そとさま雑記

自然と平凡な日々の暮らしを記録します。 

初夢!

2011-01-12 19:26:53 | Weblog

1月11日

この頃あまり夢を見なくなった。

今朝がた久しぶりに見た夢、父の夢だった。
父と旅をしてる私は20代。
どこへ旅してるのだろうか?二人で話しながら歩いてる、ひたすら・・・

そういえば、寝る前に読んでたのは川上健一の「旅ステージ」という本。
この著者の書くものを私は好きだ。
波乱万丈があるわけではないが、心が温かくなる本を書く。

私の父は新らしもの好きだった。
昭和10年代に車の免許をとったり、日本初の地下鉄銀座線が開通するとすぐに乗りに行ったそうだ。運転免許は、後に戦中で役に立ったとよく言っていた。

そういう父なので、家族で車の旅行はよくしたが、ひたすら歩くような旅は
したことがない。

私が一番覚えてる旅は仙台への旅。

私はもう勤めていたが、何故かその時父母の旅行に付き合ったのだ。
父は買い換えたばかりの三菱コルトを試したかったのだと思う。
それまではお金が無いので、小さな小さな確かマツダのクーペという車に
乗っていた。
私も車は好きだったので、仙台の伯母の所へ行く旅に乗ったのだろう。

そのころ常磐高速道などはなく、国道6号線をひたすら走る旅だった。
何しろ笑っちゃう旅だった。
半ドンで銀行から帰宅し、家を出発したのが2時過ぎだったと思う。
夜までに仙台の先の親戚に着くのは無理なので、宿を予約したらというのに
父は「大丈夫だよ、どうにかなる」と出発。

案の定、勿来の前辺りで夜になり、駅前のロータリーに車を止め、ちょっと寝よう
というではないか。母と二人呆れたが、言い出したら聞かないので仕方がない。
なんとかなるかと目をつぶる。
暫くして、誰かがコンコンとする音で目が覚めた。

立っていたのはお巡りさん!
「どうしたんですか?」
「はッ?あのその運転中眠くなったのでちょっと仮眠してたんですよ」
「そうですか、事故多いですからね、気をつけて行ってくださいよ」

結局、すっかり目が覚めて父は運転再開。
車の中で大笑い!
だから言ったでしょと二人に攻撃されて結局何処だか忘れたが、宿泊した。

翌日、仙台に入りメーンの大通りで急に車の調子がおかしくなり、仙台のど真ん中で
止まってしまったのだ。情けない、新車だというのに・・・とほほだった。

幸か不幸か、三菱自動車のショウルームのすぐ前だったのも笑いの種!
その年兄が就職したご縁で三菱の車を買ったので、その後ずっと兄は
言われ続けた!

伯母の家に着いてからも、笑う事ばかりで思い出多い旅になった。

これが私にとって一番の忘れえぬ旅。
初夢から遠い昔を思い出し、懐かしい気持ちになり眠れなくなった!


江戸川だより (アオサギの幼鳥)

2011-01-12 11:20:07 | 江戸川ウォーク

 

1月12日

昨日の夕方、素晴らしい雲をみた。

「波状高積雲」。7時のニュースで取り上げられていたので、この名を知った。
空一面の波状雲は何かが起こりそうな感じがしたほどだ!

今朝は7時半スタート。
ちょっと遅めだが、この時間帯が一番人が少ない。
中高年は早朝、幼児は10時過ぎに出てくるので、7時台はすいてるのだ。
でも、冨士山は見づらくなる時間帯なので期待薄。

思ったとおり富士山は影も形も見えない。

今朝の鳥は、ツグミ・ムクドリ・ハクセキレイ・スズメなど。
土手の下へ行くと、道際にとても小さな白い花が咲いている。
芝生に咲くニワゼキショウよりも小さい花。12月始めから咲いていた。
強い花なんだろうな~

橋のたもとから釣り船屋の方を何気なく眺めると、カワセミがいた!
カワセミに惹かれてそちらへ歩を進めると、上流にカルガモ親子・コサギ・ダイサギとカラスが入り混じって、引き潮の川面をツツイている。
そちらへ行こうとして、アレッと見直した。何かが動いてる。
すぐ下の干上がった黒いヘドロの上に、ジッとしてる灰色の鳥だ!

あれは何?
カモではない、カラスでもない。なんかほわほわしてる。
テレビで見たペンギンの子を大きくしたみたいな・・・
ものすごく真剣にヘドロに向かってる。
と、瞬間立ち上がって小さな魚をゲット。素晴らしい!

立ち上がった姿はアオサギ。幼鳥だ。かわいい!

そうか、12月始めからこの界隈でアオサギを二羽良くみかけたのは、
こういう事だったんだと納得。

いい朝だった!