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リタイアーのよもやま話

スマートフォン人気で回線大混雑

2011-07-11 23:15:46 | 技術

ヤフーのニュースである。


スマートフォン人気で回線大混雑
パケット定額制の継続は「悩ましい」? 

スマートフォンの急速な普及で、トラフィック(データ
通信量)も急激に増大している。

携帯電話の回線が混雑し、負荷の高まりも深刻化してきた。
(J-CASTニュース)

以上。

というニュースが飛び込んできた。


すると、バケット制について、世界の先行する様子も
ニュースで紹介されている。

AT&T、パケット定額廃止へ  日本への影響を考える

 米英でiPhoneの定額料金廃止。日本は?!

以上。


ところが、それと平行してKDDIのニュースが発表されている。

 

スマートフォン最後発のKDDIが“WiFi基地局”を無料提供
する狙い

  6月29日、KDDIの田中孝司社長と、楽天の三木谷浩史会長
兼社長は、電子マネーの分野で決済インフラを共同で整備する
という提携について華々しく発表した。

 その一方で、同じ日の午後には、会見こそなかったが、KDDIは
ある重要な案件をひっそりとリリースした。内容は、改めてauの
携帯電話の契約者に対して、まだ開始していなかった公衆無線
LANサービスの提供を始めるという地味な話である。

(ダイヤモンド・オンライン)

 

 

6月末、KDDIが一見地味だが意味深な新サービスを発表した
(関連記事)。

auスマートフォン向け公衆無線LANサービス「au Wi-Fi SPOT」
がそれで、今年度中に全国約10万ヶ所への展開を目指すという。

そういえば、昨秋には無線LAN敷設ベンチャーのワイヤ・アンド・
ワイヤレス(Wi2)を買収していたが、そのための布石だったと
すると合点が行く。

 このサービスのポイントは、無線LANが標準装備の通信経路と
位置づけられていることにある。

無線LANスポットの検索は、今後auのスマートフォンにプリセット
される接続用アプリ「au Wi-Fi 接続ツール」で行われ、IDやパス
ワードを入力する手間がない。

最大300Mbpsという高速接続がウリなWi2のアクセスポイントも含め、
すべて無償で使えるというのだから、消費者にも評価されるのでは
なかろうか。

 無線LAN強化という方策は、それだけKDDIがスマートフォン普及
によるデータ通信急増に危機感を抱いているということと、現在
主流の3G回線だけでは近々周波数帯域が逼迫すると危惧している
ことの現れだろう。

グループ企業のUQコミュニケーションズが持つWiMAXを活用する
ことで、迅速かつ安価に無線LANスポットを増やそうというKDDI
の考え方は、ソフトバンクモバイルやドコモに比べスマートだと
もいえる。

 確かに、KDDIはスマートフォンの分野で出遅れた感は否めないが、
「割り切った」あとの対応はかなり素早い。その割り切りとは、
「Webにおいて携帯/PCという棲み分けはいずれなくなる」と
いう覚悟なのだと思う。

 Webにおけるインフラの一部ともいえるブラウザは、少なくとも
AndroidとiOSに関していえば、PC版との機能差は縮小傾向にある。

WebKitの開発動向をウォッチすればわかるように、エンジンの
コードは基本的にPC版と共通であり、ChromeにしてもSafariに
しても同じ方向で機能強化されている。キャリアごとに縦割り
されたビジネスモデルはまた別の話として、今後ブラウザの
機能差は少なくなっていくのだろう。

少なくとも、技術の違いによりケータイとPC(のWeb)が分断
されたままとは考えにくい。

 もうひとつ、HTML 5の登場により、アプリケーション実行環境
としてのWebブラウザの存在感が日毎に増していることもある。

今後さらにHTML 5のスペックが充実すれば、ブラウザは従来の
テキスト/画像ビューアとしてではなく、Webというプラット
フォームのクライアントとしての機能がより重視されるのでは
なかろうか。

 話が若干逸れてしまったが、インターネットがデバイスの違い
により分断されている状況は、スマートフォンの普及で急速に変化
しつつある。
HTML 5の登場など、データ通信量の増加トレンドを裏付ける材料も
ある。

それだけに、一見地味なKDDIの取り組みに注目したいのだ。

以上。


PHSが出た頃、そのスピードと音質で、携帯を上回って
いた。

ところが、何時のまにか、携帯電話が猛スピードで
発達し、PHSは絶滅危惧種なってしまった。

その携帯が、今度は、絶滅危惧種の様相を呈して
きた。

なんというスピードだ。


ところで、わたしはWILLCOMのWS004SHをしばらく
使っていた。

しかし、重たくて携帯する気がなくなり、携帯(PHS)で
なくなってしまったので、買い換えた。

実のところ、退職人間には、不必要なほどの重装備の
機種であった。
いや、現役時代でも、わたしのような年から年中職場に
こもりっきりの人間には必用なかったかもしれない。

現在は、ズボンのポケットにいれても、気にならないほどの
スリムで軽量な機種をもち歩いている。

持っていることに、気づかないほどだから最高である。

社交性もないので、たまに、不動産屋からかかってくるだけで
父親の不動産の管理をしなければ、この携帯電話も必用ではない。

ところで、わたしが、買い換えたら、しばらくして、スマート
フォンとやらの時代となった。

この機種の使い方を聞くと、残念ながら、わたしのような
生活では使う機会がない。

時代に乗れないのは、寂しくて残念だが、費用対効果からして
いたしかたない。

使いもしない高機能の機種を持ち歩くのも、あまり美しい
ものではない。

スマートフォンを持っていなければ、肩身の狭い思いをしな
ければならないような気がするのは残念。

そのスマートフォンが、行き詰まりをみせているなんて、なんと
いうことだ。

びっくりである。


1996年のダイヤル回線28.8kbpsの速度で、インターネットを
はじめて、フレッツADSLで取りあえず満足できる人間に
とって、無線LANなんて、思っていたが、とんでもないスピ
ードで時代は進んでいるようだ。

森村誠一氏は、「社会の変化に素早く順応する能力を身につける」
と言ったが、身につけたくても、実際の生活に使うことのない技術
がどんどんと、毎日の生活に出現してくるのは、堪らない。

電話を受けるためのPHS、フレッツADSのインターネット、本が
あれば、わたしの生活は、取り敢えず本質的な意味においては、
時代にそう遅れは、とっているとは思えないのだが。


汚染水浄化、仙台産ゼオライトが有望

2011-04-08 10:13:41 | 技術

ヤフーのニュースである。


汚染水浄化、仙台産ゼオライトが有望…学会有志
読売新聞 4月7日(木)20時11分配信

東電福島第一原発のタービン建屋地下などにたまる
高濃度の放射性物質を含む水の浄化に仙台市青葉区
愛子(あやし)で採れる鉱物「天然ゼオライト」が有望
であることを日本原子力学会の有志らがまとめ、
7日発表した。

研究チームは、同学会に所属する東北大など5大学
と日本原子力研究開発機構の計59人。

福島第一原発で、難航する高濃度汚染水の処理の一助
になればと、自主的にデータを集めた。

実験の結果、表面に微細な穴の多い「天然ゼオラ
イト」10グラムを、放射性セシウムを溶かした海水
100ミリ・リットルに入れて混ぜると、5時間で
約9割のセシウムが吸着されることを確認した。

以上。

原発事故以来、その事故処理がはかどらなく
絶望的な気分になって、この際この放射能を
除去できるノウハウはないかなんて、思って
いたが、出ました、その技術が。

大変嬉しいニュースであった。
このような技術がもっともっと、開発できるのではと、
期待したいのである。

放射能から逃げ回るのではなく、真っ正面から
放射能退治のノウハウの開発である。

日本の起死回生の放射能退治のノウハウ、日本
国民全員の知性を総動員して、世界のトップランナー
へ。

なんて、期待したいものだ。

災い転じて、福となす。
 

「はやぶさの奇跡」が生まれることを
望んで止まない。

 

 

 

 


太陽電池、液体シリコンで製造成功 大量生産に期待

2011-02-09 11:35:29 | 技術
太陽電池、液体シリコンで製造成功 大量生産に期待


シリコンの溶液を板に薄く塗って焼き固めるだけで太陽電池を
つくることに、北陸先端科学技術大学院大学(石川県能美市)
の下田達也教授らの研究グループが成功した。

従来の方法より安く大量にシリコン太陽電池をつくれる可能性
があり、数年内の実用化を目指している。

 下田教授らは、ガラス板の上に有機溶媒に溶かしたシリコンを
たらし、板を回転させて均一に薄く広げて塗ってシリコンの層を
作製。

それを約400度で熱して固め、薄膜型の太陽電池をつくった。

既存の太陽電池よりまだ発電効率は悪いが、製造コストや時間を
従来より大幅に減らすことができそうだという。

シリコンは現在主に使われている太陽電池の材料。これまでは塊
をつくって薄く切るか、シリコンを含むガスで板の上に薄い膜を
作る方法で太陽電池がつくられてきた。

ただ、固体や気体のシリコンを加工する場合、条件によるが材料
費が高くなったり、製造に時間がかかったりする。

液体シリコンを利用する製造法は未開拓分野で低コスト化や高性能
化が期待できるという。

以上。


このような革新的な技術の話が出てくると、とても嬉しい。


「張り子の虎」に化したアメリカからの脱却と、「張り子の虎」に
なりかねない恐怖感に苛まれる中国の恫喝に、果敢に立ち向かうため
に、多種多様な革新的な技術を結集し、真の虎へと変身しなければ。

なんて、思ったりするのだが。

こっちは、おんぶにだっこの立場だから、ちょっと寂しいが、才能に
恵まれた方々の健闘を期待したい。



<スパコン>長崎大の浜田助教、3800万円で日本一の速度達成 

2009-11-28 22:16:55 | 技術
2009年11月28日(土)のヤフーのニュースである。

わたしとしては、大変嬉しいニュースである。


以下、そのニュースである。



<スパコン>長崎大の浜田助教、3800万円で日本一の速度達成 
安くても作れ、事業仕分けにも一石?
11月27日10時50分配信 毎日新聞

 東京・秋葉原でも売っている安価な材料を使ってスーパーコンピューター(スパコン)を製作、演算速度日本一を達成した長崎大学の浜田剛(つよし)助教(35)らが、米国電気電子学会の「ゴードン・ベル賞」を受賞した。政府の「事業仕分け」で次世代スパコンの事実上凍結方針が物議を醸しているが、受賞は安い予算でもスパコンを作れることを示した形で、議論に一石を投じそうだ。

同賞は、コンピューターについて世界で最も優れた性能を記録した研究者に与えられ「スパコンのノーベル賞」とも呼ばれる。

浜田助教は、横田理央・英ブリストル大研究員、似鳥(にたどり)啓吾・理化学研究所特別研究員との共同研究で受賞。

日本の研究機関の受賞は06年の理化学研究所以来3年ぶりという快挙だ。

 浜田助教らは「スパコンは高額をかけて構築するのが主流。

全く逆の発想で挑戦しよう」と、ゲーム機などに使われ、秋葉原の電気街でも売られている、コンピューターグラフィックス向け中央演算処理装置(GPU)を組み合わせたスパコン製作に挑戦した。

 「何度もあきらめかけた」というが、3年かけてGPU380基を並列に作動させることに成功。

メーカーからの購入分だけでは足りず、実際に秋葉原でGPUを調達した。

開発費は約3800万円。

一般的には10億~100億円ほどかかるというから、破格の安さだ。

そしてこのスパコンで、毎秒158兆回の計算ができる「演算速度日本一」を達成した。

 26日の記者会見で事業仕分けについて問われた浜田助教は「計算機資源は科学技術の生命線。

スパコンをたくさん持っているかどうかは国力にもつながる」と指摘。

一方「高額をかける現在のやり方がいいとは言えない。このスパコンなら、同じ金額で10~100倍の計算機資源を得られる」と胸を張った。【錦織祐一】


以上が、その記事である。


最近、事業仕分けで、スパコンの取り扱いで、話題になっている。

今回、全く新しい発想で、スパコンの作製に挑戦し、実現したということである。

世界一速いコンピューターを作るという姿勢はわたしは大変
大事だと思う。


その心意気こそが、新しい技術を生み出し、限界を飛び越え
ると思うからである。

それはそうと、今回の快挙は、ある意味で、世界一速いコン
ピューターを作りたいという情熱の延長線上にある成果で
もあると思う。

今回の快挙で、これまでにない発想のコンピューターができ
るということを示してくれている。

新しい時代のスパコンの誕生である。

この話し、今、30位くらいで、世界の後塵を拝している日本の
話しなので、大変嬉しく思う。

この快挙によって、今後どのようなことが起こるか、楽しみである。