おやじのつぶやき

おやじの日々の暮らしぶりや世の中の見聞きしたことへの思い

内房線「富浦駅」~「館山駅」。その2。槇(マキ)の生け垣。房州うちわ。(「房総往還」をゆく。第10日目。)

2020-08-25 19:48:10 | 房総往還

         「多田良」で国道から離れ、県道302号線(「内房なぎさライン」)へ。さらにその先を右折します。

           

                                

1880年代のようす。                      2010年代のようす。

静かな道を進む。両側はマキの生け垣。見事な景観。

枇杷の畑。

この先よく見かける「マキ(槇)」の生け垣。

館山市内には、マキ(イヌマキ)の生垣が多く見られます。マキは、千葉県の木にも選定されており良く知られた樹種ですが、館山市をはじめ県南部では、防風、防潮、防火などの効果を目的に家の周囲を生垣で囲う際、この木を用いることが多いようです。マキがよく生垣に用いられるのは、塩分に強い性質であること、砂地に適した木であることに加え、刈り込むほど枝が密になるので、冬の西風が強い房州では風避けにも適しているだからだと言われています。

(この項、「」HPより)

館山市内だけでなく、ここ南房総市など房総半島ではよく見られるマキの生け垣です。

斜め左に折れて、県道に合流。

沿道には、マキの生け垣が続きます。

「うちわの太田屋」という看板が。

うちわの太田屋

房州うちわは、温暖な南房総は「うちわ」の材料となる良質な篠竹に恵まれています。漁師の婦人や老人の手内職として大正時代末期~昭和初期にかけて「うちわ」の生産地として発展してきました。全国でも最高と言われる安房地方の女竹を使用した丸柄の「房州うちは」は、竹の皮むきから始まる24の工程すべて1本1本が手作りです。太田美津江さんも代々続くうちわ職人の家系で生まれました。昭和59年度(1984年)に千葉県の伝統的工芸品の指定を受けた父の太田一男さんからその技術を受け継ぎました。

施設名

うちわの太田屋

所在地

〒299-2404 千葉県 南房総市 富浦町多田良1193

営業時間

お越しの際は事前にご連絡ください。

千葉県伝統的工芸品(平成9年度(1997年)選定)です。ちりめん地・ゆかた地を貼った、昔ながらの紙を貼ったものもあります。「うちわ」の形は変えられません、色や柄や材質に工夫をこらしています。1本の丸竹で柄から面まで作ります。普段でも気軽に使いやすく、贈答用にも大変喜ばれています。房州うちわは、国の伝統的工芸品(平成15年3月16日指定)です。

(この項、「千葉県公式観光情報サイト-まるごとe!%20ちば-」HPより)

         (写真は、「房州うちわ振興協議会」HPより)

この先で「館山市」に入ります。

右手に海が見えてきます。

               


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