10人が出席。賑やかな句会となりました。
題詠「片蔭」
①片蔭や多分二人はあの二人(静荷)能登・等・郁子・すみ
②片蔭を園児の列に譲りけり(亜子)能登・狗子・静荷・晴代・すみ・立雄
③片蔭や山陽道の写真館(立雄)佐保子・遅足
④片蔭の窓よりピアノの音こぼる(佐保子)
⑤片蔭のなかより監視カメラの眼(遅足)等・静荷・亜子・立雄
⑥片蔭の一つだに無き上田城(等)佐保子・静荷
⑦ビル群の片陰を行く就活生(麗子)狗子・郁子・晴代・立雄
⑧片蔭や人待ちに揺る日傘居り(結宇)麗子
⑨片陰に置いてけぼりの記憶かな(郁子)佐保子・等・結宇・亜子・遅足
⑩図書館を出れば片陰伸びており(晴代)能登・遅足・結宇・狗子・亜子・郁子・麗子・すみ
⑪耐えかねて鳩も逃げ込む片陰り(能登)
⑫片陰や縦一列に身を潜め(すみ)結宇・晴代・麗子
⑬夏陰の中は戦場トリトリトリ(狗子)
自由題
①森を吹くサイダー瓶の中の風(等)能登・遅足
②傷跡にそっと手をやる晩夏かな(麗子)結宇・亜子・晴代・すみ
③禅堂や夏陽直下(ジキゲ)の瓦射(シャ)す(結宇)
④蝉開眼(かいげん)今黎明の鬨の声(郁子)佐保子・等・狗子
⑤紺朝顔つつましやかに暮らしおり(晴代)能登・等・郁子・麗子・すみ
⑥鰯雲誰がために引く昇降舵(能登)遅足
⑦暑気あたり母の食卓おままごと(すみ)結宇・麗子
⑧法師蝉己が命愛しめり(静荷)
⑨馬もまた息絶えて浮き原爆忌(亜子)佐保子・等・静荷・立雄
⑩昨日より鏡のなかにいるらしい(遅足)狗子・郁子
⑪秋立つや暮れて葉擦の音高し(佐保子)遅足・静荷・亜子・晴代・立雄
⑫国敗れあの日天まで赤とんぼ(立雄)能登・結宇・狗子・静荷・麗子・すみ
⑬老兵のポツリと語る敗戦忌(狗子)佐保子・亜子・郁子・晴代・立雄
次回は9月16日(水)午後1時 東鮨。
題詠は「夜長」です。
今回の題詠は、新しい風を感じさせる句が生れませんでした。
まだまだ、力が足らないことを痛感しました。
次回、頑張りましょう。

応答の一日一句
秋草や石の男根峠道 孝
抱擁の野仏隠す秋の草 亜子
題詠「片蔭」
①片蔭や多分二人はあの二人(静荷)能登・等・郁子・すみ
②片蔭を園児の列に譲りけり(亜子)能登・狗子・静荷・晴代・すみ・立雄
③片蔭や山陽道の写真館(立雄)佐保子・遅足
④片蔭の窓よりピアノの音こぼる(佐保子)
⑤片蔭のなかより監視カメラの眼(遅足)等・静荷・亜子・立雄
⑥片蔭の一つだに無き上田城(等)佐保子・静荷
⑦ビル群の片陰を行く就活生(麗子)狗子・郁子・晴代・立雄
⑧片蔭や人待ちに揺る日傘居り(結宇)麗子
⑨片陰に置いてけぼりの記憶かな(郁子)佐保子・等・結宇・亜子・遅足
⑩図書館を出れば片陰伸びており(晴代)能登・遅足・結宇・狗子・亜子・郁子・麗子・すみ
⑪耐えかねて鳩も逃げ込む片陰り(能登)
⑫片陰や縦一列に身を潜め(すみ)結宇・晴代・麗子
⑬夏陰の中は戦場トリトリトリ(狗子)
自由題
①森を吹くサイダー瓶の中の風(等)能登・遅足
②傷跡にそっと手をやる晩夏かな(麗子)結宇・亜子・晴代・すみ
③禅堂や夏陽直下(ジキゲ)の瓦射(シャ)す(結宇)
④蝉開眼(かいげん)今黎明の鬨の声(郁子)佐保子・等・狗子
⑤紺朝顔つつましやかに暮らしおり(晴代)能登・等・郁子・麗子・すみ
⑥鰯雲誰がために引く昇降舵(能登)遅足
⑦暑気あたり母の食卓おままごと(すみ)結宇・麗子
⑧法師蝉己が命愛しめり(静荷)
⑨馬もまた息絶えて浮き原爆忌(亜子)佐保子・等・静荷・立雄
⑩昨日より鏡のなかにいるらしい(遅足)狗子・郁子
⑪秋立つや暮れて葉擦の音高し(佐保子)遅足・静荷・亜子・晴代・立雄
⑫国敗れあの日天まで赤とんぼ(立雄)能登・結宇・狗子・静荷・麗子・すみ
⑬老兵のポツリと語る敗戦忌(狗子)佐保子・亜子・郁子・晴代・立雄
次回は9月16日(水)午後1時 東鮨。
題詠は「夜長」です。
今回の題詠は、新しい風を感じさせる句が生れませんでした。
まだまだ、力が足らないことを痛感しました。
次回、頑張りましょう。

応答の一日一句
秋草や石の男根峠道 孝
抱擁の野仏隠す秋の草 亜子