梅雨に入る前にと思いタマネギを収穫した。品種にもよるのだろう
が今年のタマネギは総じて玉ぶとりが良いようだ。むろん、大小さま
ざま、中にはラッキョウよりほんの少しばかり大きいようなものも
ある。
今年は夜間の気温が低いせいなのか、それとも冬の気温が低かった
せいなのか、春先から今までの害虫の被害が少ない。ここのところの
気温上昇で、さして期待していなかったリンゴの津軽やナシやモモの
清水白桃や白凰も実付きが良い。日々喜びを感じながら袋を掛けて
いる。
枇杷も例年ほど害虫にやられることなく今、ほんの少しではあるが
色が付き始めている。孫の玄が、野菜であろうが果物であろうが喜んで
食べてくれるので作る方も精が出る。どんな顔をして喜ぶのだろう、
想像するだけで作る励みになっている。
その枇杷も来週ぐらいから6月半ば頃までには、終わるのではない
だろうか。我が家の枇杷は熟すのが早い。
野菜は一通り夏野菜の定植が終わり、トマトには小さな実が付き
始めた。どの野菜にも今年は出来るだけ化学肥料は使わないように
している。代わりに使っているのは米糠と油粕だ。この両方とも
腐ってからでないと肥料にはならない。即効性ではないのだ。
そのためか、どの野菜も定植後伸びるのが遅く色も良くない。
肥えた土をいかにして作るかが、化学肥料を少なくするためにも研究
の必要がありそうだ。特に夏野菜は成長が早いので即効性のある化学
肥料の方が良いようだ。
さて、環境問題をテーマにした地元開催のフリーマーケット
(ふれあいマーケット)が25日に終了した。場所の問題や知名度が
少ないこと等あって、来てくれた人はわずかであった。また、出店数
も少なかった。主催者のFTK(ファッションタウン児島推進協議会)
としても今後の検討課題であろう。
今回は岡山県の環境学習センターからも設備をいくつか持ってきて
展示して貰ったが、残念な事であった。この児島での行事としては、
これからのようだ。
その後、27日には児島ロータリークラブの招待で、定例会での
ゲストスピーカーとして講演をやらせて貰った。テーマは地球温暖化
問題であった。わずかに30分間という短時間の講演だったので多く
を語ることは出来なかったが、イースター島を引き合いに出しながら、
明日の地球がイースター島になりつつあると訴えた。
大洪水の一方では大干ばつが起きている。淡水の確保が急務となり
つつある。氷河が消失すれば下流域の生活は深刻な水不足となり毎日
の生活用水や農業さえ出来なくなってしまう。そんな日が遠くない
将来に待っている。
莫大な水は森林と不可分な関係にある。多くの古代文明が森の消滅
と時を同じくして衰退したことを考えれば、今の地球は部分的な文明
ではなく世界規模の文明が消滅の危機にあるのではないか。そんな事を
講演の中で訴えておいた。
何はともあれこれから先、何があるか分からない。農業にもそんな
ところがある。今の出来は良くても人の口に入るまでに何があるか
分からない。風も吹くだろう。鳥の被害もあるだろう。農業とは自然
そのものとの共作なのである。
梅雨に入るまでにはジャガイモの収穫が残っている。「すもも」の
収穫もこれからだ。「すもも」は長雨を嫌う果樹である。さて、今年
の出来は如何なものであろうか。
が今年のタマネギは総じて玉ぶとりが良いようだ。むろん、大小さま
ざま、中にはラッキョウよりほんの少しばかり大きいようなものも
ある。
今年は夜間の気温が低いせいなのか、それとも冬の気温が低かった
せいなのか、春先から今までの害虫の被害が少ない。ここのところの
気温上昇で、さして期待していなかったリンゴの津軽やナシやモモの
清水白桃や白凰も実付きが良い。日々喜びを感じながら袋を掛けて
いる。
枇杷も例年ほど害虫にやられることなく今、ほんの少しではあるが
色が付き始めている。孫の玄が、野菜であろうが果物であろうが喜んで
食べてくれるので作る方も精が出る。どんな顔をして喜ぶのだろう、
想像するだけで作る励みになっている。
その枇杷も来週ぐらいから6月半ば頃までには、終わるのではない
だろうか。我が家の枇杷は熟すのが早い。
野菜は一通り夏野菜の定植が終わり、トマトには小さな実が付き
始めた。どの野菜にも今年は出来るだけ化学肥料は使わないように
している。代わりに使っているのは米糠と油粕だ。この両方とも
腐ってからでないと肥料にはならない。即効性ではないのだ。
そのためか、どの野菜も定植後伸びるのが遅く色も良くない。
肥えた土をいかにして作るかが、化学肥料を少なくするためにも研究
の必要がありそうだ。特に夏野菜は成長が早いので即効性のある化学
肥料の方が良いようだ。
さて、環境問題をテーマにした地元開催のフリーマーケット
(ふれあいマーケット)が25日に終了した。場所の問題や知名度が
少ないこと等あって、来てくれた人はわずかであった。また、出店数
も少なかった。主催者のFTK(ファッションタウン児島推進協議会)
としても今後の検討課題であろう。
今回は岡山県の環境学習センターからも設備をいくつか持ってきて
展示して貰ったが、残念な事であった。この児島での行事としては、
これからのようだ。
その後、27日には児島ロータリークラブの招待で、定例会での
ゲストスピーカーとして講演をやらせて貰った。テーマは地球温暖化
問題であった。わずかに30分間という短時間の講演だったので多く
を語ることは出来なかったが、イースター島を引き合いに出しながら、
明日の地球がイースター島になりつつあると訴えた。
大洪水の一方では大干ばつが起きている。淡水の確保が急務となり
つつある。氷河が消失すれば下流域の生活は深刻な水不足となり毎日
の生活用水や農業さえ出来なくなってしまう。そんな日が遠くない
将来に待っている。
莫大な水は森林と不可分な関係にある。多くの古代文明が森の消滅
と時を同じくして衰退したことを考えれば、今の地球は部分的な文明
ではなく世界規模の文明が消滅の危機にあるのではないか。そんな事を
講演の中で訴えておいた。
何はともあれこれから先、何があるか分からない。農業にもそんな
ところがある。今の出来は良くても人の口に入るまでに何があるか
分からない。風も吹くだろう。鳥の被害もあるだろう。農業とは自然
そのものとの共作なのである。
梅雨に入るまでにはジャガイモの収穫が残っている。「すもも」の
収穫もこれからだ。「すもも」は長雨を嫌う果樹である。さて、今年
の出来は如何なものであろうか。