こんなタイトルつけたら、クレーム来そうだ(^^ゞ。
とはいえ、今回の東北行脚では、予想外のところを訪れて観光している。
実は、松島を訪れたら、意外なほど海岸線はきれいだった。芝生に松並木。海にも観光船が停泊しており、島々の眺めも日本3景の一つである威厳が備わっている。
そして、「復活!マリンピアは不滅です」の文字。折しも午前9時。開館の時間だ。
そりゃ、入らないといけないでしょう(^^;)。なんたって入場料も半額だよ。被災者は無料ということだったが、同行のY女史は支払ったよ。
中は明るい。ペンギンが泳ぐ水槽が目の前にあり、南米のピラルクや巨大アロワナを眺めたり、不思議なサカサクラゲ! を見たり。イルカもいた。すっかり観光気分。おもわず園内モノレールに乗りたくなったぜ。
すっかり松島の被害は、たいしたことなかったんだ。なぜだろう。海に島がたくさんあるからか……と思いかけた。
が、係員は話したら、まったく違っていた。津波は容赦なく襲い、マンボウは流され、もう一歩でペンギンの水槽もやられるところだったのだ。水槽を飛び出したビーバーは、外で元気だったとか。
松並木も水族館内も50㎝以上の泥が溜まっていたらしい。それを係員と50人のボランティアによって、1か月がかりで泥をかきだしたという。その力で、復活できたばかりだったのだ。まさに我々は、そこに立ち会えたわけである。
「3」ではなく「1」が来た!
振り返ってみて、「地域力」を再考。松島の被災は比較すれば少ない方だったのかも知れませんが。何を守るか、という軸があると、復興に勢いが付くのかも。
そうか、あの観光は意味があったのだ! (手に手を取らなかったけど……)
※松の写真追加。
わくわく!