転妻よしこ の 道楽日記
舞台パフォーマンス全般をこよなく愛する道楽者の記録です。
ブログ開始時は「転妻」でしたが現在は広島に定住しています。
 



回答お礼も試験中、問題文訂正も反映…入試流出(読売新聞)
『京大、早稲田大など4大学で相次いで発覚した試験中の入試内容流出。ハンドルネーム「aicezuki」によるインターネット掲示板への一連の書き込みには試験時間中に多くの「回答」が寄せられており、大学入試の公正さを根底から揺るがしかねない不正行為として、警察も捜査に乗り出す。』

「入試問題の流出」という意味で重大な事件だとは私も思うのだが、
本当に「カンニング」として成功するような話かどうか、私には疑問だ。
やろうと思えばここまで可能だ、ということを誇示した愉快犯だというならわかるが。
仮に複数の協力者がいたと想定しても、
このやり方で回答を受け取り、試験中に答案に反映させることができた、
しかもそれが正解かそれに近いものとして得点になり、実力がないのに合格できた、
という状況は、私がアナログ人間であるせいか、どうも考えにくい。

試験場にいる犯人から写真ファイルなどを送られた、外部の協力者が、
Yahoo!に問題をUPしたりお礼を投稿したりという部分を担当したのだとしても、
答案を書く犯人本人が、その回答をカンニングとして役立てるためには、
携帯メール等で外から送って貰った答の文面を、試験場で密かに開いて読み、
解答用紙に自分の手で書き写す、という作業が必要になるはずだ。
撮影・送信・待機・受信、等々の手間だけでも、
到底ワンタッチ(笑)で出来ることではないし、小一時間はかかる行程だろうに、
更に、来たものを開いて読んで理解し、答案用紙に写すところまで、
監督者に見つからないように、すべて試験時間内にやりおおせるものだろうか。
受かりたいのであれば、当然ほかの問題も解かなくてはならないのに。

数学にしても英語にしても、京大などは一題がまとまった分量なので、
それらは、模範解答例を横に置いて書き写すならともかく、
解けないで困っている者の場合、途中式や英作文例など送って貰っても、
チラ見して暗記できる量ではないだろう。
というか、送信されてきた回答の正否と内容が、一瞬見ただけで理解でき、
即座に自分の解答に反映させられる、という程度の学力が一応あるのであれば、
受験生人生を賭けた綱渡り的携帯作業などに頼らずとも、
普通に自力で解いたほうが、よほど合格しやすいだろうに、と私は思う。
一問一答形式の場合は、答が出なければ全く得点できず捨てるしかなくなるが、
分量のある記述問題なら、完答でなくても、如何様にでも書ける筈だ。
それすら最初から手も足も出ないような学力なら、
携帯で解き方例など教えて貰っても、じっくり読めない以上、合格は無理だろう。

それとも、解答案を細部まで読んでよく検討し、見ながら書き写すようなゆとりが、
入試の最中に、あるような状況なのだろうか。
私ごときの携帯操作技術では想像もできないが、
世の中、なんでも達人の域に達している人は居るものだから、
携帯の画面を、存分に眺めていても他人からわからないような方法があるのか(汗)。
そうでなければ、今の試験監督のやり方自体が、それを許すほど抜けているのか(爆)。

宝塚大劇場などでは、開演直前から開演中に至る時間帯は、
一時的に携帯の電波が届かない状況を、劇場側が設定しているのだが、
大学くらいの規模になれば、ああいう設備をすれば良いのではないかと思ったりもする。
あとは韓国の大学のように、試験前に携帯提出・金属探知機による持ち物検査、などを
実行していくほかはなくなるだろう。
いずれにせよ、いつだって一部の不心得者が、常識を蹴飛ばすようなことをして、
そのせいで、残りの大半のまともな人たちが迷惑を被り、
世の中全体が、余計な費用や手間をかけさせられるようになるのだ。

Yahoo!知恵袋のIDは、誰でも何か入力しさえすれば簡単に取れるのか?
ログインパスワードがあれば他人でも同じIDを共有できるとは言え、
最初にIDを取得した人の情報はYahoo!が持っているのではないのだろうか。
私のような、おばさんサイト管理者でも、自分のつけているアクセス解析から、
相手の使用端末のOSやブラウザ、地域、ホスト名など見ることができるのだから、
警察が踏み込むとなれば、Yahoo!の登録関連情報やアクセスログから、
犯人特定に繋がる、もっと具体的な手掛かりが割り出せるのではないか。


追記:遅まきながら、Yahoo!知恵袋で問題の投稿と回答を読んでみた。
京大関連と思われる英作文が二題投稿されており、回答もそれぞれついていたが、
いずれも、噴飯モノの、とんでもない英語だった。
あれをそのまま、あるいは大部分写して解答としたのであれば、
白紙よりはマシ、という程度の得点にしかなっていないだろうし、
大学側は解答用紙を検証することで、犯人をかなり絞り込めるだろう。
そうではなく、ああした回答を参考にしてでも、自分なりの英作文が出来たのなら、
犯人は、どのみち京大英語では合格点が取れる力のある人だろう(苦笑)。

追記2:ベストアンサーの英語がヒド過ぎるので、
もしやと思って、上記二題をGoogle翻訳にやらせてみたら、案の定だった。
あれはどちらも機械翻訳の英語だったのだ。道理で。

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・結構な御身分で申し訳ない話なのだが、昨日今日と、私はひたすら寝た。
主人が一泊二日で名古屋に行っていて留守だったので、
家事全般をサボることができた(殴)のが大きな理由だが、
ちょうど、確定申告の作業も終わって一段落したところでもあり、
安心して疲れが出た、という気分だった。
例の如くお腹もゴロゴロ言っていたし、夏以来久々に扁桃炎気味でもあって、
寝始めたら、もういつまでも、いくらでも寝られた。

・晩に名古屋から帰ってきて主人が言うには、
名古屋ではロリータ系の女の子を随分たくさん見たとのことだった。
勿論、名古屋は広島より人口自体が多いのだから、
仮に割合が同じだとすれば、ロリータ系の人数も名古屋のほうが多い、
ということが推定できるわけだが、それにしても目に付いたそうだ。
それと、こちらでは見かけない、カードバトルの会場があったらしい。
「カード・ゲームやる人らの碁会所みたいなものか?」
と私が訊いたら、
「う。まぁ、結局そんなもんか」
と、主人は、やや困りながら肯定していた。
カードバトラーの生態なんて、私に想像できるわけがないのだった。

三浦友和 反省「お母さん」ではダメだった…(スポニチ)
映画『死にゆく妻との旅路』初日挨拶の席上、
三浦友和は百恵さんを「お母さん」と呼んでいると話し、
共演者の石田ゆり子から「名前で呼ばれたいものですよ」と諭された、
ということだが、私自身はこのテのコダワリが全くない。
夫から「お母さん」「おい」などと呼ばれたくない、とか、
周囲から「○○ちゃんのママ」としか言われない日常が不満、とか、
塾の先生から「お母さん」と言われると「アンタの母じゃない!」と思う、
等々の話が、世間にはよくあるが、私はそのように感じたことがない。
なぜ私がなんとも思っていないか、なんともないものはなんともない、
としか言い様のない話だが、敢えてそこに何か理由づけをするとしたら、
「名前には安易に触れない」
という東洋的な習慣のほうを、馴染みのあるものとして感じているからだろう
(この話は以前書いた→2008年6月3日「わが名は」)。
ちなみに主人も私を「おかあちゃん」と呼ぶことが一番多い。
私を名前で呼ぶ人は世の中に普通にいるが、
主人と同じニュアンスで「おかあちゃん」と言う人は、多分ほかにいない。

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KISSが五年ぶりに来日するらしい、
というニュースが昨夜遅くからネット上を駆けめぐっているのだが、
肝心のウドーのサイトにはまだ出ていない。
KISS Onlineにも掲載されていない話だし、
噂レベルも含めて情報の早いYahoo!のKISSグループでも
これまでのところ誰も書いていなかったはずだ。
あそこでの最新ニュースは確かポール・スタンレーのCNN出演、だった(笑)。

一応、現段階で出ている情報は、以下の通り。

4月13日(水) 名古屋/愛知県体育館
4月14日(木) 横浜/パシフィコ横浜
4月17日(日) 埼玉/さいたまスーパーアリーナ
4月18日(月) 神戸/ワールド記念ホール
4月20日(水) 東京/日本武道館
4月21日(木) 東京/日本武道館
4月23日(土) 札幌/真駒内アイスアリーナ

チケットの一般発売:3/12(土)~
(問):ウドー音楽事務所

本当だとすると、今言って半月後にはもうチケット発売開始、
って、いつぞやのポゴレリチみたいな(爆)にわか決定じゃないか。
公演数も少ないし、KISSもまたアジア公演のついでの来日か???
私には、まあ夏フェスよりは百万倍ありがたいけれど。


追記:2月26日付のKISS Onlineに掲載された。これで確定だ。
Returning to Japan
ついでに、ポール・スタンレーと夫人エリンの間に、8月に第三子誕生予定とのこと。
彼のViper room(毒蛇部屋)は再びDiaper room(オムツ部屋)と化すのね(笑)。

追記2:27日、ウドーのサイトに詳細がUPされた。
KISS 公演詳細(UDO Artists, Inc.)
3月1日より、インターネット先行予約開始。

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・午前中はピアノの稽古だった。
このところベートーヴェンを乱暴に弾きすぎたせいか、
右手の甲に痛みが出て、どうもうまくなおらず、きょうで三日目なので、
今回はモーツァルトの協奏曲27番の二楽章だけ持って行った。
もともと技術が足りなくて思うように弾けていないのに、
変な痛みまで出てきて、困ったことだと思った。
今度は手にも鍼治療をして貰わなければ。
今こうしてパソコンのキーボードを打っていても、若干痛い。

・ピアノの帰りに、確定申告の書類を提出しにクレドホールまで行った。
2月中に来たのは、もしかしたら初めてだったかもしれない。
今年の私はなんと勤勉なのだろうかと自画自賛しつつ、窓口に行くと、
さすがに「提出のみ」の列は空いていて、私の前には二人いただけだった。
一応、必要書類は揃っていたようで、ハンコを押されてその場で終わったが、
あとは記入漏れや間違いなどが無いことを祈るのみだ(汗)。

・そのあと、買い物がてら、そごうに行って、紀伊國屋書店に寄った。
最初は、特に目的もなく売り場を眺めていたのだが、
有吉京子の漫画『SWAN-白鳥-モスクワ編』第一巻を見つけて、
おやこんなものが!と、迷わず買った(笑)。
高校生の頃、これのもとの話『SWAN-白鳥-』を友人から全巻借りて読み、
これぞバレエ漫画の金字塔!と思ったものだったが、
あの話の続編が始まっていたとは、きょうまで知らなかった。
帰宅してネットで検索して、続編の評判などを読んでみたら、
やはり私同様、かつての熱い読者たちが今も有吉漫画のファンであり続け、
このモスクワ編にも大変注目しているということがわかった。
私は以前の物語の中ではアメリカ人ダンサーのルシィを最も愛していたのだが、
SWAN読者の間では今も昔も、レオンの人気が大変高いことを改めて知った(笑)。

・一方、その有吉バレエ作品のうちで、私が一番気に入っているのは、
ニジンスキー寓話』だったのだが、○ちゃんねるの有吉読者の間では、
この作品の評価は真っ二つであるようだった。
あまりにも思想的な面に力が入りすぎていて、漫画として楽しめなかった、
という意見が結構、支持されていた。
しかしそれは別として、私も、『SWAN-白鳥-』という作品については、
これが少女漫画的な面白さと、スポ根的な求心力とを併せ持っているという意味で、
稀な傑作であるということには同意見だ。
本編の最終回のあと、真澄やリリアナは一体どうしただろうか、と
想像したことがあったので、続編として読む機会が得られて嬉しく思っている。

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随分久しぶりに鍼治療を受けに行った。
実は昨年、猛暑の8月のある朝、よせばいのに、
冷蔵庫で冷やした固いキャンディーバーもどきのお菓子を
苦労して噛みきって食して以来、左側が顎関節症になったのだ(←アホか)。
その朝以来、顎の違和感が始まり、とりあえず開口の不自由はなかったので、
ずっと放置していたのだが、改善しないまま年を越し、時々鈍痛もあるしで、
さすがにこれは待っていてもなおらない、
と観念して、きょう、ついに診て貰った。

診察の結果、確かに左側の顎を動かす筋肉に腫れがあり、
慢性の炎症があることを示している、と先生は仰った。
併せて、肩凝りと花粉症の実感もあったので、
それらについても相談して、顎関節の周囲と首、肩などに
一時間ほどかけて、集中的に鍼を打って頂いた。
顎関節症と肩凝りは連動している部分もあるそうで、
確かに私は左側の肩凝りのほうが強く感じられるのだが、
かと言って、右が全く凝っていないわけでもなく、
最後にマッサージで首筋から肩までほぐして貰ったら、
左右とも、背中までびんびん響いて、凝っていることが実感できた。

顎は、人それぞれの傾向というか癖がはっきりとある部位で、
治療しても、もとの悪い癖に戻って行こうとする力が強いものだそうだ。
だから、ある程度までは鍼治療で目に見えて改善して行っても、
最後のところで、なかなか全快に至らない、というケースがあるそうだ。
また、顎というのは、日常は気をつけていても、
元来が噛み締めることによって疲労を取ろうとする性質があるので、
寝ているときに顎に負担がかかっている人は、結構多いとのことだ。
歯ぎしりなどは、その典型だ。
鍼治療では、顎関節の動きを司る筋肉に鍼を打つことで、
緊張を取り、噛み締めても負担がかかりにくい状態に持って行く、
ということだった。

記憶では、私が初めて顎関節症になったのは二十歳のときで、
下宿生活をしていた頃、ある晩、顎がカクカク言うので驚いた、
というのが始まりだった。
あの頃は若かったので、異音がしようが少々痛かろうが気にせず、
二十代のほぼ全部を、「アタシ顎関節症みたいなんだよね」と言って過ごし、
三十代になって奥歯の虫歯をなおしたとき、偶然に噛み合わせが変わり、
それを機会に、長年の顎関節症がなおったものだった。

それ以来、短期で軽度の顎関節症を発症した記憶は何度かあったのだが、
このブログをさかのぼって調べてみただけでも、
果たして、私は過去五年ほどの間に、左右とも顎関節症を経験済みだった。
そういえば、歯科でマウスピースを作ってもらったことも一度ならずあった。
気になっては、治療し、なおったと思うと、しばらくしてまたなって、
ということを繰り返した来たのだということがわかった。
とりあえず今回に関しては、一週間くらい空けて、次の鍼を打つと良いらしい。
きょうは結構強めに打って下さったとのことで、
明日は顎がダルいだろう、と先生は仰った。
では明日の私は寡黙だな(笑)。

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・このところお天気が良く暖かい日が続いているので、
昨日は舅姑の墓掃除・墓参りと、舅宅の掃除に行った。
「仕事やめて一日中、家にいるなんて考えられない。よっちゃんは毎日何してる?」
と高校教諭として忙しい友人から訊かれたことがあるのだが
(ニュアンスを伝えるのが難しいが、彼女に他意はなく純粋に疑問に思っているのだ)、
こういう問いに、本当に真摯に答えるとしたら、私は
「例えば昼前の陽射しを浴びつつ、ゆっくり墓石を磨いている」
と言うしかないだろう。
こういう気持ちは、私の場合、仕事をしていた頃は持ち得なかったものだった。
無職なのだし、「私の生き方は……」などと人様に誇るような話とは全然違うのだが、
自分の許容量を考えるならば、こういう生活は、ほどほどに良いものではないかと、
真っ昼間に墓掃除などしていると本当に、しみじみ思うのだった(笑)。

・その舅宅からの帰りに、バスセンターまで戻ってきたとき、
解体工事の真っ最中である、もとの市民球場が眼下に見えた。
75年、カープ初優勝までの、手に汗握るような試合の数々がここであったな、
固い狭いベンチに座って、♪カープ カープ カープひろしま♪と歌ったな、
この球場で、カープの日本シリーズ優勝があったな、
津田恒美が活躍したな、黄忍者事件があったな(苦笑)、
……等々と、とりとめもなく思い出し、不意に、胸が熱くなった。
官舎にいた頃、風に乗って聞こえて来ていた応援団の音、
ナイター中継の画面にいつも映っていたスコアボード……、
みんなみんな、もう、二度と戻って来ないのだ。
私程度にしか野球を見なくても、このくらいの気持ちにはなるのだから、
一生懸命カープを応援して来られた方々の胸中は、いかばかりかと思った。

・今年は感心なことに、確定申告の書類作成を、きょうやった。
2月中に着手するなど、私にはあり得ない優等生ぶりではないか。
もう医療費控除には該当しないだろうな、
と予想しつつ、それでも一応、取ってあった領収証を電卓で合計してみたら、
主人の膝MRI検査およびヒアルロン酸注射、私の脳MRI検査、母の脳&腰MRI検査、
などが意外と高額で、な、なんと、最終的な年間合計額が98000円台になった。
くっ、もうちょっとのところで、控除額に達しないのか!?
と悔しくなり、あともう一枚でもいい、娘が耳垢掘ったとか何かないかと、
先月まで使っていたトートバッグをひっくり返して探したところ、
これまた、な、な、なんと、支払額2100円!という、
某内科の印のある、昨年12月の、私の高血圧治療の領収証が出てきた。
おお、神よ……!(殴)

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ここ数年、ポゴレリチ・ファン仲間としてメル友状態の
ニューヨーク在住アメリカ人の男性から、今朝ほどメールが来ていた。

「ヨシコ!喜んでくれるかな?僕は今、日本へ行こうと計画しています!
今年か来年の11月頃、ヴァレリー・アファナシェフが日本で演奏するなら、
それに合わせて行こうと思っています。
アファナシェフは毎年のように、11月頃、日本公演をしていますよね」

ほほぅ。これはこれは。
彼はアファナシェフに目覚めたようだ。
確かに、このところアファナシェフの来日は
秋が多かったような印象が、私にもあった。
私はアファナシェフの生演奏は、90年代の初めに大阪で聴いて以来、
もうずっとご無沙汰ではないかと思うのだが、
このポゴファン仲間の彼が来るなら、私もこの際、どこかで聴きたいものだ。

「アファナシェフの演奏会をできれば複数回、聴くとともに、
貴女の美しい国を観光することができるなら、こんな嬉しいことはありません。
11月だとすると、もうとても寒い時期ではないかと想像していますが、
大丈夫、僕は寒い季節が好きです。きっと楽しめると思います」

cold climateが好き、というのはポゴレリチも言っていたな(笑)。

そこで私は早速、返事のメールを書き始めた。
メールをどうもありがとうございます、
日本に来てアファナシェフを聴くなんて素晴らしい!、
11月は晩秋ですが、それほど寒いということはありません、
そもそも秋は、日本を訪れるのに最良の季節です、
列島北部を除けば、気候はとても安定しており、食べものも美味しく、
美しい庭園や史跡などを訪ねるのにも最も気持ちの良い時期……、

……おい待て、それは通訳案内士試験の台詞じゃないか(汗)。

いけない、観光案内よりアファナシェフの話が先だ。
私はもう一度、彼のメールを初めから丁寧に読み直してみた。
確か、チケットが容易に入手できるものかどうかと、
心配していた件があったはずだ。
私の考えと助言を、書いておかなくては。
どこだったっけ、…………。

「ついては、僕に指導をしてくれますか、ヨシコ?
アファナシェフは日本で有名ですか?
ウェブで見ると、過去のサントリーホールやてっぱんホールでは、
ソールドアウトになっていたようですが、…………」

トッパンホールですな。


煙のモウモウと出るBBQレストランで、アファナシェフが弾いてたら凄いな、
などと、ちょっと妄想(逃)。

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「都会の男は怖い」と思う瞬間9パターン(スゴレン)
【1】街なかでキャッチされるなど、全く知らない人に気安く話しかけられたとき
【2】スマートに食事を奢ってくれるなど、女性の扱いになれているとき
【3】地方に住んでいると言っただけで、積極的にアプローチされたとき
【4】お金のかかる遊びに積極的で、金遣いが荒いとき
【5】電車が1~2分遅れるだけですぐイライラしているとき
【6】オールナイトで遊びまわるなど、深夜の外出も平気なとき
【7】歩いてすぐの場所にタクシーで行こうとしたとき
【8】早口の標準語でキレられたとき
【9】「日本に将来はない」など、妙に冷めた発言をしているとき

私は18歳のとき初めて生まれ故郷の村を出て東京に行った。
肥満していて、態度もデカく、しゃれっ気のカケラもなかったので、
一目でわかる「いなかもん」だった(今もそれは改善されていない)。
それで、はてさて、『都会の男は怖い』と思った経験が
当時、どのくらいあっただろうかと、思い出を辿ってみた。
…………ら、どうも、ないようだった(爆爆)。
というより、私はほとんど男性から省みられない女だったので、
そもそも、『都会の男』との付き合い自体が、かなり少なかったのだった。

【1】みたいな出来事は、私のような者でも、確かにあった。
大学1年の夏のこと、渋谷駅の階段で、全然知らない若い男性が、
「あっ、こんにちは!」
と笑顔で声をかけてきて、私は立ち止まり、まじまじと相手を見て、
「あのぅ、……どちら様でしたっけ?」
と真顔で訊ねたものだった。
どちら様でもなかった。ナンパしとっただけだった(汗)。
東京には見知らぬ人が山ほど行き交っていることは知っていたのだが(爆)、
うちの田舎では、何代も前から村じゅうが親戚なものだから、
『知らない人』が親しげな声を出す、ということ自体が想定外であった。

そのような有様で、日常的に、相手にしてくれる男性が少なかったうえ、
通っていた学校も西のほうにある女子大だったために、
【2】と【4】は、直接に観察する機会がほぼなかったと思われる。
男女集まって大勢で行くときは、居酒屋ばかりだったし。

【3】は、私の出身地の『地方』がどんなところかを話したために、
相手に『どんびき』されたことは、あった。
都会育ちの洗練された男の子には、80歳過ぎのおばーさんが木をナタで割り、
それを燃して焚いた五右衛門風呂に、父が歯を食いしばりフタを踏んで飛び込む、
などという生活は、映画の中でしか見たことがなかったようだ。
うちの村では、長さの単位としてメートル法が浸透していなくて、
1メートルのことを「一いのしし」、30センチは「一うさぎ」と言う、
と言ったら、信じられた
(これで行くと、今の娘の身長は「一いのしし二うさぎ」くらいだな)。

【5】は別に都会育ちのせいではないだろう。
バスも鉄道も来ていないうちの田舎にだって、祭りの「俵もみ」の日、
待ち合わせの10分前に、指定のあぜ道に出て、貧乏揺すりをしながら待っている男、
というのは、いた。基本的には個人の性格の問題だと思う。
ただ日常的に、分刻みで正確に来ることが当然となっている日本の鉄道は
世界水準で見ても優秀だから、それが来ないとなると、
一体どうなっているのか!と心が波立ち、イライラする、
というのは、理解できないことではないと思う。

【6】は私自身に関しても、感じることだ。
都会、特に東京にいると、夜9時や10時など「これから遊ぼう」という時間だ。
これが広島に帰ってくると、8時過ぎたら、もう遅い。
なにしろ本通り商店街が9時には閉まって、人通りが目立って減って来るし、
バスセンターから出る最終バスも、大抵10時台には終わってしまうからだ。
実家の村などになると、日が落ちたら間なしに、
もう、ほとんど家の人が寝ている感じで、どこも、しんとしていたものだ。
まあ多分、今時はテレビやパソコンなどが行き渡っているので、
若い人でなくても、夜更かしする村人がいるだろうと思うが、
それにしても、うちの村からだと今でも、飲み屋なんかは、
最低1時間くらい歩いて隣の町まで行かないと、無いだろう。

【7】は男に限らず、都会人の特徴かもしれない。
『怖い』とは思わないが、「なんちゅうアカンタレなのか」とは思う。
積雪が膝まである日ならともかく、30分や1時間くらいの距離なんて、
単に歩けば済むことだろうに、なぜいちいち車に乗るのか。
私は今でも結構歩くが、若い頃は人並み外れて健脚だったので、
怪我でも病気でもないのに歩けない男なんて、「ヘタレ」だと内心で馬鹿にしていた。
うちの村では、どこの墓も、車道なんかついていない山の上にあるのだぞ。

私は態度が尊大な割には気が弱いので、【8】みたいなのは怖いと思う。
実際にはキレられた経験はないが、相手の迫力によっては平身低頭して謝るだろう。
尤も、うちの父はばりばり広島弁で、母は関西弁ネイティブなので、
実家で使用される方言は、考えてみたらヤクザ映画の二乗だった。
「わりゃ、なにしょんなら」「いてもうたろか」
の世界が手に届くところにあったので、私の言葉使いも大概かもしれない。

【9】よりも、私は、新お茶の水駅の手前で、
『きょう会った人の健康と幸福を祈りましょう!』
と、それこそ全然知らない人から物凄く明るく誘われたときのほうが、
すげー、都会すげー、こえー、と思った(汗)。
うちの田舎ではそんな思い切った行動をする人は、いなかった。
もしやろうものなら、たちまち村じゅうの評判になり、
「秋祭り」や「とんど」に出て来にくくなるし、
同行(どうぎょう)の葬式のときにも、声をかけたものかどうかと
周囲がさんざん噂するだろうから。

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3月6日(日)文楽@アステールプラザ
3月10日(木)~ エリザベト音楽大学第23回国際音楽セミナー
3月17日(木)ヒラリー・ハーン(+リシッツァ)@倉敷市民会館
3月下旬 宝塚バウ宙『記者と皇帝』
3月30日(水)日独交流150周年記念コンサート@県民文化センター
4月下旬 宝塚バウ雪『ニジンスキー』・大劇場星組公演『ノバ・ボサ』
5月 團菊祭@大阪松竹座
5月3日(火・祝)T.M.R.@北九州
5月14日(土)宝塚雪組『黒い瞳』@広島ALSOKホール
5月22日(日)センチュリー四季コンサート2011~春 田村響@NHK大阪ホール
5月28日(土)Godiego 35th Anniversary Special Concert@服部緑地野外音楽堂
6月26日(日)T.M.R.@三原
9月16日(金)和央ようか『ドラキュラ』@梅田芸術劇場

太字のものは、2月20日現在確定。
いつもこうやって、ここに列挙はしてみるのだが、
現実には行けないものもたくさんある。
飽くまでも、現時点の希望ということで。
おいっ、忘れたのか、アレがあるだろ!?
等々のご指摘がおありの方は、ご遠慮なくお送り下さいませ(汗)。

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いよいよ今年度最後の3月号テキストが来た。
フランス語初級編は、良い復習とトレーニングになったが、
あとの講座は、積み残しの課題ばかりになってしまった。
フランス語応用編は内容は面白かったものの、
予習が続かなかったので、到底こなせたとは言えず、
中国語入門編にしても、聴き続けることはしたが復習が不十分だった。
いずれも成果がもうひとつなのは、講座内容のせいではなくて、
すべて、私の学習態度が原因だったと深く反省しております(汗)。

ということで、こちらがどれだけ不出来な生徒でも、
お構いなしにカリキュラムが進行し、一方的に円満に最終回が来て、
また気持ち新たに新年度が始まってくれるのが、ラジオ講座の良いところだ。
今回の3月号テキストと同時に、NHK出版から次年度の案内が送付されて来て、
私は早速ページを繰りながら、『来年度はどんなふうにやろうかなあ』と
今まさに楽しく計画している。こういうときが一番シアワセだ。
性懲りもなく、いくらでも自分に都合の良い夢が見られるから(殴)。

多分、現実には、受講数は今年度とあまり変わらないことになるだろう。
まず、『まいにちフランス語』は初級編も応用編も続けるつもりだ。
特に、4月からの応用編は、杉山利恵子先生の文法講座の再放送で、
私はこれがとても気に入っていたので嬉しく思っている。
『まいにち中国語』もさすがに一期(半年)のみで断念するのは悔しいので
少なくともあともう半年は聴いてみたいと思っている。
今度は発音の似ている語、特に有気音・無気音を
出て来るたびにチェックして頭に叩き込んで行こう、というのが課題だ。
フランス語も中国語も、全く必要もないのにやっているわけで、
このへんは、完璧に「趣味」「道楽」だ。
だから楽しいのだ。

一方、英語関係で私が今少し興味を持っているのが、
新番組の教育テレビ『プレキソ英語』(土曜午後6:50~7:00)だ。
これは、2011年度から小学校5、6年生で英語が必修になるのを受けて、
導入期の児童向けに放送される、英語入門番組だということだ。
私は、以前、極零細学習塾をやっていた頃に、2年間ばかり小学生の英語を見たが
当時は主として経営者だったので、実際の指導はスタッフの先生方がされることが多く、
入門期の指導と実際に関しては、あまり系統だったものが頭に残っていない。
ちょうど来年度は、小学校英語指導者資格を取りたいと考えているところなので
(これは資格試験があるわけではなくて、認定団体による講座受講が主体)、
最新の、英語の最初期導入がどういうものかを、この際、一度通して見てみたい。
自分からテレビをつける習慣を全く持たない私に、果たして続けられるだろうか?
と、そんなことより、この番組、放送時間が一回たった10分とはどういうことだ。
まさかと思うが、そんなに集中力がないと見なされているのか、今時の子は?
大昔の、小2向けの『はたらく おじさん』だって、15分はあった筈だぞ(爆)。

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