今日の写真は地域の暗い児童公園で小さな外灯の灯りの中で咲いたシデコブシの花です。
夜明け前の暗い街で「しんぶん赤旗」を配達していると、昼間にはなんでもない光景が特別なものに見えるときがあります。今日アップしたシデコブシの花もその一つです。
昼間は幼児を連れた若いお母さんがいたり、春休みの今は小学生達が集まって遊んでいたりする街の中のきわめて地味な小さな児童公園にある数本のコブシの木にわずかな数の花が咲いているごくごく普通の光景で、特別にカメラを向けようというものではないのですが朧月夜の淡い灯りの中で花の咲いているその部分だけが特別な場所であるように浮き出ているのを見て思わずレンズを向けてしまいました。きっとその瞬間はこの花のしかけた魔法にかかっていたのでしょうね。
昨日のブログでは沢山の思いを書かせていただいたので、今朝のブログ更新はいたってシンプルにコブシの花のアップだけです。