住まい造り・・・・・トイレの場所の価値を考える。
住む場所の考え方としては、ほぼ・・・・・最少の空間になる場所。
人が入る基本的な場所としての価値もイロイロありますが、
機能も集約されていて、住宅設備機器を置くだけで
まとまるケースもあります・・・・・・。
ただ・・・・それだけの場所にするのか、
そうではない一工夫と心地よさのある空間にするのかの違いで
大きな差は生まれますよね・・・・・住みはじめてから・・・・。
狭い場所であっても、機能性と心地よさのつくり方で
随分「使い方」や「暮らし方」にも変化が生まれますよ。
例えば、プライバシー性のなかに広がるような場所をつくる。
床から天井まで、そして壁全体を窓のようにデザインする。
トイレそのものに割り当てられる面積が
小さい場合で良い意味での「コダワリ」がある場合、
そういった「壁の面」を使って広く見せる工夫をすることもあります。
ただし・・・・・そうなると、見えてしまいますよね。
開放感がある窓がると、
逆に外からも見えますから・・・・・。
そこを一工夫するように・・・・・見えないように。
でも、自分からは外が見えたり、
マジックミラーを使う訳ではありませんが、ある意味「設計の魔法」。
窓の手前側に、細い格子面をデザインする事で、
外からは「壁」のようになり、意図的に見ようとしない限り・・・・見えないように。
そして外側にはプラスして植樹をしたり、塀を工夫する事で、
借景も生まれますよね・・・・・。
細かな「面格子」のようなものを想像すると、
分かりやすいと思います。
それを「デザイン」で普通の面格子ではない状態で
心地よくなるように「外側」や「内側」に「細工」としてつくる・・・・・・・。
開放感もあり、心地よさも生まれるように。
簾のような状態を「建築の工事」でつくる事でもそれは同じような
効果が生まれます。
他にも・・・・・ガラスブロックを使うという選択肢。
ガラスブロックは、「ガラスの箱」のようなモノで、
僕も設計の場でよく活用します・・・・・空間を活用したり、
その場所の「雰囲気」をつくり出す「細工」として・・・・・・・。
今までのブログでも、よく「そのこと」については書いていますよ。
光りを通し、その風景を変えていく建材。
建築にはそれぞれに、沢山の選択肢があります。
それは建築に使う「材料」もそうですが、「発想」や「工夫」も・・・・・・。
遊び心のある空間は人を穏やかな気持ちにもさせます。
そして心も豊かに・・・・・・・。
家の中にそんな空間がある事で
時間の過ごし方も変わりますよ・・・・・。
トイレひとつにでも「工夫次第」で
生活にイロイロな変化が生まれます。
質よく心地よく暮らす事が出来る場所があるという価値。
ちょっと考えてみませんか・・・・・暮らしが変わりますよ。
よりよくなる場所を設計の価値で・・・・・・。
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