そとさま雑記

自然と平凡な日々の暮らしを記録します。 

読書の日

2010-02-13 13:14:59 | Weblog
2月13日

早朝から氷雨模様で寒い。
歩くのをやめ、土曜日なので7時少し前起床。
でも、息子は仕事があるというのでお弁当のおかずを作っておく。
彼は自分で詰めていく。自分流でいいらしい。
ごはんをギュウギュウにつめこんだり、少なくしたり自在にやってる。
自分で作れば満点なのだが、それは苦手。
前夜のおかずをたまに残して小皿にラップしたりするぐらいはやってるが・・・
笑ってしまう。

本当の所は、家を出て独立してほしい!

今日の天気は読書向き。
さっさと家事を片付けて、2日まえに来た本を読むとするかな。
しかし、相方が居るのでそう自由にはならない。
午前中は車で買出しと銀行へ。
それと昨夜読み終わった本を返しに図書館へ寄ってもらう。
私の読書は基本的に図書館利用。
作家の方々には悪いと思うけれど、本は買うと当然増える。置き場に困る。
なので、電車で読む為の文庫本を買うぐらいで申し訳ない。

このブログを書く前に手帳で調べると、去年借りて読んだ本は56冊。
この所年々読書量は減っている。
とうとう60冊を割ったか・・・
20年ほど前から読んだ本を手帳につけている。
情けない事に、前に読んだ本をまた借りて自分に危機感を持ったので始めたまで。褒められた事ではない。

今年になって読んだ高村薫の「マークスの山」。
友達がコーラスの練習日に「読み終わったので読んでみたら?お薦めよ」と渡された。
何日かまえに「高村薫はまだ読んだ事ないわ、ちょっと敬遠」といった覚えがある。
私と友人はいろんな事の興味が似てる。本もそうだ。

でも、この日は正直気が重くなった。
「えッ、時間かかるかも~」「いい、いい何時返してくれても」と。
トホホ・・・

ちょうど図書館の本も読み終わったとこだったけれど、2,3日ほっといた。
いよいよ暇が出来た日、ちょっとだけ読む気になった。
読み出したら、ヤメラレナイ。すごい!
久しぶりに読み浸った。料理の時間も惜しんで、いや食事の時間も惜しんで読んでしまった。
やはり、高村薫は力量のある作家。解説にあるように社会派だというのも肯ける。

翌週の練習日、「実におもしろかった!」と返すと「でしょ?でしょ」と得意げに。
食わず嫌いの本は多いようだ。反省。
もっと間口を広げよう。

ちょうど半年前に予約してた本「植物図鑑」が今日来たので、これも楽しみだ。