館山湾方向。
左手は房総の丘陵。緑が濃い。
海岸沿いのおうち。眼下に海が広がる。
南国情緒漂う別荘。
左手中腹に「崖の観音」として有名な「大福寺」。
海側を望む。
「船形漁港」方向に進みます。
古いおうち。奥の方にも廃屋が。
真っ直ぐ進むと漁港。旧道はここを左折。
閑散とした街並み。右手の旧道に。
県道に復帰。
1880年代のようす。○が左折点。↓が旧道。
2010年代のようす。漁港が下方に。
新盆の飾り付け? この地域の風習なのか。
左手奥に内房線「那古船形」駅があります。駅名の由来は、「那古寺」と「船形漁港」からきているとか。
ところで、内房線。君津を過ぎると単線。この房総往還の歩きで何回も利用しましたが、乗降客は、ほとんどいませんでした。いつもの夏場のシーズンは賑やかなのか、今年は千葉県内の海水浴場が全て閉鎖されているせいもあるのか? それとも・・・。
そこで、乗降客一覧。
内房線 - 駅別乗降客数データまとめ(「station.kkty.jp」による)(上位順)
蘇我駅 | 63220人/日 (2015年) |
五井駅 | 37304人/日 (2015年) |
木更津駅 | 27602人/日 (2015年) |
八幡宿駅 | 23702人/日 (2015年) |
姉ヶ崎駅 | 20852人/日 (2015年) |
君津駅 | 16792人/日 (2015年) |
浜野駅 | 14106人/日 (2015年) |
長浦駅 | 12334人/日 (2015年) |
袖ヶ浦駅 | 9176人/日 (2015年) |
館山駅 | 3764人/日 (2015年) |
巖根駅 | 3600人/日 (2015年) |
青堀駅 | 2960人/日 (2015年) |
安房鴨川駅 | 2828人/日 (2015年) |
大貫駅 | 2264人/日 (2015年) |
上総湊駅 | 1612人/日 (2015年) |
南三原駅 | 1024人/日 (2015年) |
千倉駅 | 834人/日 (2015年) |
安房勝山駅 | 672人/日 (2015年) |
浜金谷駅 | 612人/日 (2015年) |
岩井駅 | 594人/日 (2015年) |
佐貫町駅 | 562人/日 (2015年) |
保田駅 | 560人/日 (2015年) |
富浦駅 | 466人/日 (2015年) |
那古船形駅 | 368人/日 (2015年) |
5年前の資料なので、現在はもっと減少? 特に「佐貫町」以降南の駅の減少が目立ちます。「那古船形」と同じ無人駅の「竹岡」は100人台のようです。「那古船形」は、「竹岡」に次ぐ少なさ。また、「安房勝山」駅に次いで2駅目の棒線化となっています。
(棒線化=鉄道においてポイントも側線も持たない停車場。列車の行き違い・待避設備のない停車場)
内房線全体が、モータリゼイションの変化、特に東京湾アクアラインや館山道などの自動車専用道路の拡充・整備の影響が大きいのでしょう。君津以降は単線となり、1時間に1本程度。かつて平日日中にも運転していた特急が廃止され、土日のみ「新宿さざなみ」として運行されるのみに。
町の衰退も気になるところです。土日に歩いてもお店は閉まっているし、人通りもほとんどなし。車はけっこう通りますが。対岸の三浦半島の現状と比べて、その差は格段です。
内房線のガードをくぐり、道なりに右折します。
勤王屋酒店。ネーミングの由来が知りたいところです。
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