お爺さんは山へ柴刈りに

東鳩会の開催概況

腹が減っては応援出来ぬ!

2009年05月17日 12時35分12秒 | Weblog
 平成21年5月16日(土)後藤報道部長に誘われて、県高校サッカーリーグの山形東高チームを応援に出かけることにします。対戦相手は鶴岡東高、会場は鶴岡東高専用グランドです。月山越えの途中腹時計が正午を知らせますと蕎麦屋の看板が目に止まります。

 ‘大越そば’の看板があります。私は看板を嫌というほど見てますが入るのは初めてです。門構えの立派さから期待が持てます。残念ながら扁額の字は読めません。

 門を潜ると崖を伝うように舗装された小径が少し続きます。新緑の景色が嬉しくなります。

 これが母屋です。建物のたたずまい、家屋の色と言い入口の門との格差をいきなり感じます。それでも大黒様(?)の石像と山桜が温かく迎えてくれます。暖簾を潜ると玩具の小鳥が五月蝿く鳴いて来客を告げます。扉を開けると二つの広間があります。

 窓の外には今が盛りと八重の山桜が彩りを添えてくれます。桜を眺めながら小板盛りを食べます。細い蕎麦でなかなか口当たりが良いようです。840円也。口は満足しますが、懐は満足しません。 隣に座ったお客さんが注文します。「私にその360円の蕎麦下さい!」「どれ」「それよ!」「お客さん!これは一二六〇円です」縦書きの一二の漢数字を三に読んだのです。

 新緑の月山湖の眺めもそこそこに試合会場に向かいます。試合の画像については専門の報道部長に委ねます。会場到着13:05。もう熱戦が繰り広げられています。そして直ぐに右からえぐられ得点を許します。「う~ん、応援来たのまずかったかな?」と考えます。山形東の応援横断幕も私たちに少し遅れて掲出されます。後半に入ると山形東が押し気味に試合を進めますが得点に結びつきません。鶴岡東のお母さん達のかまびすしい黄色い声が耳に障ります。負けずに山形東のお父さん達も声を出し始めます。後半30分過ぎセンターバックの鬼島をFWに上げ攻めると、立て続けにネットを揺らし3点を入れます。これを境に鶴岡東のお母さん達の声援はぱったりと止みます。時同じくして山形東の保護者の声援は以前に増して一層熱くなります。結果は3-1の逆転勝ち。3年生のリーグ戦最終戦となったこの試合にこんな勝ち方は、楽しい思い出として残ることでしょう。山形東の保護者が呟きます。「応援横断幕の効き目新かなり」と。
 今日は一日後藤君と楽しいドライブでした。