ヤフーの興味深い記事である。
「若者の恥」「不満はわかる」……
高齢者の医療問題、人気グラドルの
発言に賛否
グラビアアイドル・小柳歩が9日、「テレビ
未来遺産 緊急!池上彰と考える 借金大国
ニッポン 消費税8%激論SP」(TBS系)に
出演。高齢者の医療費についての発言に賛
否両論が寄せられ、Twitterで謝罪する事
態となった。
同番組では、まず俳優・小澤雅貴が「ただ
知り合いと会いたいがために病院へ通う高齢
者が多いのではないか」と指摘。小柳は、「自
分のおじいちゃんおばあちゃんにならお金払
ってもいいかなと思えるけど、見ず知らずの
おじいちゃんおばあちゃんが(病院で)井戸
端会議をするためにお金を払うのは嫌だ」と
コメントした。
他の出演者たちは「今の日本を作った老人た
ちを尊敬するべき」「税金や保険料は皆にまわっ
てくるもの」と反論。小柳は、「本当に体調が悪
くて病院に行くのは仕方ない。でも井戸端会議
をするおじいちゃんおばあちゃんのために(医
療費を)出したくない」と改めて考えを説明。
そこで司会を務めるジャーナリスト・池上彰氏が
「高齢者が気軽に医者にかかれるのは大事なこと
だけれども、井戸端会議をするための来院なら無
駄だろう。高齢者の居場所を別に作るべき」とま
とめ、話題は移った。
小柳の意見に対してネット上では賛否両論が巻
き起こっている。小柳のTwitterアカウントには
「不満はよくわかる」「『老人は大事に』というこ
とと医療費問題は分けて考えるべきですよね」と
肯定的なコメントも寄せられているが、「本当に体
調が悪いのか、ただ井戸端会議をしにきているの
かはわからない」「若者の恥」「年配の方を敬う心
を持って!」といった批判も寄せられている。
小柳は、寄せられたコメントのひとつひとつに返
信し、「体調が悪くないのに憩いの場として国の医
療費を使われるのはおかしいのではないか?という
ことを伝えたかったのです」と再び説明。その上で
「不快な気持ちにさせてしまった方々、本当に申し
訳ありませんでした」と謝罪した。
以上。
同番組では、まず俳優・小澤雅貴が「ただ
知り合いと会いたいがために病院へ通う高齢
者が多いのではないか」と指摘。小柳は、「自
分のおじいちゃんおばあちゃんにならお金払
ってもいいかなと思えるけど、見ず知らずの
おじいちゃんおばあちゃんが(病院で)井戸
端会議をするためにお金を払うのは嫌だ」と
コメントした。
という発言に対して、厳しい批難があったと
いうことである。
わたしの世代としては、現実的な興味深い
内容である。
ただ、この議論をしている人達で、実際の
病院の待合室に行ったことのある人は、ど
れだけいるのだろう。
わたしが、退職して、現役時代に比べて、
病院にいけるようになった。
井戸端会議をする高齢者って、どれくらい
いるのだろう。わたしは、まだ見たことが
ない。
ただ、言えることは、井戸端会議をする高
齢者は、健康管理に真剣である。だから、
寝たきりになる可能性は少ないとみている。
高齢者の医療費問題と、井戸端会議をする
高齢者とは、直接的には関係ないことだと
わたしは、退職して自分の寝たきりの父親
を毎日リハビリし、高齢の腰のまがった母
親の健康管理に、神経を使う毎日にあって、
そう理解している。
大体、テレビでこのような議論をしている
人に限って、その現実をどれだけ見ている
のだろう。失礼な。である。
現役で飯を食うのに、忙しい人たちには、
真実は見えない。
何かと病院に通う高齢者を批難するのは、
見当違いである。
問題は、何かと薬を投薬し、高齢者を薬づけ
にして、儲けようとしている医者の問題を何
とかしない限り、医療費問題で,本質的に関
係のない高齢者が批難されることになる。
この前、わたしが、健康診断の結果、内科に
通うことになった。
すると、医者は、悪玉コレステロールが悪く
て、病院に訪れたのに、血液検査の結果に
悪玉コレステロールの蘭が空白になって、
自分で値を記入していた。
そして、薬を投薬しようなんて、目論んで
いたのだ。
今日、自治会の新旧班長、評議員の引き継ぎ
の集まりに参加してきた。聞くと、高血圧
の薬を飲まされている人が多くて、絶句した。
医者は、高齢者の健康不安にかこつけて、
高齢者を薬づけにして、私腹を肥やしている。
わたしの地域では、あまりにも病院が多くて
そのようなあくどいことをしなければ、生き
ていけないかもしれないが、これが、高齢者
の医療費高騰の原因になっている。
しかし、高齢者の医療費高騰は、井戸端会議
の高齢者とは、全く関係ないことである。
彼等は、医者が自分の私利私欲のために、薬
づけにするあくどいことをしなければ、かえ
って医療費高騰にならないような存在なので
ある。
この意味は、現役で自分のことに忙しい
人達には、見えてこない真実だ。
本当は、膨大な寝たきりの患者がいること
である。
自分の父親が寝たきりになって、もう10年
過ぎた。
現役時代は、病院でもリハビリがあった日
をのぞいて毎日、父親のリハビリのために、
病院に通った。
仕事が忙しくなると、夕方病院で、リハビリ
をし、職場に戻り残業をするという日々があ
たりまえになった。
これでは、母親かわたしのどちらかが、いず
れ病人になると、危惧した。
今、退職して、毎日リハビリに通っている。
膨大な寝たきり老人の中で、わたしは、10
年という年月を過ごしてきた。今わたしは、
次の10年へと、どう乗り切っていくかと
思案しているところである。
皮肉な話だが、ガンで確実に死ぬことになっ
たり、心筋梗塞等で突然死ぬことになるのは、
医療費高騰の抑止になっている。
辛い真実である。
辛い真実は、ドイツの末期医療について、
確かめてみればと思う。自分で食べられな
くなったら、そのまま死んでもらうことに
なっている。これが、医療費高騰への対策
でもあるようだ。
とにかく、高齢者の医療費高騰問題は、しっ
かりと、現実を見たことのある人が、議論
しなければ、始まらない。
ちょっと、病院に視察にきて理解できるとは
思えない。
せめてもの、10年は寝たきり家族の介護に
毎日通ってもらえば、見えてくるものが
あると思う。
現役時代には、見えなかった全く違う世界
が、見えてくるはずだ。
今、わたしは、テレビで議論している人たち
と同じ時代に生きていながら、三途の川の
ほとりで、黄泉の世界を見やって生きている。
確かに、バイクにのり、Cafeで書に遊んで
いるが、実は、そう、現役時代とは、全く
違う世界に生きている。
ところで、医療保険制度についてである。
わたしの親の若いころは、戦前の話であるが、
病気をするということは、死ぬことだったら
しい。というのは、戦前は保険制度がないので、
医療費が工面できなかったからである。
どんな金持ちも、家族の誰かが病気になり、
病院にかかるとなると、その一財産はなく
なったらしい。
今だったら、生きていたはずの病気でも、ど
んどん死んでいくので、平均寿命もかなり低い
数値になったようである。
だから、今回のテレビで、議論している人達
も、病気をしたことがあるはずなので、戦前
だったら、かなりの人が死んでいる。
また、その出演者の両親もけっこう死んでい
ることになる。
医療技術が進歩し、保険制度があったことで、
もしかして、今の若者の文化も成り立ちうる
ことかもしれない。
もし、今の医療制度を破棄すると、少子化が
社会問題化しているが、日本という国は、少
子化どころか、国そのものが消失してしまう
かとも思わないこともない。
わたしの保険料、めっぽう高い、それは、保
険制度が変わったからだ。
しかし、その保険料で、わたしの父親は、病
院に入院できている。そうでなければ、父は
確実に死んでいた。複雑な思いである。
さて、テレビでは、
そこで司会を務めるジャーナリスト・池上彰
氏が「高齢者が気軽に医者にかかれるのは大
事なことだけれども、井戸端会議をするため
の来院なら無駄だろう。高齢者の居場所を別
に作るべき」とまとめ、話題は移った。
となったが、実はそれが難しい。
というのは、そういう結論に達した人達が、
高齢者でないから、そのような意見になるの
だから。
池上彰氏は、1950年8月9日(63歳)生まれ、
昭和25年生まれ、わたしより、一つ年下だ。
残念ながら、今第一線で働いている彼には、
本人が高齢化者予備軍なのに、高齢者の現実
は理解できない。
定年した人たちが集う。どんなに、難しいことか。
あまりにも、個々の人生が、違いすぎ、どこ
にも接点はない。
「高齢者の居場所を別に作るべき」なんて、
人生がなんたるものか、退職しなければ分
からない。
いずれにせよ、その策は、かえって高齢者に
かかる金が膨大になり、傾国の策としか思え
ない。
池上彰氏、テレビでいろいろと語っている。
本も書いている。
わたしなど足元にも及ばない優秀な人である。
しかし、はっきり言って、一線で仕事してい
る彼が、高齢者について知ったかぶりするの
は、無礼千万である。退職して、10年経って
から、出直して来いである。
今、わたしは後輩ともつきあわないし、同窓
会にも参加しない。
二人の老親と共に生活していて、何を語るも
のがあろう。今独り、その生活の合間をぬっ
て、バイクに跨がり気に入った風景を堪能し、
Caféに立ち寄って、気に入った本を読んで暮
らしている。
「高齢者の居場所を別に作るべき」、失礼な。
である。
井戸端会議をするための来院」、そのような
ことができる高齢者にとっては(わたしはで
きないが)、残された唯一の至福の時間である。
残り少ない時間を取り上げるのは、お門違い
である。
「井戸端会議をするための来院」と医療費高騰
は、本質的に関係ない。高齢者の健康不安を煽
って、高齢者を薬づけにしている医者をなんと
かするのが、本質的な解決策である。間違って
は、困る。
このことについては、若者が高齢者より、賢い
とは限らない。
いずれにせよ。人生は自分の年齢を超えては
理解できないものだ。
現役の者たちに、高齢者の世界は見えない。
わたしたちは、あなた方とは、全く違う世界で
生きている。