フェリーで香川県高松港にはいるときには必ず目に入る家屋の屋根の型をした山、それが屋島です。かつて遠浅の海に囲まれていたので「島」と言う字がついてはいますが現在は高松と地続きになっていて約300メートルの高さの山となっています。私の子どもの頃には琴平、栗林公園、と並ぶ観光地として沢山の観光客を集めていたのですが現在は84番札所「屋島寺」のある信仰の山として巡礼の方が次々と訪れています。
その屋島の麓には立派な構えの屋島神社があり、初詣のファミリーやカップルが社務所を訪れおみくじを引いては社務所の向かいにあるおみくじを結びつける場所に移動する途中の境内で立ち止まって内容をみて今年の運勢を占っているようです。香川県は全国一の日照時間の多いところで、この日もいつものように頭上からの陽光で初詣客の影がきれいに境内に写りこんでいました。