後期高齢者1と2と3と

後期高齢者に組み込まれて運転免許試験も認知症検査付き
せめてgooブログで脳トレに励むことに・・・

2度目の退院報告 手術編

2007年09月07日 | Weblog
9月7日午後1時退院しました。
手術開始から僅か48時間で退院とは
自分でもビックリ・・・歩くのはスリ足でないとかなり痛い

周囲も心配して、「完全に治るまで入ってろ」と忠告してくれるが
病院で「もう大丈夫デス。我慢して歩くことが好ましい」と退院を勧める。
・・・・帰宅して分かったが、掛け金の安い保険は入院日が5日以上ないと
支払い対象にならないそうで、それなら土日入ってれば良かったと損した気分。

S市の市民病院7階で午後1時から手術開始の知らせ。
裸になってチャイナドレスみたいに横がヘラヘラに開く上っ張りを着て
ベッドごとエレベータに乗せられて手術室へ。
無塵服を着た看護婦4人と医師2人が待ち構えていて無塵ベッドに移される。
天井は青白い光線の照明で「いよいよ」と思わせるものがある。更に手術ベッドに
移され、太陽光線を発する4個のリングライト2基がパッと点灯して手術開始だ。

背骨に腰椎麻酔が打たれるが、痛いこと痛いこと 思わずウッと声が出る。
まあ~るく丸まって痛さを堪えていても勝手に声が洩れてしまう。
終って、感覚の麻痺度のチェックをするが肝心の切開部分は麻痺して来ない。
ならばと切開部の局部麻酔を4本打ってメスが入った。
スッポリと頭から白い布が被せられ開腹の画面は見ることが出来ないが
何やらモソモソと開いて行く感じは伝わって来る。

表面の皮膚を切って、次は皮下脂肪を電気メスで切るから、ジッジッと
肉を焼く臭いがする。昼飯抜きなので、「うまそうな臭いですネ」と
話し掛けたが無視された。
その時、看護婦が「○×△**です」と意味不明のことを執刀医に告げた。
そこで手術が止まった・・・何だか分からないが注射が打たれて15分くらい
たって再開した(後で聞いたら麻酔が多くて血圧が異常低下したとのこと)

この間二人の医師は暇になったので「クラウンがイイかカルディナがイイか」
なんて車の話を始めたので「ワゴンはアウディがいいッス」って雑談に加わる。
極めて緊張感の無い手術では有ったが通常の2倍の時間を要した。

最後の縫合はカチャカチャと音がするので「ホッチキス」と
と尋ねたら「分かるかね」と言われ「スゴイ時代だ」と妙に安心して
気楽になり、「切腹した大石蔵之助は痛かっただろうね」と雑談しながら
手術室を出る。その間際に「この手術室のクリーン度は幾つって聞いたら
「調べておきます」だって・・・以外にも医師の知識範囲は狭かった。

ホッチキスで止めた手術後(抜糸は無いが抜針はするそうだ)
 
コメント (2)
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