労働金庫が発行している「さんぽみち」の私達の記事が縁で、玉野にあるケアグループ「そよかぜ」
で活弁口演をやらせて頂いた。
聞けば、このグループは玉野市が主催している特定非営利活動法人で、デイケアセンターなどに入れ
ない高齢者を対象に、公民館など空き施設を利用して活動しているようだ。
従って、運営をしている人達は、それぞれに介護士などの資格を有し、健康体操や簡単な手作り品
などを作る指導などを行っている。
この日は年が明けての初めての集まりだったようで、私達夫婦が活弁士だと言うことをさんぽみち」
で知ったMさんが電話を下さった。どこにどんな縁があるか分からないものだ。
今回伺った「滝」と言う地区以外にも三カ所同じような施設があるらしい。今回は滝公民館を使って
の集まりだった。近隣の高齢者が、それぞれに自転車や徒歩で集まって下さった。
滝地区という場所は由加山を越えたところにある農村地帯だ。地区のことを歌った歌詞にも書かれて
いるように春夏秋冬、美しい景色が楽しめる桃源郷のようなところらしい。
実は私達が所属していた「友歩会」でも一度だけこの地区を歩いたことがある。その時には由加山の
トンネルを抜けた先にある道を下り、急流のある場所にたどり着いた事がある。恐らくはこの急流が
水量を増すと滝のようになるのではなかろうか。なかなか風情のある場所であった。
私達の住んでいる児島上の町から、車だとほんの一走りで着くような場所である。従って、パソコン
で滝公民館を検索し地図をプリントアウトして持参したが、地図に頼ることもなく目的地へ着くことが
出来た。
40名ばかりの人が来られていたであろうか。さして広くはない会場はほぼ満席であった。家内の
「面白かったら遠慮なく笑って下さい」という前置きが良かったのか、始めて間もなくから笑いが
始まった。
会場毎にこの笑いは異なるが、いつ聞いてもうれしくなる笑いである。活弁士も笑いに誘われる
ように乗ってくる。会場の笑いに誘われて弁士が乗り、弁士が乗って会場を湧かす、この観客と
弁士のコラボレーションが活弁と言うものを面白くしている。
悲しい映画の時は弁士の語りに誘われてすすり泣き、弁士の笑いを誘う語りに反応しての笑い声、
全ては観客と弁士の駆け引きのようなものである。活弁は決して弁士一人の力ではない。観客と弁士
が一体となって作り出すものだと思っている。
人に関わることが大好きな私達夫婦にとって、夫婦活弁士というまたとない仕事を得たことに感謝
をしつつ演じた今回の滝口演であった。
この日、演じたのは「突貫小僧」と「子宝騒動」と言う映画二本、そして活弁始める前のお話しを
入れての約一時間少々、拍手喝采の内に今回の口演も終了した。
私達も地区の人と一緒に健康体操を行い、昼食までご馳走になって会場を後にした。次回会場は
ここから少し先のJAが入っていたという建物だと言うことで、会場の下見をして帰途に着いた。
で活弁口演をやらせて頂いた。
聞けば、このグループは玉野市が主催している特定非営利活動法人で、デイケアセンターなどに入れ
ない高齢者を対象に、公民館など空き施設を利用して活動しているようだ。
従って、運営をしている人達は、それぞれに介護士などの資格を有し、健康体操や簡単な手作り品
などを作る指導などを行っている。
この日は年が明けての初めての集まりだったようで、私達夫婦が活弁士だと言うことをさんぽみち」
で知ったMさんが電話を下さった。どこにどんな縁があるか分からないものだ。
今回伺った「滝」と言う地区以外にも三カ所同じような施設があるらしい。今回は滝公民館を使って
の集まりだった。近隣の高齢者が、それぞれに自転車や徒歩で集まって下さった。
滝地区という場所は由加山を越えたところにある農村地帯だ。地区のことを歌った歌詞にも書かれて
いるように春夏秋冬、美しい景色が楽しめる桃源郷のようなところらしい。
実は私達が所属していた「友歩会」でも一度だけこの地区を歩いたことがある。その時には由加山の
トンネルを抜けた先にある道を下り、急流のある場所にたどり着いた事がある。恐らくはこの急流が
水量を増すと滝のようになるのではなかろうか。なかなか風情のある場所であった。
私達の住んでいる児島上の町から、車だとほんの一走りで着くような場所である。従って、パソコン
で滝公民館を検索し地図をプリントアウトして持参したが、地図に頼ることもなく目的地へ着くことが
出来た。
40名ばかりの人が来られていたであろうか。さして広くはない会場はほぼ満席であった。家内の
「面白かったら遠慮なく笑って下さい」という前置きが良かったのか、始めて間もなくから笑いが
始まった。
会場毎にこの笑いは異なるが、いつ聞いてもうれしくなる笑いである。活弁士も笑いに誘われる
ように乗ってくる。会場の笑いに誘われて弁士が乗り、弁士が乗って会場を湧かす、この観客と
弁士のコラボレーションが活弁と言うものを面白くしている。
悲しい映画の時は弁士の語りに誘われてすすり泣き、弁士の笑いを誘う語りに反応しての笑い声、
全ては観客と弁士の駆け引きのようなものである。活弁は決して弁士一人の力ではない。観客と弁士
が一体となって作り出すものだと思っている。
人に関わることが大好きな私達夫婦にとって、夫婦活弁士というまたとない仕事を得たことに感謝
をしつつ演じた今回の滝口演であった。
この日、演じたのは「突貫小僧」と「子宝騒動」と言う映画二本、そして活弁始める前のお話しを
入れての約一時間少々、拍手喝采の内に今回の口演も終了した。
私達も地区の人と一緒に健康体操を行い、昼食までご馳走になって会場を後にした。次回会場は
ここから少し先のJAが入っていたという建物だと言うことで、会場の下見をして帰途に着いた。