あれほど他の地域では雨が降っているのに、瀬戸内海に面する
岡山県や香川県では雨が降らず困っている。比較的水には恵まれて
いると言われていた岡山県の高梁川水系でも取水制限に入った。
今日も倉敷市の広報車が水道の節水を呼びかけていた。
四国の愛媛県では大きな山火事が起きている。山も乾燥している
のではないだろうか。私の住んでいるところでも何年か前に山火事が
あった。夏場の乾燥しきった時だった。今はただただ本格的な雨が
待たれる。
さて、今月に入って延べ四日間、初級園芸設備士の講習会に行って
きた。23日、24日と後半二日間の講習会は夏の屋外作業なので
暑さが気になっていた。ところが、ここ数日、意外にも気温が低く
比較的楽に作業が出来、本当に助かった。
さて、北京オリンピックも24日の日曜日を最終日に全てが終了
した。何かと騒がれることの多かった今回のオリンピックだったが
まずは一段落と言ったところであろうか。
参加国によっては国策とも取れるような力の入れようである。
こんなことで「金メダル」を競うような価値があるのだろうか。
旧ソ連時代からの伝統が続くロシア、他にも韓国や北朝鮮、そして
開催国である中国等である。
本来、オリンピックはそれまでの戦闘を中断して参加したという
友好を目的とするイベントである。メダルだけを競うようなものでは
なかったはずである。
むろん競技であるから良い記録が出て、その記録を称えることには
何ら問題はない。しかし、メダルを取れば兵役が免れるとか、報奨金
が貰え生活が保障されると言った法外な待遇を餌に選手を強化する
事が果たして良いことなのだろうか。
また、柔道本来の精神面やルールが曲げられてしまい、勝つため
には相手のミスをわざと誘うような姑息な駆け引きに終始した外人
選手が少なくなかった。これでは本来の強さや技量を競うスポーツ
とは言えないのではないだろうか。
最終的には判定で勝敗が決まるにしても、もっと技で競って貰い
たいと思うような試合も少なくなかった。
野球の星野ジャパンは惨敗と言っても良いような敗北であった。
プロ野球界からめぼしい選手を引き連れて行ったにしては、惨めな
結果に終わってしまった。負けず嫌いな星野監督としては悔しい
思いであろう。
期待された選手やチームが負けて、さして期待もされていなかった
チームや選手の活躍もあった。400メートルリレーなどは陸上競技
に弱いと言われた日本としては快挙ではなかったろうか。
男子の水泳や体操でも、また、女子のソフトボールでも惜しくも
銅メダルは取れなかったがサッカーでもチームプレーが光っていた。
やはり日本勢は個人プレーより団体プレーが向いているように思われる。
過去にも団体戦で意外とも思えるような力を発揮している。
水泳の北島選手や女子レスリングのメダル獲得者は、いずれも血の
にじむような思いと努力をしているようだ。その思いが勝ったあとの
涙に現れていた。
フェイシングで銀だった選手には心から敬意を表したい。外国の
お家芸に風穴を空けた功績は大きい。今後はこの分野でも多くの
選手が生まれ活躍が期待される。
ともあれ、全選手のみなさんにご苦労様と申し上げたい。
さて、良くも悪くもこれからの中国に世界の注目が集まる。全ては
オリンピックのためにと国内の社会不安も経済的な問題も政治的な
問題も表に出さないように抑え続けてきた。
しかし、この弾圧は長くは続くないだろう。この国の正念場とも
言えるのは、オリンピック後の数年間であろう。地方と都市部の経済
格差、四川大地震の後始末、中央、地方を問わずこの国の汚職の根は
深い。その上、警察は権力を背景に横暴だと多くの不満が噴出して
いる。
新疆ウイグル自治区の問題は、チベット自治区の問題は漢民族と
少数民族の人種間の軋轢は、等々と問題は山積している。名実共に
世界に誇れるような民主的国家、大国と言うにはほど遠い状態だ。
オリンピックは成功しても所詮は付け焼き刃に過ぎないのでは
なかろうか。そんな懸念が残る。それはオリンピックの開幕や
閉会時の演出に現れていた。全てが自然ではないところに不自然さを
感じた人も少なくなかったのではなかろうか。
共通課題としてロシアも韓国も北朝鮮ももっと成熟した国を目指す
必要があろう。オリンピックももっと変わっていかなければならない。
岡山県や香川県では雨が降らず困っている。比較的水には恵まれて
いると言われていた岡山県の高梁川水系でも取水制限に入った。
今日も倉敷市の広報車が水道の節水を呼びかけていた。
四国の愛媛県では大きな山火事が起きている。山も乾燥している
のではないだろうか。私の住んでいるところでも何年か前に山火事が
あった。夏場の乾燥しきった時だった。今はただただ本格的な雨が
待たれる。
さて、今月に入って延べ四日間、初級園芸設備士の講習会に行って
きた。23日、24日と後半二日間の講習会は夏の屋外作業なので
暑さが気になっていた。ところが、ここ数日、意外にも気温が低く
比較的楽に作業が出来、本当に助かった。
さて、北京オリンピックも24日の日曜日を最終日に全てが終了
した。何かと騒がれることの多かった今回のオリンピックだったが
まずは一段落と言ったところであろうか。
参加国によっては国策とも取れるような力の入れようである。
こんなことで「金メダル」を競うような価値があるのだろうか。
旧ソ連時代からの伝統が続くロシア、他にも韓国や北朝鮮、そして
開催国である中国等である。
本来、オリンピックはそれまでの戦闘を中断して参加したという
友好を目的とするイベントである。メダルだけを競うようなものでは
なかったはずである。
むろん競技であるから良い記録が出て、その記録を称えることには
何ら問題はない。しかし、メダルを取れば兵役が免れるとか、報奨金
が貰え生活が保障されると言った法外な待遇を餌に選手を強化する
事が果たして良いことなのだろうか。
また、柔道本来の精神面やルールが曲げられてしまい、勝つため
には相手のミスをわざと誘うような姑息な駆け引きに終始した外人
選手が少なくなかった。これでは本来の強さや技量を競うスポーツ
とは言えないのではないだろうか。
最終的には判定で勝敗が決まるにしても、もっと技で競って貰い
たいと思うような試合も少なくなかった。
野球の星野ジャパンは惨敗と言っても良いような敗北であった。
プロ野球界からめぼしい選手を引き連れて行ったにしては、惨めな
結果に終わってしまった。負けず嫌いな星野監督としては悔しい
思いであろう。
期待された選手やチームが負けて、さして期待もされていなかった
チームや選手の活躍もあった。400メートルリレーなどは陸上競技
に弱いと言われた日本としては快挙ではなかったろうか。
男子の水泳や体操でも、また、女子のソフトボールでも惜しくも
銅メダルは取れなかったがサッカーでもチームプレーが光っていた。
やはり日本勢は個人プレーより団体プレーが向いているように思われる。
過去にも団体戦で意外とも思えるような力を発揮している。
水泳の北島選手や女子レスリングのメダル獲得者は、いずれも血の
にじむような思いと努力をしているようだ。その思いが勝ったあとの
涙に現れていた。
フェイシングで銀だった選手には心から敬意を表したい。外国の
お家芸に風穴を空けた功績は大きい。今後はこの分野でも多くの
選手が生まれ活躍が期待される。
ともあれ、全選手のみなさんにご苦労様と申し上げたい。
さて、良くも悪くもこれからの中国に世界の注目が集まる。全ては
オリンピックのためにと国内の社会不安も経済的な問題も政治的な
問題も表に出さないように抑え続けてきた。
しかし、この弾圧は長くは続くないだろう。この国の正念場とも
言えるのは、オリンピック後の数年間であろう。地方と都市部の経済
格差、四川大地震の後始末、中央、地方を問わずこの国の汚職の根は
深い。その上、警察は権力を背景に横暴だと多くの不満が噴出して
いる。
新疆ウイグル自治区の問題は、チベット自治区の問題は漢民族と
少数民族の人種間の軋轢は、等々と問題は山積している。名実共に
世界に誇れるような民主的国家、大国と言うにはほど遠い状態だ。
オリンピックは成功しても所詮は付け焼き刃に過ぎないのでは
なかろうか。そんな懸念が残る。それはオリンピックの開幕や
閉会時の演出に現れていた。全てが自然ではないところに不自然さを
感じた人も少なくなかったのではなかろうか。
共通課題としてロシアも韓国も北朝鮮ももっと成熟した国を目指す
必要があろう。オリンピックももっと変わっていかなければならない。
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