写真師の「新カメラ日記」

JRP会員の橘が日々の事、撮影日記などを記録していきます。

窮余の二枚 「犀川河口の朝」「壊れた木道」

2015年06月07日 | 写真日記
今日は私も参加している地域公民館の写真教室例会日、昨日は忙しすぎて夜の11時になっても例会に提出する作品の選定もプリントも出来ていない。
大慌てで5月以後撮影した写真をチェック、とりあえずこの二枚を選り出してプリント。仕上がったのは当然のことながら日付が変わってからでした。
  
[犀川河口の朝]

5月3日に撮影した金沢市を流れる犀川の河口にかかる犀川橋から撮影した朝焼けの写真です。
この日は靄のため朝日が出てきた当たりの山脈がはっきりしませんが、条件が良ければ剣岳や立山など北アルプスの峰々がハッキリと見えたはずなのですが・・・

  [壊れた木道 水芭蕉の群生する湿地]

5月に撮影した写真のうちで、ある意味一番ショックだった1枚です。道路沿いにある駐車スペースから、ものの5分も歩けばたどり着けるミズバショウが群生し楢など落葉樹の林もある素敵な自然公園。
ミズバショウの開花と冬の通行止めが解除される時が一致したりしなかったりする微妙な場所にあるだけに、冬の通行止めが解除されたとの情報があると毎年行ところです。
昨年は大幅に通行解除が遅れて行けなかったのですが今年は絶好のタイミングの通行解除、見頃のミズバショウが白い花を見せてくれ、家族連れなどが三々五々訪れていました。
ところがそのミズバショウ咲く湿地に設置されていた木道が壊れてご覧のありさま、地震があったわけでもなく山崩れがあったわけでもなくて自然に壊れたもの、それもこの冬というわけではなく少なくとも昨冬も壊れていたものと思われるものです。
この地域は平成の大合併で日本海から白山の頂上までの広くて、海岸部、平野部、山麓と環境の違う様々な地域が一つの行政区となった自治体です。
合併前のこの園地は大切な地域の人々の憩いの場として、また他の地域からは自然を楽しもうという人たちが訪れる公園としてよく整備されたところでした。もちろん遊歩道もいつも整備されていたところです。
平成の大合併は年数を経るにしたがっておおくの弊害が目に見えるようになってきていますが・・・、これもその一つの現れでしょうか?
来春はまた整備された木道からミズバショウの開花を楽しみたいものです。



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