そとさま雑記

自然と平凡な日々の暮らしを記録します。 

ヌルデ

2008-10-14 22:50:20 | 江戸川ウォーク
江戸川ウオークの道でいち早く紅葉する木、それはヌルデ。
今年の夏は暑すぎたので、あまり美しい紅葉にはならないかもしれない。
その証拠に、紅葉する前に虫食いにあってる木が目立つ。

ヌルデはウルシ科の低木。大きいものは7メートルぐらいになるが、殆どは
低木のまま。幹から取れる白い液を塗料とした時期もあることからヌルデと
云う名が付いたらしい。
普段は実に地味、どちらかと言うと嫌われるほうだ。
敏感な人はウルシ科だけにかぶれることもあるので要注意。
葉軸には翼があるのが特徴だ。

ところが、この地味な木が華やぐときが年に二度来るのだ。
新芽の時と、紅葉時! 新芽もとっても愛らしい赤で始まる。

私にとって人生を感じさせる木、華やぎの無い自分だけにせめて年に一度で
もと思わせられる木。

出光美術館

2008-10-14 21:14:54 | Weblog
10月11日

 午後3時からのトリフォニーホールでの新日フィル名曲コンサートの前に、
 文化に貪欲な友人の提案で、出光美術舘へ。
 有楽町に程近い所にある美術館で、広さも疲れない程度、その上帝劇の上な
 ので眺めが抜群!とても好きな美術舘の一つだ。

 今日は、企画展で「近代日本の巨匠たち」。
 大体の作品は前に見たものだったが、平櫛田中の木彫「張果像」は初めてみ
 る作品だと思うが、素晴らしかった!
 最近は忘れることが多くて、もしかしたら前に見てるのかも・・・

 併設は、仙展。おおらかな作品群に又あえてラッキー。
 程よい展示で、見終わった後皇居を見下ろせるソファーにすわって休憩する。
 これもここの素晴らしいところだ!

 食事をして駆けつけた「名曲コンサート」の曲目

  モーツアルト   ピアノ協奏曲第27番 変ロ長調

  チャイコフスキー 交響曲第6番 ロ短調

   指揮  クリストフ・ゲッショルト
   ピアノ 児玉麻里

  ゲッショルトさんは32才の若々しい指揮ぶり。
  圧巻は第6番の終わりの指揮、手を上げたまま10秒・20秒・・・
  客席はまさに一つに!息を呑む静寂!
  こんなの初めてでした♪