所在地:奈良県奈良市福智院町46
宗派:真言律宗
御本尊:地蔵菩薩
創建:天平8年(736年)
開基:玄
札所:大和北部八十八ヶ所霊場、大和地蔵十福
【由緒】
聖武天皇の御世に僧玄が建立した清水寺の遺鉢を受けた寺として受け継がれてきました。
本尊胎内に「建仁三年六月願文」と「建長六年供養」の二種の墨書があります。
本尊は福智庄(現奈良市狭川町)において建仁三年(1203)に造立されたが、
その後、まもなく興生菩薩叡尊上人に依って現在地に移され、
建長六年(1254)福智院が創建されたと見ることが出来ます。
「清水寺」は現存せず遺跡も発見されておりませんが、
「奈良坊目拙解」に清水の三町は奈良清水寺の古跡で後に福智院と称す。
天平年間、僧玄(~746) 行基、良弁等と共に岡寺の義淵に学び、
726年入唐、735年に五千余巻の経典と仏像を持って帰朝)が、
この清水の地に地蔵菩薩を本尊とした清水寺を創建、中世に廃壊し、
建長六年、興福寺大乗院実信僧正が福智院地蔵堂の造立供養をしたが、
これは清水寺の再興であると述べています。
【荒池】
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6e/36/1402c742af50923ab2ca0a09cea826c7.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/23/b7/03943fb3a31e8365899f9b661b4f2b70.jpg)
あの超有名ホテルである奈良ホテルに近い場所に、
このような絶景が見れます。
いつも車で通ってたから見てる余裕が無かったけど、
歩いていると見逃していた美しい風景を発見することもある。
車は便利だけど歩くことも大切ですね。
【山門】
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6b/78/1c3218e120ed7d6b2c03510a3353cc34.jpg)
駐車場は二台分ほどありました。
【聖観音菩薩】
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6e/d3/62f423fde9a6025c15c78cdf9007eaeb.jpg)
【勝軍地蔵尊】
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/24/f1/deab9b647345901c078663825dc676e6.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/13/f0/e61e43dcad324842fde44055569cb490.jpg)
なんかシルクロードから渡ってきたような感じがしますね。
【地蔵尊】
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/36/6c/d5f604466a42364bfa0e707a74fbc18e.jpg)
向かって右側のお地蔵さんは真っ二つに割れていたものを、
補修でくっつけたようです。
これも廃仏毀釈の被害なのでしょうか。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3b/b1/d76015cb38be9891428c3b805154312b.jpg)
随分古いお地蔵さんばかりのようでした。
【本堂】
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4e/82/f6b99e536c3e42ebfb88ecec1f6dc716.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6c/46/154fa59aad14d58fc2108e5437e18c6c.jpg)
拝観料400円を支払い本堂内へ。
台座をあわせて高さは6.76メートルもある
どっしりと座られた御本尊が目の前に。
知らないで見ると如来かと勘違いしそうですが、
実は地蔵菩薩像なのである。
普通、お地蔵さんは立像であるが、
こちらは座られたお地蔵さんなんです。
これほど大きなお地蔵さんは初めて見ます。
しかも光背まである地蔵菩薩はとても珍しい。
表情を見るとこれがまた異質。
普通のお地蔵さんは優しい表情で親しみがありますが、
とても威厳に満ちた厳しい表情をされているように感じた。
お地蔵さんと気軽に言うには失礼と思えるほど。
また、説明をしていただいた奥様によると、
光背の頂上に不空成就如来(釈迦と同体)が左右三躰、六体の地蔵菩薩像(六地蔵)、
化仏は560体、六地蔵と御本尊を入れると全部で567体であり、
釈迦滅後、56億7千万年の後に下生すると云う弥勒の信仰を表しているそうです。
実に細かいいい仕事をしてるね~、って感じです。(^^
これはマジで必見です。
興福寺の駐車場が満杯でなかったら、
今日出会うことのなかった地蔵菩薩。
これも何かの縁なのであろう。
ひさしぶりに感動しました。
【御朱印】
宗派:真言律宗
御本尊:地蔵菩薩
創建:天平8年(736年)
開基:玄
札所:大和北部八十八ヶ所霊場、大和地蔵十福
【由緒】
聖武天皇の御世に僧玄が建立した清水寺の遺鉢を受けた寺として受け継がれてきました。
本尊胎内に「建仁三年六月願文」と「建長六年供養」の二種の墨書があります。
本尊は福智庄(現奈良市狭川町)において建仁三年(1203)に造立されたが、
その後、まもなく興生菩薩叡尊上人に依って現在地に移され、
建長六年(1254)福智院が創建されたと見ることが出来ます。
「清水寺」は現存せず遺跡も発見されておりませんが、
「奈良坊目拙解」に清水の三町は奈良清水寺の古跡で後に福智院と称す。
天平年間、僧玄(~746) 行基、良弁等と共に岡寺の義淵に学び、
726年入唐、735年に五千余巻の経典と仏像を持って帰朝)が、
この清水の地に地蔵菩薩を本尊とした清水寺を創建、中世に廃壊し、
建長六年、興福寺大乗院実信僧正が福智院地蔵堂の造立供養をしたが、
これは清水寺の再興であると述べています。
【荒池】
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6e/36/1402c742af50923ab2ca0a09cea826c7.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/23/b7/03943fb3a31e8365899f9b661b4f2b70.jpg)
あの超有名ホテルである奈良ホテルに近い場所に、
このような絶景が見れます。
いつも車で通ってたから見てる余裕が無かったけど、
歩いていると見逃していた美しい風景を発見することもある。
車は便利だけど歩くことも大切ですね。
【山門】
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6b/78/1c3218e120ed7d6b2c03510a3353cc34.jpg)
駐車場は二台分ほどありました。
【聖観音菩薩】
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6e/d3/62f423fde9a6025c15c78cdf9007eaeb.jpg)
【勝軍地蔵尊】
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/24/f1/deab9b647345901c078663825dc676e6.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/13/f0/e61e43dcad324842fde44055569cb490.jpg)
なんかシルクロードから渡ってきたような感じがしますね。
【地蔵尊】
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/36/6c/d5f604466a42364bfa0e707a74fbc18e.jpg)
向かって右側のお地蔵さんは真っ二つに割れていたものを、
補修でくっつけたようです。
これも廃仏毀釈の被害なのでしょうか。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3b/b1/d76015cb38be9891428c3b805154312b.jpg)
随分古いお地蔵さんばかりのようでした。
【本堂】
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4e/82/f6b99e536c3e42ebfb88ecec1f6dc716.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6c/46/154fa59aad14d58fc2108e5437e18c6c.jpg)
拝観料400円を支払い本堂内へ。
台座をあわせて高さは6.76メートルもある
どっしりと座られた御本尊が目の前に。
知らないで見ると如来かと勘違いしそうですが、
実は地蔵菩薩像なのである。
普通、お地蔵さんは立像であるが、
こちらは座られたお地蔵さんなんです。
これほど大きなお地蔵さんは初めて見ます。
しかも光背まである地蔵菩薩はとても珍しい。
表情を見るとこれがまた異質。
普通のお地蔵さんは優しい表情で親しみがありますが、
とても威厳に満ちた厳しい表情をされているように感じた。
お地蔵さんと気軽に言うには失礼と思えるほど。
また、説明をしていただいた奥様によると、
光背の頂上に不空成就如来(釈迦と同体)が左右三躰、六体の地蔵菩薩像(六地蔵)、
化仏は560体、六地蔵と御本尊を入れると全部で567体であり、
釈迦滅後、56億7千万年の後に下生すると云う弥勒の信仰を表しているそうです。
実に細かいいい仕事をしてるね~、って感じです。(^^
これはマジで必見です。
興福寺の駐車場が満杯でなかったら、
今日出会うことのなかった地蔵菩薩。
これも何かの縁なのであろう。
ひさしぶりに感動しました。
【御朱印】
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4c/43/f6a8fec8bb40792696248b57845317e6.jpg)