奈良県の建築家が日々思う設計事務所の家づくり日記、住まいの設計や住宅設計、注文住宅、注文建築、暮らしの事、収納の事

住宅の設計・リフォーム、暮らしのデザイン提案を家具や生活習慣まで丁寧に考えています。

階段の工夫で間取りも家の広さも使い勝手も動線も変化します、広さの感覚や使い勝手の良さなどを暮らしの価値観からも手繰り寄せて階段の持つ機能性と役割に設計とデザインの工夫を提案。

2024年07月04日 | 家 住まい 間取り プラン

リビングなどの空間を拡張する場合

あえてリビング階段を考えて

階段はスケルトンにする。

 

普段、何気なく利用している階段。

※兼ねる要素をデザインした狭小住宅でのリビング階段提案事例(スケルトンタイプ)

 

二階建てや三階建て

場合によっては四階建ての住宅の場合

階段は意外にスペースをとる部分。

 

間取りの構成にもよりますが

ある程度のスペースは必要になります。

 

廊下に階段を設けたり

ホールに階段を設けたりする場合

ホールそのものを部屋として

活用できるように

設計することもありますが、

全体の広さや面積のバランスもあります。

 

建物の中では階段スペースは

意外に面積を必要とします。

 

そういった場合に

暮らし方や価値観を相談したうえで

リビング階段を

採用することも多いです。

 

兼ねる空間として

階段をスケルトンの状態で

見通しをよくして

リビングの機能的な面にも

アプローチするような設計案で。

 

ただ上下階に移動するだけの

階段ではなくて

視界を調整する役割を持たせたり

陰影を楽しむギアとしたり

居心地を生み出す

デザインとして採用したり

居場所を生み出すスペースとして

活用したり。

 

様々な展開を

デザインすることができる

階段の要素。

 

間取りの関係性で

階段にも様々な役割が生まれます。

 

スケルトンとすることで

段板と段板の隙間から

階段の向こう側を見渡せるため

空間に広がりも生まれます。

 

玄関や廊下に階段を計画することで

生まれる間取りの良さもありますし

逆にリビング階段として

空間の意味と過ごし方を拡張することも。

 

様々な可能性と選択肢から

階段のイメージと役割を

考えてみませんか?

 

暮らしに程よい階段のイメージ。

 

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 建築家 山口哲央
奈良県橿原市縄手町387-4(1階)
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