そとさま雑記

自然と平凡な日々の暮らしを記録します。 

クリント・イーストウッド!

2009-05-02 20:40:55 | Weblog
5月2日

 今日は古典講座「栄花物語」の日。
 大型連休だというのに出席率が非常にいい。
 子育てがとっくに終わった方々の集まりではあるので、連休なんぞは関係がない
 のである!

 先生も同じような年齢であるので、気を良くして(?)かいつもよりグンとペー
 ジ数をのばして下さった。それでも2ページだが・・・
 先生の講義は枝葉に延びる時間が長く、その分面白いし、知識もふえるのだが、
 いかんせん本文の進みが遅い。
 先生のご存命中に終了するのは無理のような・・・
 或いは、生徒がお先に失礼するか、神のみぞ知る。
 先生は私より10才は上なのだが、非常にお元気で、どうも生徒よりご自分の方
 が若いと思っておられるようなのだ。
 時々めがテンになる。

 講義の後、今日こそ映画「グラン・トリノ」を見に行く事に。
 仲良し4人組の二人から食事に誘われたので、映画を見に行くと言ったら、私も
 私もとなって3人で行く事に。
 皆さんお暇なようで・・・アハハハ

 「グラン・トリノ」とはフォードの車名だそうだ。
 主人公は朝鮮戦争に従軍した経験を持つ頑固な老人。

 監督・主演ともクリント・イーストウッド
 彼にとって、俳優として最後の作品らしい。監督としては続けるようだが。

 奥さんを亡くした所から映画は始まる。
 葬式にやってきた息子達とはどうも噛み合わない、頑固さ故に浮き上がっている
 のだ。
 お隣には中国人(モン族)一家が賑やかに引っ越してくる。
 偏屈で何かと偏見の持ち主だが、唯一の趣味が年代物の「グラン・トリノ」を磨
 くこと。ピッカピカだ!
 芝生の手入れも怠らない!

 お隣の少々トロいタオとスー姉弟と接触を持つようになると、さすがの彼のイエ
 ローに対する偏見も段々に解けてくる。
 民族の違いや風習など興味を持つようになる。
 タオに自分の工具類を貸し、仕事を覚えさせ仕事に就かせる。
 しかし、タオを仲間に引きずり込もうとするチンピラ達がしつこく迫る。

 そして、主人公がとった行動とは?
 これ以上は書けないが、グッとくるのだ。
 私は不覚にも洟をすすってしまった。

 どうぞ続きは観て下さい。絶対お奨めの映画です!