雨らしい雨に恵まれぬまま、早や、9月も中旬になろうとしている。
山も畑も乾燥が極限状態になり、香川県では又も取水制限が始まる
ようだ。豪雨は必要ないが雨は適度に降って欲しい。
しかし、地球温暖化が進むに連れて益々この傾向は顕著になるらしい。
降れば豪雨、降らなければ極度の水不足。西日本地方は昔から、干魃に
よる被害が多かった。だから溜め池がたくさん残っている。
元々、雨の少ない地方だが、それに拍車をかけているのが地球温暖化
である。
そんなわけで、秋冬野菜のシーズンだというのに種蒔きも出来ない
ところが多い。みんな今か今かと雨の降るのを待っている。その上、
気温が異常に高い。今日は朝から再び真夏に逆戻りしたような暑さ
である。
さて、懸案であった岡山映画祭での活弁にも、やっと先が見え始めた。
思わぬ事から私達夫婦が、にわか活弁士になることになった。映画は
「豪傑児雷也」である。
この映画は活動写真なるものが、日本で作られるようになった初め
の頃の作品である。日本映画の父と言われた牧野省三がプロデュース
し、主演は岡山県が生んだ往年の名優、目玉の松ちゃんこと、尾上
松之助である。演技は、かなり歌舞伎風であるが、初期の頃としては、
これが当たり前だったのであろう。
私達は、この無声映画に台詞を付ける事から始まった。何度も見て
ストーリーを追いながら台詞を付けたつもりが、実際にフィルムを
回してみるとまるで合わないことが判明した。急遽、場面毎に何度も
何度も何度も巻き返しをしながら台詞を付けていった。
一時はストーリーに関係なく台詞を入れようかとも考えたのだが、
それも結構面倒で難しい事であった。結局、急がば回れで、画面に
忠実に台詞を付けていった。そして、読み合わせを何度もしながら
修正を加えていった。
本番は11月3日である。約一ヶ月半後に迫った。とにかく繰り返し
練習することが、より完成度の高いものになると思い、時間があれば
練習をしている。
映画好き高じて、地元で活弁シネマライブを開き、更には自らが
活弁を演ずるようになろうとは思いもよらぬ事であった。
山も畑も乾燥が極限状態になり、香川県では又も取水制限が始まる
ようだ。豪雨は必要ないが雨は適度に降って欲しい。
しかし、地球温暖化が進むに連れて益々この傾向は顕著になるらしい。
降れば豪雨、降らなければ極度の水不足。西日本地方は昔から、干魃に
よる被害が多かった。だから溜め池がたくさん残っている。
元々、雨の少ない地方だが、それに拍車をかけているのが地球温暖化
である。
そんなわけで、秋冬野菜のシーズンだというのに種蒔きも出来ない
ところが多い。みんな今か今かと雨の降るのを待っている。その上、
気温が異常に高い。今日は朝から再び真夏に逆戻りしたような暑さ
である。
さて、懸案であった岡山映画祭での活弁にも、やっと先が見え始めた。
思わぬ事から私達夫婦が、にわか活弁士になることになった。映画は
「豪傑児雷也」である。
この映画は活動写真なるものが、日本で作られるようになった初め
の頃の作品である。日本映画の父と言われた牧野省三がプロデュース
し、主演は岡山県が生んだ往年の名優、目玉の松ちゃんこと、尾上
松之助である。演技は、かなり歌舞伎風であるが、初期の頃としては、
これが当たり前だったのであろう。
私達は、この無声映画に台詞を付ける事から始まった。何度も見て
ストーリーを追いながら台詞を付けたつもりが、実際にフィルムを
回してみるとまるで合わないことが判明した。急遽、場面毎に何度も
何度も何度も巻き返しをしながら台詞を付けていった。
一時はストーリーに関係なく台詞を入れようかとも考えたのだが、
それも結構面倒で難しい事であった。結局、急がば回れで、画面に
忠実に台詞を付けていった。そして、読み合わせを何度もしながら
修正を加えていった。
本番は11月3日である。約一ヶ月半後に迫った。とにかく繰り返し
練習することが、より完成度の高いものになると思い、時間があれば
練習をしている。
映画好き高じて、地元で活弁シネマライブを開き、更には自らが
活弁を演ずるようになろうとは思いもよらぬ事であった。