ブログに久しく触れぬ間に日々は過ぎていく。梅雨が明けて一挙に
気温が高くなり、連日30度を大きく上回るような日々が続いている。
それにしても、日中のこの静けさは何だろう。例年なら梅雨明けと
時期を同じくしてうるさいほどの蝉の声が聞こえ始めるのに、今年は
単発にしか聞こえてこない。それも大半はツクツクホウシである。
あの騒がしいクマゼミやアブラゼミ、ニイニイゼミはどこへ行って
しまったのだろう。まだ、蝉が出て来るには早い時期なのだろうか。
余りにも静かすぎる家の周辺に不気味ささえ感じてしまう。
スモモの季節が梅雨最中に始まり梅雨明けとともに終わってしまった。
先日は早くも桃を収穫した。少し固い桃が多かった。次は白鳳である。
白鳳が終わると桃の王様とも言われている清水白桃となる。
どういうものか我が家の桃は早生でもないのに収穫が比較的早い。
土地と何らかの関係があるのだろうか。それは桃だけでなく枇杷等
も同じである。
環境問題の出前授業や講座、活弁口演やそれに関する打ち合わせや
取材と実に慌ただしく日々を過ごしている内に夏風邪を引いてしまった。
妻の方が数日早く、私が19日頃から同じ症状となった。
やっと昨日、今日になって熱も下がってきたようで、気分も少し良く
なってきた。今回は医者にも行かず、買い置きの漢方薬だけで治した。
これも私なりの挑戦であった。薬には頼りすぎまいと言う考えから
である。本来、人間には免疫力がある。免疫力とは発熱もその一つ
である。発熱は体温を高くして細菌を殺そうという人間に備わった
働きの一つである。
その働きを抑えているのが熱冷まし、詰まり解熱である。熱が高いと
かなりきついのだが自分の快復力を信じて今回は抗生物質も解熱剤も
服用しなかった。
抗生物質を飲めば治りは早いのだが、代わりに抗生物質によって
胃腸内の細菌バランスを壊してしまう。それによって食欲がなくなり
体力の回復を遅らせることになる。薬に頼りすぎるリスクは大きい。
私を含め日本人は薬好きだと言われている。その薬好きが製薬会社を
成長させてきた。今、抗生物質の効かない菌が増えつつある。いわゆる
耐性菌である。こうなると菌と新薬の追いかけっこである。
製薬会社にとっては願ってもない状況が生まれている。人が他の動物
と同じように薬などと言う手段を持たなかった頃は自分の持つ免疫力や
快復力に頼るしかなかった。他の動物は今も同じような状況にある。
薬に頼りすぎると言うことは、こうした免疫力を弱らせてしまうのでは
ないだろうか。また、免疫力のバランスを欠くようなアレルギーと言われる
病気も増えている。
人は病と向き合うことによって、得たものも大きいが失ってきたものも
少なくない。ともかく今回は幾つかの会合や行事などをキャンセルしたが
体にとって、またとない休養であった。世の中は私などの存在がなくても
何事もなかったように過ぎていく。そのようなものである。
気温が高くなり、連日30度を大きく上回るような日々が続いている。
それにしても、日中のこの静けさは何だろう。例年なら梅雨明けと
時期を同じくしてうるさいほどの蝉の声が聞こえ始めるのに、今年は
単発にしか聞こえてこない。それも大半はツクツクホウシである。
あの騒がしいクマゼミやアブラゼミ、ニイニイゼミはどこへ行って
しまったのだろう。まだ、蝉が出て来るには早い時期なのだろうか。
余りにも静かすぎる家の周辺に不気味ささえ感じてしまう。
スモモの季節が梅雨最中に始まり梅雨明けとともに終わってしまった。
先日は早くも桃を収穫した。少し固い桃が多かった。次は白鳳である。
白鳳が終わると桃の王様とも言われている清水白桃となる。
どういうものか我が家の桃は早生でもないのに収穫が比較的早い。
土地と何らかの関係があるのだろうか。それは桃だけでなく枇杷等
も同じである。
環境問題の出前授業や講座、活弁口演やそれに関する打ち合わせや
取材と実に慌ただしく日々を過ごしている内に夏風邪を引いてしまった。
妻の方が数日早く、私が19日頃から同じ症状となった。
やっと昨日、今日になって熱も下がってきたようで、気分も少し良く
なってきた。今回は医者にも行かず、買い置きの漢方薬だけで治した。
これも私なりの挑戦であった。薬には頼りすぎまいと言う考えから
である。本来、人間には免疫力がある。免疫力とは発熱もその一つ
である。発熱は体温を高くして細菌を殺そうという人間に備わった
働きの一つである。
その働きを抑えているのが熱冷まし、詰まり解熱である。熱が高いと
かなりきついのだが自分の快復力を信じて今回は抗生物質も解熱剤も
服用しなかった。
抗生物質を飲めば治りは早いのだが、代わりに抗生物質によって
胃腸内の細菌バランスを壊してしまう。それによって食欲がなくなり
体力の回復を遅らせることになる。薬に頼りすぎるリスクは大きい。
私を含め日本人は薬好きだと言われている。その薬好きが製薬会社を
成長させてきた。今、抗生物質の効かない菌が増えつつある。いわゆる
耐性菌である。こうなると菌と新薬の追いかけっこである。
製薬会社にとっては願ってもない状況が生まれている。人が他の動物
と同じように薬などと言う手段を持たなかった頃は自分の持つ免疫力や
快復力に頼るしかなかった。他の動物は今も同じような状況にある。
薬に頼りすぎると言うことは、こうした免疫力を弱らせてしまうのでは
ないだろうか。また、免疫力のバランスを欠くようなアレルギーと言われる
病気も増えている。
人は病と向き合うことによって、得たものも大きいが失ってきたものも
少なくない。ともかく今回は幾つかの会合や行事などをキャンセルしたが
体にとって、またとない休養であった。世の中は私などの存在がなくても
何事もなかったように過ぎていく。そのようなものである。