写真師の「新カメラ日記」

JRP会員の橘が日々の事、撮影日記などを記録していきます。

ストリートダンスが「ストリートダンス」だったころ

2018年07月12日 | 写真日記
    [路上にほとばしるダンスへの思い]

12年前、昔風に言えば一昔前の私が最初に手にしたデジタルカメラで撮った路上の若者たちの姿です。
いまではほとんどメジャーとしての市民権を得ているストリートダンス、ヒップホップなどと呼ばれるダンスです。
ただ当時はその名前の通り街角などに集まって若者たちが自分たちで振りを考え、創り出していった若者の文化として広がり始めていました。
写真は白山山麓の町の祭りで路上の一画を借りて自分たちのダンスを披露していたのを撮った写真です。

    [見物の若者もダンス仲間]

暑い路上で汗を振り絞りながらのヒップホップダンス。
路上の熱演を見守るのもダンス仲間たち。
一般観客はまだ少なくて私は好きな場所から好きなアングルで撮影ができていました。
ダンサーたちもほとんどがストリート育ちで、野性味あふれるダンスを披露していました。
12年経った今はダンサーのほとんどがダンス教室出身で、コンテストなどを見るととてもすばらしい踊りを披露するチームばかりになりました。
もちろん美しい衣装で技術的にも素晴らしい踊りを見せていただくのはとても嬉しいのですが、なぜかこのころの粗っぽくて迫力のあるストリートダンスらしい反骨の匂いのする路上の踊りが懐かしくなります。

今日は12年前に撮ったストリートダンスの写真二枚をアップしてブログ[写真師の新カメラ日記]更新です。



当ブログの親サイトは[ぎゃらりーたちばな]です。
ブログで公開した写真はフォトチャンネルでアルバムになっています。どうか時間があればそちらもご覧ください。
ぎゃらりーたちばなー新カメラ日記ー
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