人生いろは坂

人生は山あり谷あり、そんなしんどい人生だから面白い。あの坂を登りきったら新しい景色が見えてくる。

我が家の春

2011-04-06 04:37:52 | Weblog
 暗いニュースが続く昨今、それでも被災地の子ども達の屈託のない笑顔を見るときに、何となく
ホッとさせられる。子どもは宝だ。この笑顔にこそ明日のエネルギーを感じることが出来る。

 被災地には厳しい冬の名残が感じられる。いつまでこの寒さは続くのだろう。しかし、この寒さ故に
助けられていることが幾つかあることを考えれば、これも天の采配と言えようか。文句を言っては
いけない。不平不満を言ってはいけない。生かされてあることを感謝しよう。

 さて、我が家はと言うとミュージカル「最後の五匹」を終えて一段落と言ったところであろうか。
暇さえあれば畑に出ている。

 畑では冬物野菜が終わり、一斉に花開き始めた。取り残された白菜、水菜、チンゲンサイ、高菜など
黄色の花が美しい。ダイコンの如きは私の太股ほどに太くなっている。初めての事である。どうやら
4年目に入り、土の質が大きく変化してきた証拠であろう。EMのお陰である。

 果樹畑の方では梅に続いてアンズ、スモモの花が満開だ。桃やリンゴ、梨の蕾も膨らみ始めている。
今年はキウイに蕾は付くだろうか。

 寒さ故か、なかなか芽が出なかったジャガイモの芽が土をい割って顔を見せている。ここにも春が
来たようだ。どんな事があろうとも季節は確実に移り変わっているようだ。

 そして、いよいよ枇杷の実も膨らみ始めた。この調子では早めの袋掛けも必要になってきた。枇杷
の袋掛けが終わる頃には初夏が近い。一斉にミカン類の花開く頃である。

 昨日、地元の小学校での環境教育の依頼を受けた。毎年、春と秋に実施している。今年はどんな話を
しようか。小学校もいよいよ新学期なのだなあ。被災地の子ども達の新学期はどんな新学期なのだろう。
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3 コメント

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環境教育のお話を (川原真奈美)
2011-04-07 20:57:44
小学生にお話をされるのですね
私は先日横浜の知人と話をした時に驚いたことがあります
それは、高校生の息子さんが瀬戸田の真っ暗闇が怖いから一目散に灯りのある尾道へ自転車をぶっ飛ばしたというのです
真っ暗闇の中で見上げる満天の星に郷愁を感じる私達世代とは違い
都会の人工的に作られた街路樹が自然だと思って育った子供たちには、本物の山はうっそうとした森に感じて怖かったようです
土を触れない子供たちも増えているそうで、
これでは免疫力もなくなるはずです
小さい頃に本物の自然に触れておくことは大切だと思いますね。抵抗力も備わるし土の上でゴロゴロする動物的本能があるうちに田舎に来る仕組みができればいいなぁ~~
そんなことを考えています。
倉敷の小学生さんは畑の近くで遊んだりしているでしょうか?
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自然に触れる (ものつくり)
2011-04-10 06:24:46
都会の子はそのような子もいるのですね。
私の孫は神戸にいますが、通っている幼稚園の教育方針が出来るだけ自然に触れることを
モットーにしていますので冬でもストーブは
ないそうです。また、運動靴ではなく雪駄を
履いて一年中過ごしています。
児島の子ども達は山も近いですから様々です。
ただ、誘拐事件などがあるので野外の行動は
制限があるようです。でもカブトムシや
クワガタを捕りに行ったと話しています。
返信する
元気なお孫さんですね (川原真奈美)
2011-04-10 17:07:08
都会でもそのように心身を鍛えることを
当たり前にしてくれる所があって良かったです環境が人生を大きく左右するので、上質な環境造りには貢献していこうと思っています

とは言うものの
虫はちょっと苦手なみかん農家です
ごめんなさい
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