徘徊老人のひとりごと

地球上を徘徊する75歳のボケ老人のひとりごと

徘徊老人のひとりごと 熱海日乗(9月18日)~掟破りの来訪者(笑)~

2013年09月19日 | 日記
   熱海では、「寂しい・孤独なひとり暮らし老人」を演出するつもりだ。
   だから、「来訪者用」の準備は整っていない。
   また、土・日に泊まりがけで「遊びにゆきたい」(酒と温泉)という
   希望者が沢山いて、「来訪者受入態勢」が整ったら、
   どこかの区の保養施設のように、抽選で当選した人のみ
   「来訪者」を受け入れるか、または「人格」の「資格検査」をして
   ワタシの部屋に宿泊するに「ふさわしい人」のみを受け入れるかしないと
   まるで、ワタシが、この宿(?)の管理人みたいになって
   「孤独なひとり暮らし」どころか、毎日が週末の来訪者にそなえて
   「準備」をしなければならないことになってしまう。
   このことをワタシは「非常に」恐れている。

    そんな矢先、まだ受入準備が整っていないのに
   水曜日が会社が休みなH君からメールが来て
   「明日、遊びに行きたい。なにか、行っては困る事情があるなら
    行きませんが」というメールが来た。
   H君はワタシの「家主さん」のことも良く知っているし
   「来ちゃダメだ」と言ってしまうと
    「行っては困る事情があるかもしれない」と
   「家主さん」に報告されても困る。
   H君もなかなか、考えたメールを寄こしたものだ。
   これじゃあ、断れない。(笑)

   朝の八時半頃、記念すべき第一来訪者としてH君が来た。
   ちゃんと、心得ていて、エビスのロング缶6缶持参した。
   これで、先例が出来た訳だ。
   最低でも我が家を訪問したい人は「日帰り」でも
   ひとりにつき、エビスロング缶 6缶だ!
   発泡酒などを持って来る人は「玄関払い」だ!
   (来訪希望者は、ここをメモしておくように)

   さっそく、頼朝ラインをジョギングする。
     
    一昨日にワタシがトレイルで立ち寄った「頼朝一杯の水」から
    伊豆長岡方面を背景にH君の来訪証拠写真を取る。
   今日はここから戸田幸四郎の絵本美術館まで行くことにする。
    「ジャックさん、絵本美術館に行ってどうするんですか?
     まさか、中に入って絵本をみるんじゃないでしょうね?
     絵本見て、どうすんですか?」
    もう、絵心のないヤツは、これだからいやだね~~~~。(笑)
   道は「頼朝の一杯水」から急激な下りだ。
    「スゲ~~下りだ。ひよっとして、下りってことは
     帰りは登りだよな。俺、帰りは歩くかんね」とワタシは宣言。
   下って下って絵本美術館に到着。
     
     コンクリート打ちっぱなしのおしゃれな美術館。
     だが、「休館日」の札!
    バカヤロ~~なH君
     「ジャックさん、ここ、見たかったですよね~~。
      レストランもあるんですよね。景色を見ながらランチ」(笑)
     「早く戻ろ!帰りは俺歩くからな」
    でも、バカ話ししながらゆっくりジョグで登りを上ると
    「頼朝一杯の水」まで戻って来た。
    そこから国道135号線を
     
     右手に海をみながらゆっくりジョグし
     遠くに見える島は「初島」
    日本山妙法寺の仏舎利塔まで足を延ばすことにした。
     
     
      仏陀に尻を向けて「うんこ座り」している不信心者の「ワタシ」
      次に来た時は、ちゃんと座禅スタイルで撮ります。
     
     もうひとりの不信心者も、手の合わせ方で不信心者と分かる!(笑)
     妙法寺の仏舎利塔からまた国道135号線に出て
     
     熱海城を裏側から見る。
     
     「秘宝館」の看板に「後ろ髪」を引かれそうになるが
      真面目なワタシ達は熱海市内に戻ることにする。
     
      錦ヶ浦を見て、ホテル・ニューアカオの前を通り
      
      錦ヶ浦トンネルを通って、熱海市内に到着。
      マンションの風呂は毎日午後1から午後3時まで「浴室掃除」の
      ために使用できない。
      熱海の海岸を「散歩」していたら午後1時頃の帰還になるので
      「散歩」は中止して、スーパーで「買い出し」
      その後、また坂道をえっさえっさと上り正午前に部屋に到着し
      さっそく、温泉に入る。
     ところが、ワタシはなんだか呼吸が苦しく、めまいがするので
     風呂も早々に部屋に戻り、横になって休憩。
     10分ほど横になっていたら、体調も戻ったので
      
      「打上げ」の準備。刺身は「地物」のアジと真鶴産「いさき」。
      H君持参の缶ビールロング缶 6本、白ワイン 1本。
      4時頃 帰るはずが、6時に・・・・・(笑)
      もちろん、「買い出し」した分も「折半」ですよ。
      (ここんところも、来訪希望者は「メモ」しておくように。笑)
     こうして、H君が去った後、ワタシはベッドに倒れこんだのでした。
     ふと、気が付くと、午後11時でした。(朝かと思った!笑)
     外がいやに明るいので空を見上げると
      
      一四夜の月が煌々と輝いておりました。
      天気も良く、木陰や山は少し涼しく、とても良い一日でした。
      

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