そとさま雑記

自然と平凡な日々の暮らしを記録します。 

葛の生命力!

2008-10-11 00:09:23 | 江戸川ウォーク
今朝の江戸川

 5時40分、一瞬のあかね空。
 雲多めの空の間に美しいピンク色が映えること!
 朝焼けは、雨の前触れと言われる、もしかすると雨になる?

 ヌルデの葉が赤く色づいてきた。
 対岸を我が物顔に覆い尽くしてる葛もさすがに勢いが無くなった。
 
 葛の生命力の凄さと言ったら、おそろしいものがある。
 3年ほど前までは葛の覆ってるところはそう多くは無かったと思う。
 このところの繁茂はすさまじい。
 私が一番大切に思ってる榎にとうとう触手を伸ばしてきたのだ。
 その榎の手前に、細竹が20メートルほど茂っているのだが、今や葛の下に
 埋没状態になっている。
 立派な榎も、来年には覆われるだろう。

 前に読んだ本によれば、日本に住んだことのあるアメリカ人が、これを好ん
 で持ち帰り、アメリカに植えたそうだ。
 今や、そのすさまじい繁茂力にお手上げ状態らしい。
 葛はもともと原産は日本と中国。
 背高アワダチソウが日本に繁茂したことの逆パターンだ。

 7月から9月にかけて赤紫の独特の匂いがする花を咲かせる時ぐらいだ、氣
 を許せるのは。

 触手がぐんぐん伸びる雨上がりのときなど、まるで「おいで~おいで~と」
 絡み付くようで恐ろしくなる時がある。
 ツルモノは藤にしてもそうだが、巻きつく力がすさまじいので巻きつかれた
 樹は本当にかわいそうだ。

 その葛も、10月半ばの今は静まりつつあり穏やかだ。
 
 今朝はカワセミもゆったりとしていた。