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575の会

名古屋にある575の会という俳句のグループ。
身辺のささやかな呟きなども。

さくらサクラ   鳥野

2014年04月01日 | Weblog
古びた我が住まいの、唯一の取り柄は、桜花にちかいこと。
4・5分も歩けば名城公園、外周はサクラの並木です。
その道を南進する市バスの「西巡回線」はさながらのお花
見コース。
名古屋城天守閣を遠景に、数寄屋町、樋ノ口町などの城下
町を経て、やがて城の正門、サクラさくらの真っ只中です。

花の中の花と讃えられ、愛される桜はまた、その散り際の
潔よさから、大戦中には戦意高揚のシンボルに利用されま
した。挙句、末期には米軍機の空襲で、城も花も消失。
花はそんな愚かさおも伝えています。

 ・ サクラ咲く、サクラ散ったとメールあり、
   孫それぞれにそれぞれの春 
                  鳥野


コメント (1)
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