20代・30代での
こだわりの家づくり。
家庭では出産、
子どものこと、
親のこと、
また仕事でも
大きな岐路もあります。
20代・30代では
これからの生活を
どんな風に描いていこうかと
考え始める事も
多くなりがちです。
そして、「家はどうする?」のか
賃貸? 分譲マンション?
一戸建て?「費用は?」
いくらかかるのか?
住宅ローンは?
頭金は?
返済は?・・・・・。
暮らしについて
真剣に考え始めるのも
20代・30代が多くなります。
僕自身もこれまで
20代・30代の
若い家族の住まいを
いくつも手掛けてきました。
中には、
住まいの設計中に
新しい家族が
増えたという
住まい手さんも・・・・・。
そんな、
まだまだこれから
変化していく、
若い家族の住まいつくりに
心掛けてきた事と、
20代・30代で
家づくりをされた方々の
住まいを、
参考にしていただければと
思います。
例えばですが、
コンパクトな家づくり。
夫婦と子どもで4人
という家族の場合、
延べ床面積にすると
一般的には
30坪~35坪程度に抑えます。
価格にすると
相場やその時期での
物価にもよりますが
2000万円台から。
予算をかけるところと
抑えるところの
メリハリを
はっきりつけます。
予算を抑えられない
ところもあります。
それは地盤や基礎、
建物の構造等に関する部分です。
昨今の震災等でも
わかりますよね。
土地により
地盤や基礎に
かかる費用も
変わって来ますので、
土地選びから
設計事務所にご相談ください。
間取りはなるべく
仕切らず、
必要なときに
建具(扉)などで
自由に部屋の大きさを変え、
コンパクトでも
広々と生活が
できるようにと思います。
勿論、生活環境にもよりますが。
子育て世代は
家族それぞれに
思っているよりも
実際には日常的に
負担がかかります。
家事動線を
シンプルでコンパクトに
そのことが
省スペースにつながり
少しでも家事の負担を
減らすことができます。
設備機器は
可能であれば
程々のグレードに。
設備機器は
どんどん進化して
便利になっています。
でも本当に必要な機能は
ごくわずかです。
あれこれスペックを比べると
高いグレードのものが
よく見えてしまいますが、
設備はコストに
メリハリが付けやすい
部分でもありますし
10年単位での入れ替えなども
発生する場合があります。
ですので
そのあたりは考え方を
家本体や仕上げとは
切り離す事も視野に。
可能であれば
心地よさを求め、
自分らしい住まいを。
そして、
こだわりには
優先順位を付けて実現する。
設計事務所での家づくりでは、
一つ一つを
選択していきますので、
優先順位や
メリハリが付けやすいです。
光や風は住まいにとって
大切な要素ですので
しっかり間取りと共に
室内から見える風景や
外からの環境も大切に。
僕は設計の中で、
居心地の良さを求めて
さまざまな工夫を
提案していきます。
すっきりした
住まいの実現には、
収納が大切です。
20代・30代は
まだまだ物も少
ない方が多いですが、
子育てを始め
成長過程の中では
これから増える一方にもなります。
適時の断捨離も視野に
現状の把握と
今後の検討を一緒に。
家づくりを楽しむ事。
家づくりは
人生のもっとも大きな
イベントのひとつです。
セルフビルドも
楽しいですね。
外部のウッドデッキを
自分で作られた方もいます。
自分で出来ることは自分で。
建物が完成した後の、
家屋登記を
法務局で聞きながら
自ら手続きされた方もおられます。
将来のことバリアフリー。
まだまだ考えたことも
少ないかもしれませんが、
いずれは誰しも老います。
世代を問わず
バリアフリーや
加齢による変化は
暮らしのテーマでも
ありますので、
環境変化による
リフォームや
リノベーションも含めて
末永く住まうことの出来る
家づくりを環境と共にと思います。
住まいのリフォーム・リノベーション
模様替えや増改築について
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建築家 山口哲央
奈良県橿原市縄手町387-4(1階)
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