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写真師の「新カメラ日記」

JRP会員の橘が日々の事、撮影日記などを記録していきます。

犀川河畔の朝焼け、鷺 金沢市長突然の辞職

2014年08月19日 | 写真

窓から夜明けの空を眺めると雲間に朱色が垣間見える。慌てて近くの犀川河畔へ駆けつけた時には先ほど見た真紅の色は少し薄れているものの青空と朝焼け雲、そして川面が素敵なコントラストを見せていました。


朝焼けの空を餌場に向かう鷺(多分アオサギ)がゆったりと上流方向に向かっていました。

すてきな朝焼けを楽しんだ今日の地方紙は甲子園で星稜高校が二回戦突破した記事を押しのける格好で「山野・金沢市長が辞職」(北陸中日新聞)の記事が大きく一面に。
市民派を装って「若さ」と「多選批判」を旗印に4年前に現職を破って市長になった山野氏ですが、その八方美人的な政策が行き詰まり古巣の自民党からも見放される中で場外車券売場をめぐる業者との密約問題が公になる中で市長の椅子を投げ出したものです。
共産党議員団は市長と数人の市会議員が関与するこの問題でかねてから市議会に徹底調査と百条委員会の設置を要求していました。この問題が明らかになるにつれ議会の多数派である自民党はこれ以上自らの党が傷つくのを恐れて市長辞任という幕引きをはかっているのが現状です。
いずれにしても共産党以外はオール与党という市議会の実態が地方政治を腐敗させるという見本のような出来事です。願わくば市長選挙で市民がこのことを糧として市民の立場の市政を打ちたてるために努力を続けている日本共産党と共に市民のための市長を選ぶ主体になってほしいと思っている朝です。



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8月18日「しんぶん赤旗」 下弦の月

2014年08月18日 | 写真

今朝は「しんぶん赤旗」の配達が終了して帰宅、玄関前で頭上を見上げると厚い雨雲に覆われている空の真ん中がぽっかりと雲が切れ、そのわずかな空間に下弦の月が浮いていました。
曇り空の続く今週の新聞配達、ピンチヒッター役を含めて一日多かったことへのご褒美だったのでしょうか? 素敵な月の姿をさっそくカメラに収めさせていただきました。

今朝地域配達した「しんぶん赤旗」一面には共産党の取り組んでいる「住民要求アンケート」への反響、「辺野古沖に掘削台船」として海底ボーリング調査に着手したことに対する共産党の赤嶺衆院議員が海上から新基地建設に反対する住民らと異常な警戒体制への抗議と工事の中止を訴えている様子を載せ、「米軍の空爆拡大」として米軍が口実としていた「米国民の保護と人道的支援」からあきらかな空爆の拡大に転じたとのウォールストリートジャーナルの分析を載せています。安倍内閣の「集団的自衛権の行使」の想定としている米軍との共同作戦が日本をいかに危険な方向へ引きこもうとしているかが見えてきます。
もう一つ私にとってうれしいことは故郷である香川県に関する記事が「教育の集い」「香川県知事選」関連で赤旗でよく取り上げられていることです。故郷を離れて50余年、ときどき訪れることはありますが「赤旗」で故郷の様子を知ることはとてもうれしいことです。

今日はシンプルに下弦の月写真一枚の公開でブログ更新は終了です。



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どいね★原発夕涼みパレード 金沢和傘

2014年08月17日 | 写真

昨日に引き続いて金沢市で原発ゼロへの粘り強い行動を続けている「どいね★原発」グループです。毎週金曜日の金沢駅前の行動とは別に、月に一度街頭へ出てのデモ行進「月イチデモ」として8月16日は「夕涼みパレード」を繰り広げました。
デモには志賀(能登)原発の断層問題で科学者として危険性を指摘し、原発立地地域の断層研究を続ける立石先生も参加していて挨拶も受けました。
金沢市は大雨警報も出る日でしたが、デモの出発する17時半ごろには雨は上がり行進中に小雨がぱらつくときもありましたがまずまずのデモ日和のなかの行進でした。写真は雨に濡れた街を行くデモ参加者たちです。


写真は「金沢和傘」です
デモ終了後、解散地点の近くにあるデパートで金沢和傘が展示されていました。金沢は茶会などの伝統和文化も盛んでかつての色街、茶屋街も西、ひがし、主計町と三か所健在で数は少なくなったとはいえ芸妓さんたちも頑張っているという着物文化がまだまだ残っている街です。そして着物になくてはならない和傘、「金沢和傘」も細々とはいえ職人さんが作り続けています。ただ、なかなか本格的な金沢伝統の和傘を見ることは珍しく私もゆっくりと見たのは初めてかもしれません。
残り続けてほしい文化ですが、需要があまりにも少なくて職業として成り立ちにくい分野なので・・・、難しい課題ですね。

今朝は大雨と雷で目が覚めました。いまは雨は少なくなり雷も静まりました。夏休み終盤の日曜日、私自身に課している短歌の宿題に取り組みたいとおもっています。



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「どいね★原発」月イチデモ 今宵は「夕涼みパレード」5時半出発予定

2014年08月16日 | 写真
金沢市における「原発ゼロ」と「志賀原発廃炉」を目指して行動を続けている「どいね★原発」グループは昨夜107回目を迎えた駅前行動に続いて今日は夕方5時半から毎月一度の街頭デモ、8月は「夕涼みパレード」として金沢駅を出発し中央公園へと市民に訴えながら歩きます。


写真は昨夜の金沢駅前行動です。世界で最も美しい10の駅舎の一つとして紹介されたからというわけでもないでしょうが、金沢駅にはいつも金沢を訪れた観光客が記念写真を撮る姿が絶えません。昨夜も観光客と駅を利用する人たちが行き交う駅前広場で静かに原発ゼロへの訴えと「原発 要る? 要らない?」の問いかけが繰り広げられていました。


この写真は7月に行われた月イチデモ「海の日パレード」の様子です。お盆の最終日ですが今宵は駅前行動とは違い、元気なコールが響く街頭デモが金沢の目抜き通りを通ります。時間の都合がつく方はぜひ参加をして下さい、途中参加と途中離脱は自由です。大雨注意報も出ましたがもう雨は上がっています。デモは予定通り決行のようです。

間もなく出かける時間です。今日の更新は写真を二枚公開しました。



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8月15日特別な日 犀川河畔の朝焼け

2014年08月15日 | 写真
8月15日は69年前に第二次世界大戦が日本の敗戦によって終わった特別な日でもありますが、2014年8月15日は日本に居座り続けるアメリカ軍とその「傀儡」とも思える自民党政府が国民や県民の意思を踏みにじって沖縄県の辺野古沖に新基地建設を本格的に始めた日としても「特別な日」として記憶される日になりそうです。
今日配達した「しんぶん赤旗」には「怒りの談話」という見出しで稲嶺名護市長の沖縄県民の気持ちを代弁するようなコメントが載っています。
「沖縄当局がブイの設置を始めたことに対して激しい怒りを禁じ得ない」としたうえでコメントは日本政府に対して「地元への情報提供もないまま、埋め立てに向けた調査を強行することは、地域の人権と豊かな生物多様性を踏みにじるものであり、もはや民主主義国家の体をなしていない」と激しく批判し、そのうえで「日本政府のこのような暴挙に対し、強く抗議するとともに、『海にも陸にも新たな基地は作らせない』という信念を貫き、市民・県民と力を合わせて不退転の覚悟を持って臨んでいく」と決意を表明しています。
今日8月15日は単なる鎮魂の日としてではなく、戦後69年もたつ日本列島に、そして基地の集中する沖縄に外国の軍事基地(米軍基地)を日本の負担でつくるという到底容認できない行為に対する怒りをはっきり表明する特別な日にしたいと思います。

今朝の「赤旗」配達終了の時、そんな日本国民の思いを象徴するかのような特別な色の朝焼けを見ました。

今朝5時30分に犀川河畔で撮影した夜明けです。太陽はこの画面の右のほうからまだ顔は出していませんが空を覆う雲を紫色に染めました。


太陽が顔を出そうとしている周辺の雲は強い太陽光の影響で、これまた見事な色に染め上げられていました。

今日はこの写真を撮影した場所の近くの9ケ寺で[戦争する国 NO!の声を響かせよう]と「平和の鐘つき」が寺町9条の会の主催で行われます。雨模様の暑い夏の一日になりそうですが参加したいと思っています。



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平和の鐘つき 大釜とワンピース

2014年08月14日 | 写真
今朝の「しんぶん赤旗」地域配達終了。お盆で帰郷の同僚に代わってのピンチヒッターでした。
配達し終わって我が家で広げた「赤旗」一面には「GDP大幅減 消費増税暮らしも経済も直撃」 「川内原発 規制委ずさん審査 独自解析せず九電任せ」 の見出しが躍っています。内閣府発表の2014年4~6月期の国内総生産が比較可能な20年間で最大の落ち込みとなり、私たち国民の肌で感じる不況感が政府発表のデーター上でも裏付けられていますが、安倍内閣は現在の消費税率8パーセントを来年10月から、さらに10パーセントへと引き上げることを年内に判断することを変えようとはしていません。

一昨日私の住む石川県でも指摘されている活断層を棚上げにしたまま志賀(能登)原発2号機の安全審査が北陸電力から原子力規制委員会に申請されました。
今日の「赤旗」によると、原発再稼働の焦点となっている九州の「川内原発」審査について規制委員会が独自解析しないまま電力会社の申請のまま新たに義務付けられた過酷事故に対するチェックもしないままの「適合」報告だったことが明らかにされています。
チェックするべき規制委員会が規制され、審査される当事者である電力会社のデーターをそのまま通してしまうことに唖然としてしまいます。3年半前の東日本大震災といまだに事故原因さえ特定されず事故の処理さえ見通しの立たないまま推移している福島原発事故の教訓はどこに生きているのでしょうか?


明日は8月15日、69年前に日本が連合国側のポツダム宣言を受け入れ全面降伏した日であり、先祖の霊を迎える旧盆でもあります。

私の住む金沢市の寺町台地域では「寺町台9条の会」が主催して毎年寺町地域の鐘楼のある9ケ寺で正午を期して平和を願い鐘をつく「平和の鐘つき」が行われます。
今年も寺町三丁目の法光寺境内で11時から出発式、その後各寺に別れて鐘つきが実施されます。観光の方も多く訪れる地域で毎年のように観光客の方たちの参加も見られます。どうぞ金沢寺町においでになって鐘の音をお聞きになられた方はその寺を訪れて一緒に鐘をつき平和を祈りましょう。(写真は昨年8月15日撮影)


先日訪れた一向一揆の里の田舎蕎麦のおいしいおそば屋さん。入り口あたりに看板代わりに置かれた大釜とその前でケータイを操るカラフルなワンピース姿の女性。なんとなく印象に残るすがたなのでカメラに収めさせていただきました。



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花ハス、向日葵 盛夏の花

2014年08月13日 | 写真
8月13日付けしんぶん赤旗は「190議会『ノー』」 集団自衛権行使への意見書を可決する自治体が「閣議決定」後も増え続け、国民の平和への思いがさらに強まっていることを伝えています。
日本人にとって特別な日々となっている、原爆投下から日本降伏の日となった8月の一週間。暴走を続ける安倍政権打倒の声を強めたいと思います。

今日は久しぶりに花の写真2枚をアップしました。


12日に白山山麓に家族で行ったとき、道路脇の畑で山をバックに咲いていた向日葵、金沢周辺ではぐったりとした感じの花が増えていますが、白山山麓ではまだまだ生き生きとした姿を見せていました。


お盆の花としてよく使われている赤い蓮の花「花ハス」が先日の台風11号の強風に耐えて白山市の「海浜公園」で健在ぶりを見せてくれていました。落ちた花弁も過ぎ行く夏の気配を漂わせて風情が感じられました。




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リベンジ 日本海夕景

2014年08月12日 | 写真
昨夜は台風の余波でそれはそれで魅力的な「夕景」ではあったのですが、夕陽は雲の中から出ないままでした。ということで今日は久しぶりに夕方の西の空が晴れたので昨日のリベンジとばかり、金沢市街の向こうに日本海を望む大乗寺公園へ


午後6時9分、夕陽はまだ望遠レンズではとらえられない高さですが、夕景特有のオレンジ色が海面から街並みを染め始めていました。


午後6時50分、水平線に夕陽が到達する直前で雲に掴まってしまいましたが、素敵な日本海独特の夏の夕陽と夕暮れでした。

今夜はもう夜11時前です。今夜も夕景の写真2枚のアップだけですが、ブログ[写真師の新カメラ日記]の更新です。



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台風接近の金沢沖夕景

2014年08月11日 | 写真
昨日に引き続きブログは台風の話題です。


写真は10日18時40分の夕景。
金沢市に最接近中(福井沖を移動中)の台風11号、思ったほど雨がないので金沢市街越しの夕景がどうなるのか、近くの夕陽ポイントの一つ「大乗寺公園」に車を走らせました。到着直前には雨雲と海面の間がオレンジ色の帯のように耀いて水平に広がっていました。
到着時の18時40分にはおぼろげながらも太陽の輪郭も雲から半分姿を見せ、オレンジ色の輝きも強くなるなど素敵な夕景を見せて、この後の夕陽を大いに期待したのでしたがなにしろ台風の風に雲の動きは早く瞬く間にオレンジ色の隙間は狭まってしまいました。


19時30分の夕景。
雲は多いものの雨雲と海面の間の輝きは続いていたので粘っているとやがて上空の黒雲に少しずつ変化が出てきていつもなら暗いままの空にご覧のような沈んだ朱色に染まった雲が広がってきました。
長い間夕景の写真を撮ってきましたが初めて見る夕景でした。

このすぐ後に東の空の雲の間からほとんど満月となった月も姿を見せてくれてうれしい夕景撮影の時間でした。ただ風が強く立っていると身体が揺れ動きブレブレの失敗写真もたくさんたくさんありました。台風の日の夕景写真に三脚は必須ですね。

今夜のブログは二枚の写真公開だけで更新終了です。



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未明の天神橋 北アルプスの夜明け

2014年08月10日 | 写真
台風の影響もあって6日から雨が続いている。故郷の香川県は台風11号の直撃を受けそうですが被害の少ないことを祈るばかりです。フェースブックやツィッターで毎日続けている「今夜の[おやすみ夕景夜景]」が昨夜アップできなかったので今日のブログはそれを兼ねての更新です。

先ずは「未明の天神橋」

金沢を代表する観光スポット浅野川「梅の橋」から上流を写したものです。中央に見えるのが「天神橋」です。もう1時間ほどすると空が明るみ始め、散歩する市民やそぞろ歩きの観光客の姿が見えるのですが、さすがに4時前のこの時間は人っ子一人見えない夜の街です。

続いて医王山の北アルプス遠望スポット富山県側の国見ヒュッテから見る「北アルプスの夜明け」

撮影は8月2日の朝でした。写真は向かって左に立山・薬師岳など、右には槍ヶ岳から穂高にいたる峰々が朝焼けの中で浮き出てくるような見事なパノラマの風景を見せてくれました。写真には入っていませんがさらに左には剣岳からその下に見える富山市の、下部には夜明け前の砺波平野の街灯りが薄く広がる朝霧の向こうにも見える見事な夜明けのドラマが眼前に展開されました。

雨が続いている6日から9日、ヒロシマ、ナガサキ原爆投下の日から15日の敗戦の日まで日本列島は嫌でも「戦争」と「平和」について考えざるを得ない日が続きます。この期間を「鎮魂の日々」と書く報道機関もありますが、私にとってはあの戦争だけでなく天皇制国家の戦争政策に反対して闘ってきた人たちも含めての多くの犠牲の上にようやく国民が得ることができた「平和憲法」下の戦争のない国、直接戦闘に参加することのない、殺すことも殺されることもない国に育ったことの意味を考える期間になっています。
しかし広島や長崎の平和式典で被爆者の方たちを前にしての安倍総理の言葉、使いまわされた空疎な言葉の羅列には呆れかえっています。被爆者の思いのこもった言葉との落差の大きさには呆れるほどです。
どうしてもそんな安倍内閣には一刻も早く退場してもらいたいと思う日々です



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