奈良県の建築家が日々思う設計事務所の家づくり日記、住まいの設計や住宅設計、注文住宅、注文建築、暮らしの事、収納の事

住宅の設計・リフォーム、暮らしのデザイン提案を家具や生活習慣まで丁寧に考えています。

借景を暮らしの一部に生かすように窓と人の位置関係を・・・・・。

2013年10月23日 | 建築家 設計の仕事 監理の仕事

土地の整備・整地工事が落ち着く月末に、

建築工事に入る(仮称)暮らしに寄り添う和モダンの家新築工事・・・・・・。

 

 

奈良・橿原市内での建て替え工事です。

 

 

住宅地ではありますが、近隣や道路とは立体的な段差があり、

周辺は視界がある一定までは担保されるような土地・・・・・・。

 

 

法制度での規制もあり、隣地との土地境界からは1.5メートル以上、外壁からの距離を

保つことが条件とされている地域。

建物の高さや位置関係にも様々な要件があり、

規制を厳しく受ける分、建物の面積や大きさにも多くの規制があり、

大変・・・・都市計画法や建築基準法・・・・その他の法規制に悩まされる地域ではありますが、

そのマイナス面を逆の意味・・・プラスとして受け取り、

柔軟に発想して・・・・「よいかたち」となった住まいのプラン。

 

 

許認可も問題なく済み、

建築着工まで本当にもう少し・・・・・。

 

 

プランを思考して、住まい手さんとの打ち合わせや相談を重ねていた時の事も

イロイロと思いだされます。

 

 

借景の話し・・・・・。

その当時、工事の途中だった「借景を楽しむ和モダンの玄関共有二世帯住宅」を

見学いただいたこともあり、その設計の工夫と環境の取り入れ方と窓の意味を

お話しさせていただきました。

 

 

そういう意味で今回の(仮称)暮らしに寄り添う和モダンの家も、

いくらかの借景のポイントをつくっています。

 

 

眺めは敷地の中だけで完結させる場合とそうではない場合、

そして良い部分を取り入れて、それ以外は視線から外すというケース・・・・・。

 

 

 

個々に「土地の状態やロケーション」計画の内容によってそれは様々です。

 

 

今回は、一部を取り入れてそれ以外は外すという計画で。

近隣の状況を設計に活用する思考で・・・・・。

 

 

 

内と外の関係を設計するのは人の動きとなる「動線」だけではありませんよ。

視線が自然にそこへ向かうように・・・・・・。

「窓」の位置関係は「内側」からも「外側」からも思考していますよ。

 

 

高さと広さと面の関係・・・・・・そこに「出現」させる工事はもうすぐスタートです。

 

 

 

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