消費期限終了

リタイアーのよもやま話

激安「食パン」の正体は!?

2016-07-12 21:26:49 | 日記

ネットにあった記事である。

あまりにも恐ろしいので、データを
ストックすることにした。

 

激安「食パン」の正体は!? 残留農薬に
まみれた3等粉で作った「添加物の固まり」


あるスーパーで、「6枚100円」を切る激安の
食パンが売られていた。食パンの相場は、
6枚150円前後。その原材料名表示を見る
と、次のようになっていた。

原材料名:小麦粉、砂糖混合異性化液糖、
ショートニング、食塩、パン酵母、脱脂粉乳、
乳化剤、酢酸Na、イーストフード、V.C、
(原材料の一部に小麦、乳、大豆を含む)

 激安のカラクリは小麦粉の質と添加物に
ある。

 小麦粉は含有する灰分(かいぶん:ミネ
ラル)の量によって、特等粉、1等粉、2等
粉、3等粉、末粉まである。食パンは灰分
量が少ない1等粉を使用するが、学校給
食のパンなどは安い3等粉を使用してい
る。激安パンも同様だ。

 3等粉を使えば安いパンが作れるが、大
きな不安がある。3等粉は、残留農薬が最
も付着している小麦の外皮に近い部分が
使われている。激安パンに使われる小麦
粉の原料となる小麦は、米国産が大半。
これらは現地で船積みされる前に、有機
リン系殺虫剤の「マラチオン」「クロルピリ
ホスメチル」などで殺菌・消毒されている
からだ。つまり3等粉には、そうした殺虫
剤が最も多く残留している可能性が高い。

3等粉でおしいしいパンを作るには添加
物の力が必要!?

 また、3等粉ではおいしいパンは作れな
い。それを「おいしく」させるためには、添
加物などの力が必要となる。激安パンの
製造方法は次のようなものだ。

 まず3等粉に、砂糖混合異性化液糖、シ
ョートニング、食塩、脱脂粉乳を加え、保
存のきく冷凍パン生地を大量に生産する。

 砂糖混合異性化液糖は、果糖または
ブドウ糖を主成分とする糖で、遺伝子組
み換えトウモロコシが原料。砂糖に比べ格
段に安い価格で取引されている。また、シ
ョートニングはマーガリンのことで、トラン
ス脂肪酸を多く含むため心臓病の原因に
なると世界的に規制の動きが強まっている。

 先に記した「原材料名」にある「パン酵母」
とは、パン生地を発酵させるイースト菌のこ
と。また、「イーストフード」はイースト菌の栄
養源として使用されている添加物。これには
塩化マグネシウムや塩化アンモニウムなど
16物質あるが、具体名は記されずに「イー
ストフード」と一括名で表示される。

 ちなみに、冷凍パン生地ではイースト菌は
凍結障害を起すので、多量のイースト菌と
イーストフードが使用される。Ⅴ.C(アスコ
ルビン酸)もイースト菌のエサになる。

 乳化剤はショートニングを混じり合わせる
ための添加物で、通称「モノグリ」と呼ばれ
る「グリセリン脂肪酸エステル」が使われる。
酢酸Naは食パンの保存効果向上を狙って
添加されている。

 このように「添加物の固まり」が激安パン
の正体なのだ。

郡司和夫(ぐんじ・かずお)フリージャーナリ
スト。1949年、東京都生れ。法政大学卒。
食品汚染、環境問題の一線に立ち、雑誌の
特集記事を中心に執筆活動を行っている。
主な著書に『「赤ちゃん」が危ない』(情報セ
ンター出版局)、『食品のカラクリ』(宝島社)、
『これを食べてはいけない』(三笠書房)、
『生活用品の危険度調べました』(三才ブッ
クス)、『シックハウス症候群』(東洋経済新
報社)、『体をこわす添加物から身を守る本』
(三笠書房・知的生き方文庫)など多数。

以上。

とにもかくにも、市販の安い加工食品は
恐ろしい食べ物になっているようだ。

それからすると、手間隙のかかる昔な
がらの「自炊生活」の方が、健康には
良いようだ。

手間隙かかる古い生活様式の方が、
「真の贅沢な生活」のようだ。

なんという皮肉なことだ。