[金沢市南部近郊の大根干し]
少し昔、2013年晩秋の我が家近くに冬の風物詩として現れた合掌櫓の大根干しです。
私が金沢のこの地に住み始めた数十年前には11月末になると農家の方たちが漬物用の大根を大量に干す風景が多くの大根畑で見られ冬の到来を教えてくれました。
そして4年前にはこの地域で櫓を使って干す大根干しの姿はこの畑だけになり、現在はこの畑も半分が住宅地になり大根干しは姿を消してしまいました。
[内側から見上げる大根]
櫓の内側から見上げるとすごい光景が広がります。
数々のなまめいた白い肌をあらわにしたような艶やかな大根が遥か上まで何段にもわたって頭上に見えます。
このダイコンはまだ干されたばかりなのでむっちりと太ってしわ一本ない上物ですが10日も木枯らしに晒されるとしわしわの柔らかい漬物用の大根になります。
[いまは高校近くに残る大根畑です]
大根干しの櫓の中で撮影していると近くの高校の生徒が通り過ぎます。
「生徒諸君、この大根干しの風景をしっかり見てくれよ。
日本農業の原風景のような、こんな風景はすぐに姿を消してしまうのだから。」
そんな声をかけたくなるひと時でした。
いまはもうこの地では見られなくなった4年前に撮った「合掌櫓での大根干し」の写真三枚をアップしてブログ[写真師の新カメラ日記]更新です。
当ブログの親サイトは[ぎゃらりーたちばな]です。
ブログで公開した写真はフォトチャンネルでアルバムになっています。どうか時間があればそちらもご覧ください。
少し昔、2013年晩秋の我が家近くに冬の風物詩として現れた合掌櫓の大根干しです。
私が金沢のこの地に住み始めた数十年前には11月末になると農家の方たちが漬物用の大根を大量に干す風景が多くの大根畑で見られ冬の到来を教えてくれました。
そして4年前にはこの地域で櫓を使って干す大根干しの姿はこの畑だけになり、現在はこの畑も半分が住宅地になり大根干しは姿を消してしまいました。
[内側から見上げる大根]
櫓の内側から見上げるとすごい光景が広がります。
数々のなまめいた白い肌をあらわにしたような艶やかな大根が遥か上まで何段にもわたって頭上に見えます。
このダイコンはまだ干されたばかりなのでむっちりと太ってしわ一本ない上物ですが10日も木枯らしに晒されるとしわしわの柔らかい漬物用の大根になります。
[いまは高校近くに残る大根畑です]
大根干しの櫓の中で撮影していると近くの高校の生徒が通り過ぎます。
「生徒諸君、この大根干しの風景をしっかり見てくれよ。
日本農業の原風景のような、こんな風景はすぐに姿を消してしまうのだから。」
そんな声をかけたくなるひと時でした。
いまはもうこの地では見られなくなった4年前に撮った「合掌櫓での大根干し」の写真三枚をアップしてブログ[写真師の新カメラ日記]更新です。
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