ほぼ満開という6日、7日に春の嵐が吹き荒れ金沢の桜は終わったかと思われたのですが、ところがドッコイ!花はそれほどか弱くは無かったようです。金沢でもよく知られた犀川河畔の桜並木はほとんど無傷で青空の下ですばらしい姿を見せてくれ、散歩やランニングの人たちが桜を愛でながらのひと時を楽しんでいました。
春は命の輝く季節でもあります。この桜並木のすぐ近くの原っぱで雉の声が聞こえてきました。雄キジが繁殖のためのテリトリーを確保して雌雉を呼ぶ声です。5月になればこのあたりでは雛を連れた雉の夫婦の散歩が見られるのでしょうね。
こういう自然の中の生きものの姿を見るにつけ放射性物質の汚染の中で生き続けているであろう生物のことが気になって仕方ありません。もちろんその地に帰ることも出来ない福島原発事故による汚染のひどい地域の人々のことも・・・。