徘徊老人のひとりごと

地球上を徘徊する75歳のボケ老人のひとりごと

徘徊老人のひとりごと 熱海日乗(令和元年5月21日、火曜日、雨のち晴れ)

2019年05月22日 | 日記
     関東地方は朝から激しい風と雨のようだ。
     「ようだ」と書いたのは、不思議なことに熱海のワタシの所だけは風もなく雨だけだ。
     熱海市役所の広報メールで「大雨注意報」が送られてきたが日付が5月20日付だ!
     なにを寝ぼけているんだ!と思ったら10分後くらいに「発信日付に誤りがありました」だって!
     テレビで風雨情報を観ていたが、雨風が小田原や伊東などの近隣に降り注いでいるが
     ピンポイントで熱海をスルーしているようだ。

     お昼過ぎには、アレアレと言う間に雨が上がった。
        
        だが霧が濃い。

     午後3時頃、コーヒーを飲みながら本を読んでいるとけたたましく火災報知機が鳴った。
     激しい音なので、もしやこの階かと思って玄関のドアを開けると、ドアの近くの火災報知機の赤色灯が
     点滅して激しい音を発している。
     以前もワタシの部屋の荷物置き場の感知器が誤作動を起こしたことがあるので、開けてチェックすると
     異常がない。
     同じ階のMさんも出てきて「どこ?」
     「誤作動ですよ」
     火災情報パネルがあるのは管理人室だが、管理人さんは今日は「休日」なのでいない。
     管理人室のパネルから「火事です、火事です」と人工音声がひっきりなしに発せられている。
     そのうちマンションの住人も集まりだした。
     と言っても4人だけど。(笑)
     管理人室の鍵は理事長のMさんが持っているけれど仕事をしているので平日は不在なのだ。
     セキュリティー会社の係員がやって来るのは20分から30分後だ。
     せめて、火災報知機音を停止してほしいとみんなが言う。
     ワタシは「はた」と気が付いた。
     ワタシは資材置き場の鍵を預かっている。
     「もしかして、その鍵で開くかも?」と部屋に引き返し持ってきて使ってみるとドアが開いた!
     火災情報パネルを見ると確かにワタシの部屋に灯りが点灯していた。
     とりあえず、「火事です」音声をオフにして、火災報知機の音も一時停止のボタンを押したので
     一時的に火災報知音は一時的にストップした。
     でも、これは10分くらいするとまた鳴りだすのでセキュリティー会社の人が来てリセットするまで
     鳴り出したらボタンを押す作業をしなければならない。
     住民のみなさんはと言っても4人だけど(さっきも書いた)、
     「それじゃお願いしますね」と言って戻って行った。
     それから約30分後にセキュリティー会社の人が来たのだが
     その間、外に出たり、警報音を消したりして待った。
     セキュリティー会社は湯河原にあるのだが、熱海ビーチラインは高波で通行止めだから県道でやってきて
     熱海市内で道を間違えたので時間がかかったとのことだ。
     もうこれだけで、この人大丈夫?って感じの人だった。
     同時に感知器設置会社の人も駆けつけて、その人とワタシの部屋に行きチェックしたところ
     トイレの感知器が誤作動していたのだった。
     ワタシの大便の匂いがきついから誤作動を起こしたわけではない。(笑)
     急激な気圧の変化で誤作動を起こすのだ。
     熱海は山に建つマンションが多いので気圧の変化を感知するのだろうか?
     セキュリティー会社の係の人も今日はあちこっちから連絡が入って大忙しなんですだって!
     この人は多分定年退職後再就職した感じの年配の人なのだが、作業動作がいまいちだった。
     ので、感知器設置会社の人がてきぱきとリセットして、セキュリティー会社に人はなにもしなかった。
     しなかったばかりか、会社に報告するさいにも要領を得ない報告をするので、
     ワタシがメモ用紙に誤作動の発生場所、リセットは誰がしたのか等々を書いて手渡して報告させた。
     「管理人さん、本当にありがとうございました。こんなに親切にしてもらったのは初めてです」と
     礼を言われたって、ワタシャ~~管理人じゃねえよ!
     ワタシがこの人の上司だったら
     「この仕事あんたに向いていないから別の仕事を探した方がいいよ」と言うだろうね。

      誤作動した感知器がワタシの部屋でよかったよ。
     不在の人の部屋だと、無断で入室するのも問題が起きるのでね。

       
       霧もだんだん上がってきたので

     散歩に出たら
         
         民家の庭の琵琶の木の枝が折れていた。

     風が吹いていたところもあるんだね~~~~~。

           
           夕方、すっかり晴上がった。
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