ザイルと焚火と焼酎と

ザイルを使う登山にちょっぴり憧れ、山中に泊まると焚火を囲み、下山後は焼酎でほのかに酩酊。いい加減なのんびり登山の日記です

久し振りの岩トレをつづら岩で。20代の若手男性も加わって!

2016年10月22日 | 岩登りトレーニング

2016/10/2  YDDの岩トレ秋~春シーズンの第一弾!
本当は前日の土曜日に日和田へ行くはずでした。しかし、天気予報が軒並み悪く、前夕に中止と決定。でも、土曜日はまったく雨が降りませんでした。午後になると陽射しも出て来て、とっても良好な岩トレ日和でした。気象庁! どうしてくれるんだ!
まあ、日和田は残念でしたけれど、つづら岩に行くことが出来て、僕にとってはラッキーです。しばらく歩いていなかったので、次の三連休に向けての足慣らしをしておきたかったので・・・・

メンバーはT口さんとSS木さん、そしてM力さん。M力さんは弱冠20代の若手男性です。まだ入会はしていませんが。
そのM力さんが朝寝坊をしてしまった! との情報が武蔵五日市駅で合流したT口さんの口から。「あれ~っ! こんな調子で期待の若手が消えて行くのか~!」と悲鳴ともつかぬ諦めの念が湧いて来ました。でも続けて、「遅れるけど、後から来るって」。
へ~すごい! と、彼に対する評価は一転して高くなりました。


▲つづら岩へのアプローチは変化のある急登ですから、僕は好きですね。この1時間以上の苦行をこなしてまで、つづら岩で岩トレしようという山屋は限定されると思います。
この滝は天狗の滝。8:46ころ。


▲天狗の滝の左側壁は岩場になっていて、ピンも打たれています。僕にとっては難しいゲレンデです。8:47ころ。


▲綾滝の横の休憩場所に到着。しばし休んで、再出発です。9:16ころ。


▲つづら岩に着きました。まずは南面の岩場とご対面。高さ40mあります。2人組の2パーティーが来ていました。9:46ころ。


▲今日の僕たちの練習場所はこの東面の岩場です。高さは20mほど。他のパーティーがいないか心配でしたけれど、誰もいません。結局、一日中僕たち専用でした。9:48ころ。


▲右側の3級ルートをまずは僕がリードして、上で確保します。まずは皆に上に集まって欲しかったのです。景色もいいですからね。10:36ころ。


▲T口さんのシーンは省略です。SS木さんの懸垂下降。安全面の心配はしなくて済むようになりましたけれど、まだ少しぎこちないですね。10:54ころ。


▲同じルートをT口さんがリード。スムースです。11:09ころ。


▲中間でSS木さんがフォロウ。左の赤いザイルは懸垂下降用として残しておきました。11:21ころ。


▲ダブルザイルでトップロープをセットし、T口さんは左の4級ルートをトライ。容易に登ってしまいました。登った後はクライムダウンもします。11:54ころ。


▲お昼過ぎに、待望のM力さんが到着。すぐに右ルートを登ります。ちょっと岩にへばりついているような。13:03ころ。


▲そのままザイルで確保した状態で、懸垂下降もしてもらいました。こちらはセンスが良さそう。13:13ころ。


▲続けてすぐに登ってもらいました。最初よりは改善されていますね。13:17ころ。

僕もリード練習したいですから、左の4級ルートをリード。出だしだけですから、簡単でした。もちろん続けて3人もフォロウ。


▲いろいろトレーニングを続け、M力さんは確保なしに懸垂下降が出来るように。なかなか上手です。14:41ころ。


▲最後にT口さんには彼がまったく知らないルートにチャレンジしてもらうことにしました。いわば、オンサイトトライですね。マッターホルン状岩峰の3級ルートです。確保はSS木さん。14:54ころ。


▲逆光にシルエットが映えますね。14:56ころ。


▲最上部です。14:57ころ。


▲続いてSS木さんがフォロウします。15:08ころ。


▲さらにM力さんも。15:17ころ。


▲M力さんのシルエット。15:19ころ。

この後、僕もフォロウ。最上部に着くと、リングボルト同士を結んでいたたくさんのボロシュリンゲが一掃されていました。ザイルを2つのリングボルトに直接かけて懸垂下降しましたが、ちょっと怖いですね。回収も引き辛くなりますし。


▲僕が最初に懸垂下降。途中ザイルがこんがらがっていましたから、それをほぐすのが大変でした。写真はM力さん。その右にT口さん。15:41ころ。


▲M力さんですね。とってもスムースです。15:42ころ。


▲SS木さんはまだちょっとぎこちなく・・・・ 15:48ころ。


▲16:20ころに岩場を出て、下山開始です。ここは登りでも休憩した、綾滝の広場。なんと! ここでSS木さんから甘くて美味しいオレンジの差し入れが! 16:48ころ。


▲山道はここで終了。17:19ころ。


▲立派なトイレが出来ていました。17:28ころ。

このあとすぐに横川タクシーに電話を入れました。すぐにタクシーが来るとのことで、千足バス停まで急ぎます。すぐにタクシーに乗って『音羽鮨』へ。
有意義な反省会が延々と続きました。