奈良県の建築家が日々思う設計事務所の家づくり日記、住まいの設計や住宅設計、注文住宅、注文建築、暮らしの事、収納の事

住宅の設計・リフォーム、暮らしのデザイン提案を家具や生活習慣まで丁寧に考えています。

注文住宅の新築計画やリフォームで考える収納や家具レイアウトと暮らしの充実度、間取り計画住まいの設計デザインに大切な過ごし方のルールを整理整頓するの事で家事も移動も便利に。

2024年01月15日 | 家 住まい 間取り プラン

設計とデザインのチカラで

注文住宅独特の

暮らしの空間を上質に整えてみませんか?

やまぐち建築設計室ホームページ 

※LDK空間内観デザイン設計プラン提案CG(家具レイアウトを含む余白イメージ)

 

よく考えられた家を建てると

暮らしが楽しくなる・・・・・。

※LDK空間内観デザイン設計プラン提案CG(家具レイアウトを含む余白イメージ)

 

一日家の中で過ごす事を

考えてみると・・・・・。

 

移動する場所や移動する際の

空きスペースのバランスと

快適性の余白の存在。

 

快適な過ごし方が

出来るようにするには

どんな「つくり」にすればいい?

 

いざ住んでみる事で見えてくることは

沢山あると思います。

 

家具が邪魔でコンセントが届かない。

廊下や移動するスペースが

意外に曲がっていて

歩きにくい・・・・etc。

 

家づくりの大切な要素として、

日々の生活でストレスが

溜まらない造りであることが

挙げられます。

 

人の家の中側や外側での行動を

カタチの「状態」に

落とし込んで人の動き「動線」を

きちんと整理整頓することで、

このような原因と問題を事前に

プランの段階で解消するように・・・・・。

 

例えば、室内で移動する際に

空きスペースがそんなに余裕が無く

歩きにくい・・・・・。

 

室内であっても

危険を伴うことは「行動」や「年齢」を

意識する事で予見できますし、

いびつな家具のレイアウトになると

移動する際に

ぐるっと無理な往復する事も

見えてきますよね。

 

このように家を建てる際、

「動線」という

人が通る経路を予測して

間取りの計画にソフト面とハード面を

レイアウトすることが、

快適でありつつ

家の中を危険な状態にしない

計画につながりますよ。

 

動線計画と、

それに合った家具や間取りの

配置を丁寧に・・・・・。

 

基本的な考え方として

動線計画を考える時重要なのが、

「動線の種類が被らないこと」です。

 

動線には、ご飯や洗濯、

掃除を行う「家事動線」、

リビングからトイレや

お風呂など部屋を

移動する「生活動線」、

家族以外が家に来た時に通る

「来客動線」・・・・・。

この3種類が主なものです。

 

これ以外にも生活のスタイルや

特殊な事情によって

内容は変化しますが

基本的にこれらが

同時間帯で交差しないようにすれば、

快適性も安全性も向上します。

 

例えば来客動線が

生活スペースに被っていなければ、

そこを通らずにお客さんを

家の中に案内できます。

 

このように注文住宅で

家の間取りを考える際は、

これらができる限り

交わらないように

動線計画を立てています。

 

より良い状態に計画する為には

人の動く幅、癖を考えて、

動線に余裕を持たせます。

 

人が通る移動スペースを

十分に確保すれば、

どちらかといえば

ストレスフリーの状態で

移動が出来て

家の中でもスムーズに過ごせます。

 

一般的に正面を向いて

人が移動する時に必要なスペースは

55~60cm、

横向きで通る時は

45cm程が必要になります。

 

建築計画論的には・・・・・・。

でも人それぞれに

動作の予備動作があり

ポジションや

意識する壁の範囲に違いはあります。

 

ですが、少し広めに空間を取ることで、

圧迫感も少なくなり

移動しやすい動作を

取りやすくなります・・・・・。

 

そして大切なのは

動線の邪魔になる場所に

家具を置かない事。

 

廊下でもホールでも

室内でも水まわり等の位置から

移動する際も

全てそういう時間帯と移動のルートが基本。

 

もちろん移動スペースの途中に

家具があればそれを避けて

通る必要があります。

 

廊下もそうですが、

過ごす「室内」でもこれは重要。

 

最初に書いたLDK

リビングスペースやダイニングルーム

キッチンスペース等も。

 

室内を移動する度に

出入り口となる扉までの範囲でも

一回移動する度に

過度な動きの制限を受け

ストレスになる事ありませんか?

 

例えば食事時間等でリビングから

ダイニングスペースへ移動する際

スペースは広くても

極端に細かく向きを変えながら

歩かないと移動できない・・・・・。

 

そんな事はありませんか?。

 

洗濯物を干す時に

移動のルートになっている場合、

リビングに置いているソファが

極論ですが、

廊下や人の移動する為の

通路となる部分に

はみ出ていたらどうでしょう?

 

横を向いて通ったり、

洗濯カゴを持ち上げたり

人の居場所と重なって

不快な思いをする事に

なるかも知れませんよね。

 

これは少し大げさな

例かもしれないですが、

家具の置き場所には

そんな際の移動の仕方も

影響するので

生活のシーンを

思い描く事が大切・・・・・。

 

家具を置く場所は

コンセントを考えて

レイアウトする事も必要になります。

 

何か家電をレイアウトすると

それを使う時に

直接的に間接的に

連動する家具の存在。

 

コンセントが家具で隠れてしまったり、

動線を気にしすぎて

家電の位置とコンセントの位置が

離れてしまったり

することがありませんか?。

 

現代の生活に

電気は必要不可欠です。

電気を使う家具も

当たり前のように増えてきています。

 

電動で変形する

リクライニングソファー等もそうです。

 

自身の生活のスタイルに対して

家具の配置を頭にいれながら、

室内の予備空間と

動線を意識して

考えるのは難しいと

感じる方もいらっしゃると思います。

 

実際の部屋の間取りを考える際に

暮らしの最適解を意識するには

先ず・・・サイズ感を自分の体の動きで

思い起こす事が近道ですよ。

 

その上で自分の体を動かしたり

移動する時の癖を

きちんと見直す事・・・・・。

 

住み方のデザインは

人生を変えますよね、

劇的に・・・・・。

 

良い意味で暮らしに影響がある

そんな場所にデザインして

設計で整えるように・・・・・。

 

暮らしの空間、

選択と検証の結果に

居心地をゆだねてみませんか?

 

◼️設計デザインの問い合わせ
ご相談・ご質問・ご依頼等は
やまぐち建築設計室
オフィシャルホームページ

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やまぐち建築設計室
建築家 山口哲央
https://www.y-kenchiku.jp/
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