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後期高齢者1と2と3と

後期高齢者に組み込まれて運転免許試験も認知症検査付き
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後期高齢者1と2と3と「感動の山のぼり-2」

2022年11月02日 | Weblog

★南木曽岳(なぎそだけ)下山中に梯子橋から転落した

南木曽岳の登山道は上り専用/下り専用の一方通行で、下山道は梯子や鎖が満載です。

間伐材を利用した梯子橋は有難いが、腐食が進んでいたりする箇所もあるので要注意です。

今回は梯子橋を渡り終えた所で起きた・・・
梯子橋の着地点で手摺を持ったら、バサッと先端部が取れてヨロッとよろめき
バランスを崩し、そのまま背中から谷側に転落してしまった。

気が付けば、幸いに崖下まで落ちることなく、足を登山道に頭を谷側に仰向けで倒れていた。
背中のリュックサックがクッションと滑落防止の役割を果たしてくれた。

これ以上ずり落ちないように、相方が足を掴んで確保して呉れたので
自力で方向転換を果たし、登山道に這い上がり復帰出来た。

相方には感謝あるのみ 。 必死だったんだろう。
掴んでくれた足首と手首に紫色のアザの手形が残っている。 

登山道に戻ってからは、日没までに時間が無いことで気が急くも
疲労で脚に力が入らず、まだまだ続く梯子やえぐれた溝の登山道に難渋した。

それでも、もう再びは来れないからと写真を撮りながら懸命に下った。














登れた喜びと転落事故を小事に留めてくれた相方への感謝を持って駐車場に戻った。

そこには思いもよらない感動があった。
下山途中、足が攣って小休止していた時、後から来た二人の男性が
「安全に気を付けて」と声かけして下山して行った。

・・・ナント駐車場に戻った時この二人が車で待っていてくれたのだ。
時刻は17:05・・・薄暗くなり下山を心配してのことだと直ぐに分かる。
「無事の下山よかった」とOKサインを出して駐車場を離れて行った。

深く一礼して見送った後
山仲間の絆のような思いが伝わる出来事に感動した。「ありがとうございました」。

この歳になると気持ちと肉体の乖離が大きくなり、山登りは次第に難しくなる。
9時間の南木曽岳登山 おつかれさん。相方には「ありがとう」。

今回の出来事を忘れず山を楽しみたい。 


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