人間関係・・・社会とのつながり・・・・・・毎日の暮らしへの感謝・・・・・etc。
沢山の人達とつながって人は暮らしていますし、生かされています。
そして「日々に感謝」という意味も。
沢山の意味を込めて、住まい手さんの生き方をうつすように計画した
(仮称)もてなしの家・・・・・・。
昨年の秋からイロイロな打ち合わせ、紆余曲折もありつつ、
準備・・・・・そして今は設計を詰めていく段階・・・・・。
昨年の12月から今年の1月末までの短期間でしたが、
濃密な・・・・密度の濃い・・・・細やかな提案と打ち合わせでプランが決定し、
プランに応じて事前の地盤の調査・・・・・土地の強度と地層の調査も終わり、
結果を待ちつつ・・・・構造、設備、意匠と図面も・・・・工夫をより細かく盛り込みつつ・・・・・準備中。
今回は工事を請け負っていただく予定の建設会社さんとも意味ある「ご縁」があり、
いい意味で様々な条件が整いつつありますよ。
(仮称)もてなしの家は和のエスプリ・・・・・カタチではなく精神「エスプリ」を生かす住まい。
陰と陽を使い分けて光と風・・・影が織りなす「くつろぎ」の空間を。
もてなしとは・・・・人に対する想いの深さ・・・・・。
昔の家には客間があり、それなりの社会との接点があり、
必要となる「空間」・・・・・。
これは単にその場所が必要だっただけではなくて、
実際にお客様を招き入れるとなると、装いや接客の仕方・・・イロイロなところに気を配り、
礼儀作法も必要となります・・・・・・。
そんな人を招き入れるということが日常である生活にその文化が生かされて、
親から子へ・・・その背中を見て育つ環境。
住まいは家族の暮らしの場であり、安心が出来、ゆとりがあり、
背中を見て・・・自然にそんな「精神」も継承される場。
そしてその暮らしは家で完結するものではなく、
近隣や地域社会との関わりも重要・・・・・・。
人に対する想いや細かな気遣いの受け継がれる空間。
よき「エスプリ」を受け継ぎ、育てる環境となり、人格を現わすような住まいとなるように
コンセプトをつくり、
(仮称)もてなしの家と名付けました・・・・・・。
「もてなしの家」の精神がひろがりますように。
今日はほぼ一日・・・移動で、朝から夕方まで・・・奈良・高取・・・橿原・・・奈良市・・・田原本、
葛城・・・そして最後にアトリエのある同じ吉野町の住まい手さんのご自宅と・・・・。
移動距離もそうですが、
今日はいつもより多く・・・・・合計13人の知り合いと車で移動中にすれ違いましたよ。
さて、今日はその吉野町内の住まい手さんと「収納」の事で話していたのですが、
押入れのコト・・・・・。
押入れの「奥行き」の事をチョット工夫しています。
柔軟に使うことができるように。
布団の収納に使うことが多い「押入れ」ですが、
たっぷりとした「奥行き」を計画しても「実際に使っているスペース」って
限られています。
そう考えると、その部屋で使う予定の「収納物の寸法」を考えたうえで、
奥行きの浅い収納スペースを設ける事も一つの方法です。
逆に奥行きの浅い収納のほうが「使いやすいコト」があったりします。
柱と柱の間隔だけで考えずに柔軟に収納の奥行きを変えることで、
家全体で考えるスペースの有効活用で「余白」をつくりだせる事もまります。
最小限のスペースで最大限の収納が出来るような「密度の高い収納」スペース。
平面的にだけではなくて、高さ方向も利用して、
立体的な収納スペースを考えたいですよね・・・・勿論使えるスペースで。
棚の利用方法でずいぶんと変わりますよ・・・・ホームセンター等で売っている
「パイプ収納」なども活用するとよりいいスペースが出来る事もありますよ。
アイデア次第で活用方法は変わりますよ。
限りあるスペースは上手に使いたいですよね・・・・・。