ヤフーにあった記事である。
厳しく相手を攻撃する人は強い人? 弱い人?
オズモール 11月29日(火)12時10分配信
写真を拡大
“怒り”は精神的な弱さの表れ。うまくコントロール
して冷静さを保って なにか問題が起こると、厳しい
口調で反論したり感情的に攻撃してきたりする…そう
いう相手のことを「気が強いタイプ」と思う人もいる
かもしれないけれど、それって本当に強い人なの?
女性の生き方や働き方について研究している有川真由美
さんは、次のように話す。
「感情的になって相手を攻撃してしまうのは、自分を
守ろうとする防衛本能なのです。それは裏を返せば、
相手に自分の弱点を突かれて傷ついてしまうのを恐れて
いるということ。
精神的に打たれ弱く傷つきやすいときほど、人は“怒り”
で相手を威嚇しようとする場合があるのです」
(有川真由美さん)
つまり、感情的に相手を攻撃している人は、自分を守り
たい一心で“怒り”のバリアを張り巡らしている、という
こと。
決して精神的な強さからくる行動ではなく、むしろ、なに
かしらの弱さを抱えている場合にとりがちな行動だと言え
そう。
「相手から感情的に攻撃をされたとしても、反撃せずに
冷静に受け流しましょう。『ああ、今この人は精神的に
弱っているから大目に見てあげよう』と、ちょっとだけ
上から目線で考えれば、サラリとかわすことができると
思います」(同)
また、自分が感情的に相手を攻撃しそうになっていると
感じたときは、「自分を守ろうとして感情的になっている
けど、これでは相手を傷つけて敵対感情を植え付けるだけ」
と、思い直すことも大切。
相手に“怒り”をぶつけても敵を作るだけで、そんな敵が
増えるほど、さらに自分をしっかり守ろうとして“怒り”
をどんどん増大させしまうことに。
それではいつしか周りは敵だらけになってしまうし、なに
よりも自分自身がつらいばかりでちっとも楽しくないはず。
「本気で自分を守りたいときや重要な局面で熱意を伝えたい
ときには、“怒り”が有効な場合もあります。しかし、
“怒り”で自分の弱さを守ることはできません。感情が
高ぶってしまったときは発言を控えて、気持ちが落ち着く
のを待ちましょう。
反論したいと思っても、それは冷静になってから笑顔で
切り返すほうがうまくいきます」(同)
“怒り”にまかせた発言は一見強そうな印象を受けるけれど、
実は説得力がないし、判断力を欠いている場合がほとんど。
不意に“怒り”が湧いてきたときは、いったん深呼吸をして、
冷静な自分を取り戻すようにしてみて。【オズモール】
同じく、ヤフーにあった記事である。
“怒り”を抑えられない人は、なぜ時間に追われ、病気に
なりやすいの?お仕事編
.
「仕事で認められたい!」「やりたいことを実現させたい!」
・・・そう考えるなら、どんなスキルを身に付けることが大切
だと思う? プレゼン力? 段取り力?
実は、どんなスキルよりも大切なのは「自分の感情を上手に整理
すること」なのだと、女性の生き方や働き方について研究して
いる有川真由美さんは言う。
「人生がうまくいっている人は、どんな問題が起こってもそれ
ほど感情的にはならず、冷静にあっけらかんと対処しています。
感情と問題解決とを混同させず、上手に整理をして折り合いを
つけることが大切です」(有川真由美さん)
なかでも特に重要なのが、“怒り”の感情を整理すること。
なぜなら“怒り”は、人間関係をギクシャクさせるだけじゃなく、
限りある時間を無駄に奪ったり、健康に害を及ぼしたりするため
だ。
「“怒り”はあまり得にならない感情です。ということは、怒って
いる時間が長ければ長いほど、なにもいいことが起こらない時間を
無駄に浪費したことに。
また、“怒り”は相手だけじゃなく、自分自身の心身もむしばむ
負のエネルギーです。
いつも“怒り”に振り回されていると、不眠やうつ傾向になり
やすいため、体調を崩しやすくもなってしまいます」(同)
では、どうしたら“怒り”の感情を整理することができるの?
まずは、なぜ“怒り”が生まれるのかを考えてみて。
「“怒り”とは、誰かに対して抱く感情です。つまり、なにか
しら起こった問題を『誰かのせい』と考えるために、“怒り”
が湧いてくるのです。
“怒り”を整理する第一歩は、『誰かのせい』と考えないこと。
なにか問題が生じても『これは自分で選んできた結果』、つまり
『身から出たさび』と考えれば冷静に対処できます」(同)
問題を「誰かのせい」にしているうちは、それを自分の手で
解決することはできないもの。
でも、「身から出たさび」と考えれば自分の問題として捉える
ことができるので、どうすればその問題を起こさずに済むのか、
解決策が検討できるはず。
それでも“怒り”を抑えられない・・・という人は、「怒った
ら負け!」とつぶやいてみて。怒ったら時間が無駄になり、
体調を崩しやすくなって、思うような人生を歩めなくなって
しまうのだから、それは自分自身の人生に負けたも同然。
そうならないためにも、“怒り”を整理できる女子をめざ
してみよう!
以上。
〝怒り〟についての、記事である。
いろいろと勉強になる。
誰かが言ったが、怒りは、怒りの対象に、怒った
人が、頼っているものがあるから、怒る。
自重したいものだ。