そとさま雑記

自然と平凡な日々の暮らしを記録します。 

百合の花・・・シベリア

2014-03-13 14:53:39 | Weblog

3月10日(月)

きのう花屋さんを覗いたら綺麗な百合の花が目に付いた。

そうだ、明日伺うお宅に久しぶりに百合を持参しよう。

花の名は「シベリア」。

カタカナの名前がついた百合の花の中で、はじめて覚えた白い百合。

カサブランカのように華やかではないし、大きくもないが好きな花。

お宅に着き、百合を差し出すと、「わあ、うれしい!今日はお花がないなあと

思ってたのよ」と言ってくれて、こちらもほっこりとした嬉しい気持ちになった。

言葉の力は大きい!

3月12日(水)

やっとやって来たこの日。

プラチナチケットと言われてる「ムサシ」の観劇日。

藤原竜也の大ファンである友人(私もファンだが)が何とか取ってくれたのだ。

過去に二度挑戦したが失敗。

その友人が2週間前にインフルエンザに罹り、激しい咳で胸骨を圧迫骨折。

あらら、折角のチケットがふいになるのか? 

同情よりもついチケットへ、思いがいく自分に呆れる。

思いが伝わったのか「絶対に12日までに治すからね!」と激しい宣言!

若者だって骨折二週間では治せないのに、無謀なことを・・・

反面、そんな反骨(?)の彼女に感服。

その言葉どおり、渋谷のシアターコクーンにやって来た。すばらしい!

今公演の武蔵はもちろん藤原竜也、小次郎役は溝端淳平。後は大体同じ

メンバーのようだ。2010年の初演。

テレビで観た舞台映像では、小次郎は小栗旬だった。

井上ひさしの脚本は、本当に凄い。

必ず笑いがあり、どんでん返しがあり、殺し合いに対する深い反戦の思い

に貫かれてるのだ!

役者たちもしっかり応えてる。

私達の席は最高だった。役者の花道!

私のすぐ横を竜也が走りぬけていった。

友人はしっかりその後姿を振り返って見送った後、私に「みんな誰も振り

向かないわ。あなたもね!」とのたまう。

はい、すみません。

3時間10分。あっという間だった。

座席すこし辛かったけど、そんなに痛くならなかったわと少しお茶することに・・・

結局2時間しゃべって別れる。女性は強い!