやま話

Bill Evans Trio - Alice In Wonderland (Take 2)

2018-04-10 22:03:35 | 日記

Bill Evans Trio - Alice In Wonderland (Take 2)

先日、病院からの帰り、カフェに
寄った。

丁度、いい頃合いの距離にあって、
場所的に気にいっている。

最初の何回かは、イスが高い
ので往生していたが、一カ所
だけ、頃合いのいい高さのイス
があり、このイスに座るように
なって、ご機嫌だ。

最初は、グループ席の配置なの
で、気にしていたが、私が、来る
時間帯は、うまい具合に空いて
いるので、ちょっと厚かましい
気もするが、甘えてている。

その時に、小さいスピーカーなが
ら、ご機嫌の演奏が聴こえてきた。

ビル・エバンストリオである。

その時のベースの音が生々
しく、セクシーだった。

指が、弦を弾く時の擦過音が
とにかくリアルに聴こえて、堪
らない。

驚いてしまった。

きっと、スピーカーの性もある。
ブックシェルフ型の小さいスピ
ーカーなのに、ベースの音が
物凄く気持ちいい。

そこで、曲名を教えてもらった。

そして、帰宅して、You Tube
で探し回った。

しかしである。You Tubeで、いろ
いろな演奏があって、途方にくれて
しまった。

そこで、今日は、その演奏の
タイトル名を教えてもらった。

結局、いろんな演奏があったが、
1961年度版が、そのカフェで
聴いた演奏だった。

とにかく、ご機嫌なアドリブで
ある。

このカフェは、ジヤズ喫茶だ。

子どもの叫び声や愚図った声
が聴こえることはない。

世間話にうち興じる女性の方々
はいない。

もちろん、辺りを憚らない声だか
な叔父さん達もいない。

この時間帯、こんなにも静に
コーヒーを飲み、本の読める
場所は少ない。

世間の喧騒は、遥か彼方
にある。

他の時間はどうだろう?

場所的に、顔見知りに会う
ことはまずない。

食事面には、ウェイトをおいて
いない。

それこそ、コーヒーで勝負という
カフェだ。

コーヒーだけで、500円を出す
人間は、かなり酔狂な方々で
はなかろうか。

普通のカフェで。

沖縄で、三本の指に入るコーヒー


と、ネットでは評されている。

飲んで思うに、その味は
「ていねいさ」が、感じられて
面白い情緒である。

今日のコーヒーの一口目は、
とんでもない貴族的な高貴な
味がした。

このようなコーヒーは、私は
とあるカフェのコーヒーだけと
思ったのだが。

つい、一人ほくそ笑んでしまっ
た。

さて、今日は、自宅で聴いて
いるのだが、演奏終了後、
拍手がなった。

この演奏は、ライブ録音だ。

こんなに、いい状態で、録音
されているなんて、信じられない。

いい演奏に出会ったと、喜ん
でいる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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