奈良県の建築家が日々思う設計事務所の家づくり日記、住まいの設計や住宅設計、注文住宅、注文建築、暮らしの事、収納の事

住宅の設計・リフォーム、暮らしのデザイン提案を家具や生活習慣まで丁寧に考えています。

窓と間取りと方位のバランス・・・窓のサイズやレイアウトによる暮らしの違いをイメージしながら存在価値を高めるように、インテリアにも大切な窓の検討と理由。

2020年10月21日 | 設計の事デザインの事

設計とデザインのチカラで

暮らしの空間を上質に整えてみませんか?

やまぐち建築設計室ホームページ 

※玄関横の坪庭側に設けた窓と廊下突き当りの坪庭に通じる窓の連続性の過去事例

 

注文住宅の間取りを考えながら

外側と内側の両立と

どこにどんなレイアウトするのかによる

完成した家の雰囲気を

大きく左右する窓の存在。

 

一言で窓といっても、

窓の個数や高さ・・・種類など、

決めるべきことはたくさんあります。

 

窓を設置する方角、

特に北側の窓の魅力について・・・・・。

※光を和らげる為の設計デザインによる工夫を施した中庭の窓(過去事例)

 

常に安定した日差しが入ってくる。

東西南北それぞれの窓には、

日差しがたくさん入って来る時間帯があります。

 

東向きの窓だと、

太陽が昇ってくるタイミングから

10時ごろまでの間は、

日差しが多く差し込みます。

 

同様に、南向きの窓は、

真昼の時間帯、

西向きの窓だと、

夕方の時間帯にたくさんの光が入ってきます。

 

ここで、北側の窓の特徴として、

直射日光ではないため、

強い光ではないものの、

1日を通して安定して

日差しが入ってくるというところ。

 

建築概論・計画論だけではありませんが

実際に経験したことはないですか?

 

それほど明るい訳ではありませんが

一日をい通しての明るさが

安定している事による環境の価値を・・・・・。

 

時間帯によって

カーテンを開けたり閉めたりするという手間を

省くことができますし、

この北側の窓特有のメリットを活かして、

北側に仕事部屋や書斎を持ってくると、

日中にストレスを軽減した

生活をすることが可能です。

 

南側の窓を活用することで風通しの良い家に

 

日中に多くの日差しが差し込んでくることから、

南側に大きな窓を

設置する方は多いのではないかと思います。

 

しかし、風通しという観点でみると、

南側の窓だけでは、

風通しの良い家と言うことはできません。

 

窓は1つだけ開ければ良いというものではなく、

2つの窓を開けて、

風の通り道を作ることで初めて、

風通しが良くなります。

 

また、その2つの窓が一直線上にあると、

より効果的です。

 

南側の窓と同時に、

北側の窓を設置することで、

風通しの良い家を実現することが

可能に近づきます・・・・・。

 

その意味でも、

北側の窓を設置することには

メリットがありますよね。

 

天窓(トップライト)も設置しやすい

 

注文住宅では、

開放感のある家にするため、

天窓を設置するケースもあります。

 

しかし、先にも書いた通りに、

東西南は太陽の通り道であるため、

強い直射日光が差し込む時間帯があります。

 

それに比べて北側は、

直射日光が差し込むことが少ないため、

日差しによるストレスを感じることなく、

天窓を設置することが可能です。

勿論「屋根のカタチ」にもよりますよ。

 

そこはトータルでのコーディネートが

大切な部分・・・・・。

 

様々な魅力を持つ、

北側の窓ですが、

やはり選択には適材適所の考え方が大切。

 

北側の窓だけではありませんが

窓の選択、レイアウトやサイズには

様々な理由と効果の

バランスが存在していますよ。

 

外側からも中側からも考えるデザインの効能。

 

住み方のデザインは

人生を変えますよね、

劇的に・・・・・。

 

良い意味で暮らしに影響がある

そんな場所にデザインして

設計で整えるように・・・・・。

 

Produce Your Dream>>>>>

建て主目線+αの提案・・・・・。

明日の暮らしを設計する

建築と住まいとその暮らしを豊かに

URL(ホームページ)

http://www.y-kenchiku.jp/

<<<Yamaguchi Architect Office


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