奈良県の建築家が日々思う設計事務所の家づくり日記、住まいの設計や住宅設計、注文住宅、注文建築、暮らしの事、収納の事

住宅の設計・リフォーム、暮らしのデザイン提案を家具や生活習慣まで丁寧に考えています。

(仮称)暮らしのシーンに和モダンのエスプリが集う格子の家新築工事、家のカタチに存在する二次的デザインの志向に、和の趣と同時に陰影や光の帯が生み出す空間のカタチと存在感LDKと玄関に。

2020年07月30日 | (仮称)暮らしのシーンに和モダンのエスプリが集う格子の家

注文住宅・マイホーム・住宅設計・見取り図・間取り図

建築デザイナー

設計とデザインのチカラで

暮らしの空間を上質に整えてみませんか?

やまぐち建築設計室ホームページ 

 

※現在の現場の様子・外観

 

皆さんは何の為に家を建てるのですか?

それは大事な部分・・・・・。

※昨年提案途中での外観CGデザイン案

 

※工事中玄関ホール

 

家を建てるのが目的ですか?

それとも家を建てる事によって

得る事の出来る「何か」ですか?。

 

(仮称)暮らしのシーンに和モダンのエスプリが集う格子の家新築工事。

※LDKの浮遊する天井

住まい手 Fさま

設計監理 やまぐち建築設計室 建築家 山口哲央

施工管理 株式会社 南工務店 現場代理人 建築部 部長 N谷氏

※工事中LDK空間

 

現場LDKスペースの浮遊する天井のカタチは

出来上がり、癒しの空気を生み出す

仕掛けを仕込む打ち合わせも「ある程度」まで決まり

準備の段階に・・・・・。

 

浮遊する天井は「陰影」を生み出す仕掛けでもあり

また・・・コーブ照明として「光の帯」を

つくりだし天井を照らす「建築化照明」・・・・・。

建築と一体となる建築に仕込まれた照明装置。

 

コーブ照明は、折り上げ天井の中に照明器具が設置され、

光を天井に直接当てることで

その反射した光を照明にします。

 

例えばですが、

ホテルのロビーや寝室などでよく使われており、

とても高級感のある仕上がりとなるのが特徴。

 

コーブ照明を有効的に活用できるのは、

天井の高い空間や細長い空間。

なので・・・・その比率は空間を認識して

予め設計デザインに施していますよ。

 

また、光源が視界に入りにくいため、

強い眩しさなどを感じにくく、

空間全体を柔らかい明るさで包んでくれます。

 

そのため寝室や書斎など、

落ち着いた雰囲気を出したい場合に

おすすめしたい照明の設置方法。

 

コーブ照明は設置場所によって

広がりのある空間を演出したり、

光の帯を作り出して

印象的な空間を演出する為の表現のひとつなので

今回の空間に応じた「カタチの仕掛け」も施して

光の選択のひとつに「空間シーン」をデザインしましたよ。

 

夜間での照明テストも楽しみ・・・・・。

 

器具を見えないようにして

光のみを見える様に。

それによって「浮遊する天井」は

また空間に彩を添えつつ

気持ちを癒す「魔法の箱」にも

変化しますよ。

 

時間の違いで生まれるリビングや

ダイニングスペース、

そしてキッチンから見える室内の風景。

 

人は居場所で気分が変化しますよね。

そういうところ「家」という

暮らしの器に必要な資質は何なのか?

 

希望や理想、現実、気分と暮らし方・・・・・etc。

家族の喜怒哀楽に程よく。

※工事中玄関ホールの様子

 

そういう部分での仕掛けも連続的に。

玄関に入った部分の壁とLDKの壁

その屋外に「同じ」壁質を。

 

建材メーカー「WOODONE」の

デザインウォールを陰影と雰囲気のデザインツールとして

今回こちらの住まいでも採用していますよ。

 

今年の春にも建材SRで実際に

メーカーアドバイザー宮田さん工夫部分を

吟味して打ち合わせの内容で・・・・・。

イロイロと考えた末での「横張り」。

 

縦に張る「それ」との違い。

横ライン・縦ラインの印象操作が

そこには存在していて「奥行」にも

感覚が連動しますからね。

物の選択やデザインの方向性に

理由があって勿論それは「直感」と「理論」の融合ですよ。

 

人の感覚は建築計画論や

その他の学問だけでは解けませんから。

 

暮らし方の提案やデザインもそうですよ。

現場ではLDK部分の壁、

デザインウォ―ルの採用エリア組み方について

工務店・現場管理の担当(現場代理人・現場監督)と

大工棟梁がその部分の「融合」意識のすり合わせ中。

実際に現場での作り手の仕事、

段取り以外の部分も大事な内容・・・・・・。

 

階段を交える吹き抜け部分。

ここからの差し込む「雰囲気」も

もうすぐ見えてくる頃。

 

 

フレキシブルな空間としてフリーとなっている

二階のこのエリアは

先行して壁紙(クロス)を張る準備で

下地の処理中ですよ・・・・・・。

 

段階的に仕上げに向けての

各職人さん達や設備業者さん達の

出入りも始まり

メインで動いていた「大工さん」は

もうすぐ一旦現場での間が空く予定。

 

仕上げのカタチが見えてくると

雰囲気もまた随分変化した状態で

見えてきますよ・・・・・・。

 

居心地の雰囲気。

 

住み方のデザインは

人生を変えますよね、

劇的に・・・・・。

 

過ごす環境と

空間が生み出す意味を丁寧に。

 

良い意味での暮らしに影響がある

そんな場所にデザインして

設計で整えるように・・・・・。

 

雰囲気を味わう空間となる事で

過ごす時間の豊かさをデザインしていますよ。

 

 

Produce Your Dream>>>>>

建て主目線+αの提案・・・・・。

明日の暮らしを設計する

建築と住まいとその暮らしを豊かに

URL(ホームページ)

http://www.y-kenchiku.jp/

<<<Yamaguchi Architect Office


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