後期高齢者1と2と3と

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Windoes10付属の「Outlookメール」

2017年11月02日 | Weblog

仲間内でもWindows10パソコンに買い替える人が増えて来ました。

先日のPhotoshopの件に続いて今週は“Outlookメールの添付書類が消える
まったく開けない”と云う問題に遭遇した。

Windows10に買い替えると、Outlook(アウトルック)と云うメールソフトが付いて来るが
これが曲者で、Outlookで作成したメールはOutlookで受信しないと問題が発生するのです

Windows7や8とかバージョンアップして10にした人は、従来の「Windows Liveメール」を
使っている人が多く、Outlookで書いた人からのメールを受信するとこの問題に見舞われます。
Microsoft社以外のThunderbird(サンダーバード)でも同様です。
つまりWindows10の「Outlook」と従来の「Windows Liveメール」は互換性が無いのです。

互換性のない二つのメールソフト
 
 
添付書類が消えてしまうとか、開けないなどは重大な欠陥ではないのか・・と思いきや
Microsoftの言い分はこうだ「これらは欠陥ではなく、そういう仕様なのです」・・・と
添付書類が消失しているのでは無く、表示されていないだけで特別のソフトを用いるか
Outlookで受ければ読むことが出来ます。  だって バカヤローである

Outlook2013から送信してWindows Liveメ-ルで受信すると添付を示すクリップマークも無く
消えたわけではなく見えないだけと言われても、添付されていないのと同じだ。

Outlook2013から送信してOutlook2013で受信すると
添付を示すクリップマークもあり、添付されていることが分る

メールをインターネットのWebメールを利用する人や団体などは100%メールが開けない。
しかも馴染みのないメールなのでウイルスかと心配になる。

Outlookから送信してWebメールで受信した場合は「Winmail.dat」と云う
見慣れないメールが届きクリックしても開けない。

 

対策:メールを送る側で対処して送信するのが基本
1.Outlook メールの書式を「テキスト形式」を指定して使う(下図をクリックすると拡大)
 ・「リッチテキスト形式」、「HTML形式」を使わない
               
   「テキスト形式」      「HTML形式」         「リッチテキスト形式」  

2.書類や写真などの添付物は「Zipホルダー」に入れて送信する  
 ・添付したい資料の上で右クリックして→「圧縮」→「.Zip」 を順にクリックで完成
   

3.Outlook メールの設定を「ファイル」の「オプション」で変更しておく。
 ・詳細設定→文字設定オプション→「送信メッセージのエンコード方式を自動選択する」のチェックを外す。
 ・メール→メッセージの作成「次の形式でメッセージを作成する」で「HTML」を選択して設定する。
 ・メール→メッセージ形式→「テキスト形式メッセージ内の余分な改行を削除する」にチェックを入れる。 
 ・上記の「インターネットの受信者にリッチテキスト形式のメールを送信する際以下の形式を使用する」で
  「HTML形式に変換」を指定する。

Winmail.dat」とは何者
Outlookメールでは Neutral Encapsulation Format (TNEF) というフォーマットでメールを送信しているが
受け側のOutlookで開くのに必要なデータと添付書類を一緒に「Winmail.datというカプセルに入れて送るが
WindowsメールやWindows Liveメールでは表示せず、他のメーラーでは「Winmail.dat」がそのまま表示される。

 

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