そとさま雑記

自然と平凡な日々の暮らしを記録します。 

二紀展(受賞作家新作展)と「大志満」!

2010-02-01 10:47:47 | Weblog
1月31日

友人二人から恒例のバースデイ会食をしましょうとの嬉しいお誘いがあり、丁度時を同じくして板倉画伯の受賞後新作展が銀座であるとのことなので、銀座にしましょうと即決。

私は地下鉄、友人達はJRなので銀座松屋正面で会いましょうと約束。
11時20分に着き、ちょっと遅れそうと携帯に連絡もあったことだし、地下で買い物をしていた。そこへ又電話。
「今着いたから」「あら、地下にいるの。ちょっとまっててね」
3,4分後、正面に出ると二人とも居ない。
近くの売り場を覗くが居ない。携帯に電話。
「何処にいるの?」「えッ、正面よ」「えーッ、私も正面に居るのよ。傍に何が見える?」と聞く。「三菱銀行が見えるわ」
「分かった、すぐそっちへ行く」
角を曲がった横の入り口に居るのだろう、目の前が三菱銀行だから・・・
ところがあのニコニコした笑顔がない。
どうしたんだろう?
あ、そういえば京橋よりにも入り口があったなと思い出す。
走って向かう。 居ました居ました!

松屋にはライオンがいない。
正面の目印がないのである。お互いの正面認識の違いからのバタバタ騒動。
いつも三人はこんな調子だ。面白い幕開け。

先ずは予約してある銀座コアの9階「大志満」へ。
12時前なのにいっぱいのお客様。ビックリ。
私は2月6日の誕生日だが、忙しい仕事を持ってる友人達なので繰り上げての乾杯をしてもらう。この年で気恥ずかしいが、この習慣この頃何だかいいなあと思う。
プレゼントは1000円以下と決めてる。
ちょっと頭を使う金額。ボケ防止?

美味しく食事して、ふと周りを見ると女性ばかり。
途端に申し訳ない気がしてくる。だれに?

終わって、いよいよ展覧会場へ移動。
すぐ近くの松坂屋別館4階。
受賞者対象なのでこじんまりだが、ゆったり見られるスペース。
一目で板倉さんの絵はわかる。長年見てるので当たり前だけれど、一番華やかに見える。
しかし題名は「五衰」。
これは仏教用語だそうだ。
帰って調べたら、天人五衰といい、天人が死ぬ前に体に現れる五種の衰えを言うとなっていた。ふ~~~ん。
絵の背景の描き方が前とはこの頃違うなあとは感じるのだが、良く分からない。
分からなくてもいいのだ、友人の絵というだけで好きなのだから。

銀座のコーヒー(高い!)を頂いてから帰路に着く。
実に楽しいひと時でした!有難う、又半年後にね!