後期高齢者1と2と3と

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前立腺癌治療状況2

2019年06月07日 | Weblog

前立腺初心者は医師の言葉が分からない:

治療を受けるに際し「同意書」に署名して下さいと渡された「説明文書」
「前立腺癌に対する陽子線治療を受けられる患者さん、ご家族のみなさんへ」

こんなん読んで分かる患者がいるのだろうか? ましてやこの病気、60歳超の高齢者が殆んどなのに・・・

でも、理解しないと治療の先が見えてこないので一生懸命にネット検索に励む。
先ずは告げられた「病期の状態」説明文。

・診断名:前立腺癌
・病期・病態・組織型など:
  CICC7版          :T2CN0M0   ステージⅡ
  生検前PSA値       :48.1 ng/ml
      グリーソン・スコア :(3)+(4)=7
      リスク分類          :高リスク

難解でしょう!?  
調べて分かったこと:
「もう少し早く発見できていたら、遺言書の書き方勉強しなくて済んだのに」デシタ!

*CICC7版:Union for International Cancer Control 国際対がん連合
                  ジュネーブに本部を置く民間の対がん組織連合が作成した規約第7版の状態表記方法。
           詳しくは後で・・・。

*生検前PSA値:血液中の特異なタンパク質の量を測るのがPSA検査 prostate-specific antigen。
        PSA検査で怪しいと判断されCTやMRIで調べても確定出来ない時に、細胞を採取して
        顕微鏡で組織を検査をするのが「生検」。その生検前に行ったPSAの数値のこと。

*グリーソン・スコア:生検で撮った病理画像を分析して、もっとも面積の大きい組織像と、2番目に面積の大きい
        組織像を選び、 それぞれの組織像を1~5までの数値で採点(スコア)する。
         1が最もおとなしいガン、5が最も悪質なガンで、その2つの組織像の合計点数が
        グリーソン・スコアとなる。グリーソンとはこの方法を考案した人の名前です。
        (最も悪性度の低い「2」から、最も悪性度の高い「10」までの9段階に分類されることになる)

*高リスク:再発や予後寿命などを考慮して治療方法を決める際の分類で、PSA値やグリーソン・スコア、TNM値を
          組み合わせて決めるリスクの分類。極めて低リスクから超高リスクまでの5段階。
          詳しくは後で・・・。

◆詳しい内容:

*CICC7版:T2CN0M0   ステージⅡ
 ・T(tumor):ガンが前立腺内に留まっているか、外の臓器や組織まだ及んでいるかを示す。
 ・N(nodes):リンパ節への転移の有無を示す。
 ・M(metastasis):離れた臓器や組織への転移の有無を示す。

★自分の場合:
T2CN0M0は「左右両方にガンあり、リンパ節転移なし、離れた場所の転移無し」でステージⅡとなる。     

*PSAの基準値

★自分の場合:生検前PSA値 48.1 ng/ml は99%の確率でガンだ!

*グリーソン・スコア:

★自分の場合:グリーソン・スコア は(3)+(4)=7だから中くらいの悪さのガン。

* リスク分類:


 ★自分の場合:PSA値が20超なので「高リスク」になる。 

 

医師の言葉が分ったので、次回はx線から陽子線治療に切り替えたわけを書きます。

 


  
     

 

 

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