転妻よしこ の 道楽日記
舞台パフォーマンス全般をこよなく愛する道楽者の記録です。
ブログ開始時は「転妻」でしたが現在は広島に定住しています。
 



風邪のほうは、ほぼ、私の願った通りに経過している。
金曜から、咽喉痛に加えてクシャミ鼻水・咳・微熱と風邪の症状が出そろい、
土曜の勤務を終えて帰宅したときには、体温37度5分になっていたので、
昨日と今日は仕事がないのを幸い、風邪薬を飲んで寝て過ごした。
風邪薬というのは、その効果もさることながら、
うっとりと眠くなるところが本当に素晴らしい(笑)。
眠いときに、何もしなくてよく、思う存分寝ても許されるというのは、
私にとってこの世の最高の幸せのひとつであり、
この二日間、私はその幸福を味わい尽くした。

今回の風邪はここまでのところ、咽喉痛→鼻炎→咳&微熱、
という順序で発展して、それなりにしんどい面もあったが、
それぞれの症状のピークが半日~一日程度で過ぎるので、割と我慢しやすかった。
今は、咽喉のぼんやりした違和感と鼻づまりが残っているが、
もう激しい鼻炎はないし熱も下がった。咳は時々出るだけになった。
明日は出勤日で、いつも通り忙しい予定なのだが、
明日の夜はまた、いかなる天の恵みか、主人の晩ご飯が要らないことになっている。
更に、明後日入っている予定は、特定の相手の無い、私の個人的なもので、
やめるなり延期するなり、私の一存で決定してよく、とても気楽だ。
風邪が収束しなければ、明日夜からまた引き続き療養したいと思っている。

この二日間のBGMは、グルダとアーノンクール&コンセルトヘボウ管による、
モーツァルト『ピアノ協奏曲第23番&第26番』だった。
休息したいときにはモーツァルトに限る、とつくづく思った。

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風邪  


一昨日から咽喉が痛くなり、典型的な風邪だなと思ったので、
一昨日と昨日は家にいて、昼寝したうえに夜も早寝をした。
これがまた、どういう素晴らしい巡り合わせなのか、今週は久々に、
水曜日・木曜日に連続して全く仕事が入っておらず、完全な休日だったのだ。
し・か・も!
目下、年度末で送別会が重なっている主人は、
今週ずっと宴会続きで、家での晩ご飯が要らなかった。
月曜から金曜まで一週間通して、夕食の支度の心配をしなくていい、
というのは私にとって、少なくともこの十年では初めてかもしれない極楽だった。

私がいわゆる「風邪」をひいたのは、2013年11月以来で、
つまり、昨年は一度も風邪などひかなかったことになり、
人間、忙しすぎると病気をする暇がないというのは、
私に関してはかなり正しかった。
しかし反面、休息への飢餓感が募ることが多く、私はこのところずっと、
「このあたりでいっぺん、ひどくない程度の風邪をひいて、
仕事の心配のない日に、家で何もせず、ひたすら寝てみたい」
という願望を持っていた。
ややこしい病気や、症状の激しい種類のウィルス感染はゴメンだったが、
わかりやすい普通の風邪でもひいて、家族の理解を得た上で寝たい、
というのが私の希望だった。
病気でもないのに、連日、布団もあげずにごろごろしているとか、
家族がいるのに食事の支度をしない、などというのは、
主人の手前、私のように得手勝手な人間でも、やりにくいものがあったからだ(^_^;。

さてこのたび、晴れてその願いが聞き届けられ、私は風邪をひいた(爆)。
もともと晩ご飯の要らなかった主人は、私が料理をしていないことなど、
ほとんどどうでもよくて、それも私にとってこのうえなく気楽に思われた。
風邪をひくと、いくらでも気持ちよく眠れるので、
私はこの二日間、昼に三時間寝たうえ、夜も早寝して朝まで爆睡と、
元気なとき以上に気持ちのよい熟睡を味わった。素晴らしかった(T_T)。

そして、風邪三日目の本日、残念ながらまだ風邪は全快しておらず、
怠さはきょうのほうが昨日より強い感じだ。
しかし、いかにパートとはいえ、そういつまでも会社は休みではなく、
今日明日は、風邪っぴき状態のままで出勤せねばならない、……が、致し方ない。
今のところ、全く薬をのんでいないので、
今日明日と仕事に行ってみて、もし風邪が悪化したら、
日曜と月曜は、風邪薬を飲んだ上で、再度爆睡したいと思っている(^_^;。
さしあたり、毎度激務の土曜日である明日を、なんとか乗り切りたいものだ。


ときに、マネジャーの話によると、来年度うちのオフィスに新卒が二名入るそうだ。
昨年もOJTで若い人が入ったが、彼女はほどなく別のオフィスに配属になったので、
新入社員が来るというのは、私にとってはほぼ初めての経験になりそうだ。
大学出たてだなんて、我が子と同僚になるような年齢差ではないか。
入ったばかりの人たちには最初はわかるまいが、きっとすぐに、
一番年寄りの私が、実は最も経験がなく役立たずであることに気づくであろう(^_^;。
私自身、採用当時のことを思うとわかるのだが、入りたての者は入りたてなりに、
職場で誰が何に詳しく、どのようなことはどの人に尋ねれば最も良い解答や指導が得られるか、
という観点から、オフィス内の人間を観察・査定(爆)しているものなのだ。

……すみません、オバちゃん研鑽を忘れず頑張ります。

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一昨日は、娘が横浜に戻る日で、しかも主人が一泊二日の東京出張に出発したので、
私にとってこれほど単独行動に適した日は無い!と思い至り、勢いで京都まで行ってきた。
月曜日は会社が休みなので、それも大いに幸いした。
日程的に午前の部が観られなかったことは残念だったが、午後の部を満喫できたし、
舞台の内容も期待を遙かに上回る素晴らしいもので、行って良かったと満足できた。

今回の南座は『三月花形歌舞伎』で、
松也・歌昇・巳之助・右近・種之助・米吉・隼人、という若い面々だった。
一番年上の松也でも今年ようやく30歳。
菊五郎劇団関連で松也と右近は私にとっても以前から馴染みだったし、
巳之助は三津五郎の息子、隼人は錦之助(信二郎)の息子、
歌昇と種之助は又五郎(先代歌昇)のところの長男次男だから、
歌六の息子である米吉と彼らは従兄弟同士。
同世代のうえに父親世代からの共演関係や親戚関係もあり、
何かと繋がりの多い七人組なのだった。

午後の部の前半は、『弁天娘女男白浪』。
松也の弁天に、巳之助の南郷。
武家の娘のこしらえで花道に登場した松也の声が痛々しく割れていて、
最初は驚いたが、幸い、舞台の進行に伴ってだんだん声が出るようになり、
弁天が正体を現してからあとの立役としての台詞は、ほぼ問題がなかった。
…と思ったら、日本駄右衛門の歌昇の声もまたひどく傷んでいて、
若手にとってあまりにも大きな演目が、慣れぬ咽喉には負担になったのか、
それとも、皆の間で悪い風邪でも流行っていたのか(汗)。

そのような中で、ひとり響き渡る巳之助の台詞が際立っていた。
眼光鋭く荒々しい南郷は、今の研ぎ澄まされたような巳之助にはぴったりだったと思う。
松也は、私の思っている弁天より、ずっとお行儀の良い感じはしたが、
松也の若さを思えば、それもありかなと好感が持てた。
総じて、芸よりも前に、素の存在感に近いところでの弁天・南郷だったと感じたが、
こういう舞台は今でないとできないものだとも思うので、楽しく観ることができた。
忠信利平の隼人はイケメンで、かつ、若いのに渋みがあったし、
右近の赤星十三郎はどことなく典雅な空気があって、これまた良かった。
米吉の宗之助は、ひな人形みたいなぽってりとした愛らしさがあり、
それでいて、浜松家の若旦那として育っている品格もあり、実によく似合っていた。
鳶頭清次の種之助は、粋で、利かん気のある感じが素晴らしかった。
黙って控えているときの、目つきだけの芝居も呼吸が絶妙だったと思う。
まだ少年の初々しさも残る種之助だが、これからの成長ぶりが楽しみだ。

後半は舞踊で、『闇梅百物語』。
私にとっては全く初めての演目で、どういう内容かも知らなかった。
幕開きの場面は、とある大名屋敷で開かれた百物語の会。
普段は99話でやめるところ、この夜は100まで行って怪異が現れるのを楽しむ趣向になり、
その100個目のろうそくを消す役目を言いつけられたのが、新参者の小姓の白梅(右近)。
逃げるに逃げられず、白梅がやっと思いでろうそくを消すと、あたりは真っ暗、
得体の知れない空気に捕らえられて白梅は気を失ってしまう。
心配になって様子を見に来た腰元たちが、倒れている白梅を助け起こしてみたら、
なんと彼女は、のっぺらぼう――。

ここから百鬼夜行が始まり、まずは狸(歌昇)と河童(隼人)が、
一本足のオバケ傘(巳之助)を奪い合って相撲を取る。
狸が愛らしいのやら、河童があまりにも美形なのやら(爆)に感心しているうち、
オバケ傘の身体能力の高さ+お色気にもヤられてしまい、実に楽しい場面だった。
次は一転して、一面の雪景色になり、花道スッポンから新造(米吉)登場。
せり上がって来たのだからこの世の者でない、といえばそうかもしれないが、
この米吉は、「絵画になった女郎さん」という感じの、
実体を伴わない美しさを出していて巧かった。
続いて舞台中央のセリから上がってきたのは、ため息ものの雪女郎(右近)、
右近は、ひとりで舞台の芯が務まるような女形になりつつあるなと、
そのスケールの大きな艶やかさに見惚れた。
そのあとは枯野原になり、骸骨(種之助)の愉快な踊り。
いろいろと仕掛けもあり、大変楽しい場面になっており、
種之助のエンターテイナーとしてのセンスに感じ入った。
最後が、満開の桜の庭園。
大内義弘(松也)、読売(種之助)、……ここはしかし、どういうわけか、
松也が堂々として立派だったこと以外、あまり私の印象に残った箇所は無かった(汗)。
こちらの集中力が切れていたのか、舞台として「後始末」的な雰囲気になっていたのか。

ともあれ、観ることができて本当に良かった。
若さのみなぎる舞台は、やはり良いものだとつくづく思った。
私の世代から言えば、既に「息子」と言える年齢の若々しい役者さんたちが、
果敢に大役に挑み、しかもそれを成功させている公演に居合わせるのは、
観る側としてもこのうえない幸せだった。
「揃いも揃ぅてこないに立派な息子がおって、どこの家もほんまに良かったなぁ」
としみじみ思った、このたびの観劇だった(笑)。

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来たぞ、花形歌舞伎@南座!
きょうしか動けないと考え、急遽、思い切った(笑)。
本日午後の部のみ観劇、日帰り。

見逃した1月の新春浅草歌舞伎とほぼ同じ顔ぶれで、
尾上松也、中村歌昇、坂東巳之助、尾上右近、中村種之助、中村米吉、中村隼人。
昨年の松緑・菊之助・亀亀兄弟の座組より、更に一世代若い!
演目は、『弁天』と舞踊の『闇梅百物語』。

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実家の村の神社で春祭りがあったので、行った。
春休み中で家にいた娘も動員した。
祭りがあるから遊びに行ったのではなく、村の年中行事に参加してきたのだ。
神社に拝礼したあとは、秋祭りのように余興があるわけではなく、
ただ掃除と片付け、総代会のお茶出し手伝い等々をした。
言われなくても菓子折と玉串料を持参した私はとてもエライ、と自分で思った。

祭りなので親戚も来ていたのだが、
途中、父と叔父が超くだらないことで口論していた。
85歳と78歳の兄弟げんか(--#)。
父は、叔父がほとんど手伝っとらんと文句を言い、
叔父は、父が日程の連絡をして来んから知らなかったと苦情を言い……。
いいトシをして、というか、本当にもう、いいじーさん同士。┐(-。ー;)┌
お互いに長生きして、別に寝込んでもおらずボケてもいないというのに、
やっているのはソレか、……と思ったが、
この年齢になっても兄弟げんかできる幸せに感謝すべきということか。

母は、左胸と右脚が痛いので不平たらたらだったが、
レントゲンで肋骨骨折と診断され、コルセットにも慣れてラクになってきたので、
さすがに乳腺症の疑いは捨てた
ようだった。
整形外科の先生からも「普通、一ヶ月くらいは痛むだろう」と言われ、
待合室で出会った同病仲間からも「三ヶ月間、痛かった」と経験談を聞かされたので、
とりあえず現状を受け入れている様子だった。
ちなみに先日、荷物の配達で来た郵便局の人と喋っていて、
年齢の話題になり、母が自分は86歳になると言ったら、
「じゃあ、あと4年で90歳なんですね!!」
と感心され、母はそのとてつもない年齢に我ながら仰天し、
次に、大層げんなりしたと言っていた。

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・3月12日に、娘が二十歳になった。
…ので、娘は外食の折などに、我々の前で梅酒やチューハイを飲むようになった。
アルコール度数から言えば低めのお酒ばかりだが、
とりあえず酔う気配はなく、翌朝二日酔いになっている様子もないので、
私の、アルコールアレルギーと言えるほどの極点な体質は、
娘には受け継がれていなかったらしいことがわかった。
ただ、娘は炭酸が嫌いなので、ビールの美味しさはわからないとのことだった。

・先日のTOEICの感触があまりにも不本意なものだったので、
リベンジを果たさんと、本日、5月のTOEIC公開テストを申し込んだ。
ったく、この前のTOEICに関しては、「今の、なし!」の心境だ(^_^;。
5月のこれは第200回TOEIC公開テストで、節目というか記念すべき回になるので、
おそらく受験者数はまたかなり多いのではないかと思われる。
心を入れ替えてこれから頑張るのみ(笑)!

・この夏のイベントは、これだっ!
松緑に亀亀BROTHERS、今観ないでどうする!!
公文協 東コース 松竹大歌舞伎
中村翫雀改め 四代目 中村鴈治郎襲名披露
平成27年6月30日(火)~7月31日(金)
(歌舞伎美人)

・そのまえに、五月の歌舞伎座も見逃せない。
團菊祭五月大歌舞伎
平成27年5月2日(土)~26日(火)
(歌舞伎美人)
今年もやってきた團菊祭、合邦に辰五郎、文句なしだっ!
……というのは、しかし、音羽屋に関してのみだ。
海老蔵はこのところ、特別公演とか自主公演とか、他ジャンルとのコラボとか、
大変意欲的に活動しているのは良いのだが、なぜ歌舞伎座ではこうなってしまうのだろう。
やっと團菊祭が巡ってきたのに、演目は音羽屋中心で、成田屋のほうは見劣りがする。
松竹が若い海老蔵にはまだ役を与えないのか、
海老蔵本人が自分の企画する公演のほうを優先しているのか、
あるいは、興行的な面での事情により、
松竹が彼の動員力を頼みに単独公演ばかりをさせたがっているのか、
……素人の私には、あることないことを想像する以外にできないが、
未来の團十郎にはもっと、歌舞伎座で、古典中の古典を演り込むことが、
今の時期、必要なのではないかという気がしてならない。
その面でせめて團菊祭くらいはと、演目配役に期待をしていたのだが、
発表を見て、海老蔵に関しては正直なところ私は失望した。
昨年は弁慶や幡随長兵衛を演っていたではないか。
あの規模の配役を毎回持ってきて欲しい。
当代團菊の「團」を欠いたぶん、配役が「菊」寄りになるのかとも思うが、
しかしそれなら團菊祭を名乗る必要は、当分、無いのでは……。
こういうことを言う私は、飽くまで菊五郎ファンである。念のため。

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今年度のNHKラジオの語学講座も、いよいよ最終月に入った。

フランス語初級編は、条件法・接続法がポイントになり、
いかにも初級段階の仕上げらしい内容になった。
『今日の会話』『応用会話』で紹介される短いやりとりが、
毎回どこか笑える要素があって、なかなか楽しい。
初級文法を使うだけで、これだけシャレたことが言えるのだなと、改めて感心させられる。
それとともに、自分は既に様々なことを表現できるだけのフランス語を習ってきたのに、
相変わらずそれらを活かすことが、まだまだできていないのだということも、わかる(汗)。

応用編は、通常かなり口語的な表現が多いが、
先日はyやenを取り上げて、少し集中的に練習させて貰えたのが有り難かった。
中性代名詞はフランス語特有のもので、私にはどうしても語順が難しいし、
更に自分でも練習を続けて行かなくてはと思った。
……と言いつつ、放送のない箇所については結局は手薄になってしまうのだが(大汗)。
相変わらず、ディクテだけは私にとっては極めて易しい。
( )内だけでなく、なるべく全文を書き取るように、最近は努めている。

スペイン語も続けてはいるのだが、このところ主人の出勤時間が、
ちょうど7時15分あたりに掛かることが多く、講座の出だしを逃すことが続いている。
多少聞き逃しても、昨年度春期の再放送なのでなんとかなってはいるのだが、
もともと私のスペイン語は全くのお遊びなので真剣味が足りず、
最後のUltimo pasoの練習の箇所など、本文や説明を横目で見てカンニングしつつ、
その場しのぎをやっていることが、結構ある。すみません(^_^;。
しかし、良いのだ。この気楽さ、出来なさ加減が逆に楽しさのモトでもあるので。

*************

ところで、来年度の予定を見ると、なんと私にとっては相性の良くなかった、
昨年度入門編・大木充先生の『話せるフランス語~文法より実践練習』の講座が
4月~9月の間は再放送されることになっており、
更に10月からの後期も、同じ大木先生の新講座が開講されると書かれていて、
今、私はいささか途方に暮れている。

一般的な意味では、「喋る」ことが大切なのだとはわかっているのだが、
私の道楽語学というのは、別にペラペラ話せるようになりたいわけではなく、
むしろ理詰めで「文法的にわかる」語学、「読める」語学こそを求めているので、
来年度のフランス語については、少なくとも入門編はあまり聴かないだろうと思う。
幸い、応用編は井上美穂先生の『ニュースで学ぶフランス語』になっているので、
4月からの三ヶ月は、放送はこれに的を絞って、そのぶん予復習ができるようにしたい。

一方、スペイン語のほうは、やはり昨年度春期の再放送ではあるが、
なかなか元気で楽しかった江澤照美先生の『みんなのスペイン語』なので、
こちらのほうは結構楽しみにしている。
私のスペイン語は相変わらず入門者そのものなので、易しい講座は有り難いし、
江澤先生の朗らかさは朝いちばんに聴くのにぴったりで、嬉しく思っている
(そういう意味で、フランス語入門編の大木講座のニーズも高いのだろう
ということは、私なりに十分に想像することはできる)。
スペイン語のほうは、主として入門編しか聴かないことになるだろう。
応用編は、どう考えてもレベルの面で無理があるので(汗)。

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前回の公開テストが終わって以来、全くTOEIC本も開かず、
公式問題集にも触ったことがないというヒドい状態で、本日を迎えてしまった(T_T)。
サボっていたのが半分、忙しくて勉強どころではなかったのが半分。
そのため、頭の中のTOEIC的な回路がほぼ完全に切れていて、
正解が見通せると感じる瞬間は少なく、解答の精度がかつてなく悪かった。

TOEICには超難問はほとんど出ないので、英語力そのものはさほど高度でなくても良い。
むしろ、TOEICで要求されるのは、作業スピードの速さと集中力の持続のほうだ。
自分にとって、時間さえあれば十分に解ける問題を、
パっと見ただけで即座にミスなく解く、ということを、
リスニング100問・リーディング100問、計2時間に渡って行わなければならない。
速く解けないのは英語力が足りないから、という相関関係はもちろんあるのだが、
TOEIC的な作業内容における、スピードを意識した英語力をつけていなかったら、
英語が流暢に操れる人であっても、スコアに現れるのは目減りした英語力になってしまう。
逆に、TOEIC的な作業内容を反復練習し、反射神経を十分に磨き上げておけば、
自由自在に喋れるというほどの英語力はなくとも、
スコアの面で最上級レベルの数字を得ることが可能になる。
「TOEICスコアと英語力はイコールではない」という批判があるのは、そういう理由による。

私の場合はそもそも、基本となる自分の英語力自体がひどく不安定だ。
たまさか良い点が取れたとしても、それは最大瞬間風速のようなものに過ぎない。
なにがしかの英語はできるのだが、その語学力は自分の中に根付いた能力などでなく、
試験勉強その他によって無理矢理に後付けした、ハリボテのようなものなので、
常に手入れを続けていないと、どんどん見栄えが悪くなってしまうのだ。
今回はその手入れをテッテー的に怠った状態で受けに行ったので、
パフォーマンスの悪いことこのうえなかった。
最近としては最悪の結果が返って来ることになるだろうが、仕方がないと思っている。

しかし、私は本来、オノレに関しては全くプラス採点法の人間ではなく、
「自分は能力がない」「出来ない」
と確認することにより、まがりなりにも勉強を続けてきたので、
こうやってTOEICでもなんでも不本意な思いをするのは、自分のために良いことだとも思う。
これでまた、明日から多少はストイックになり、
5月のTOEICに向けての勉強をする気になるだろう。……たぶん(^_^;。


追記:今回は受験者数が史上最多だったそうだ。
TOEIC(R)公開テスト、単回受験申込者が過去最多に 第198回2015年3月の受験申込者が20万人を突破
そのせいかと思うが、きょうは会場が某大学の大きな階段教室で、
ひとつの長机に受験者3人あるいは4人が横に並べられていた。
私は運悪く、3人並んだ席の真ん中を割り当てられていたので、
席への出入りにはどちらかの端の人に立って貰わなくてはならず、
一旦着席したら、トイレ等の用足しも憚られる場所だった。
実際、Readingの後半に私の隣の女性(端の席の人)が一度トイレに立ったが、
私の座席位置だと、それは他人に解答を中断させなければ出来ない行為だった。
結果として、私には離席せねばならない事情は起こらなかったので良かったが、
精神的圧迫はやはり多少あった(汗)。

*****************

<付:4月6日正午Web結果発表>
L480 R455  Total 935

予想通り、近年としては最低の結果だった(汗)。
一ヶ月半ほど完全にTOEIC的な作業から離れて本番だけを受けに行き、
その結果「だめだな~」という感触が当日からあり、
……そして案の定、それは正しかったわけだ。
予想通りなので、もう、一言もありません(T_T)。

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日が経つのが早すぎて早すぎて、ここの記録が到底追いつかない。
基本的に、朝起きて家事をして会社に行って、仕事して夕方帰宅して、
夕飯を作って片付けて、お風呂に入って布団にもぐり、寝たら即、朝、
……という感触の毎日だ。
それらの隙間に、なんとかイベントを潜り込ませようとはしているのだが、
いつもと違うことをすれば、どうしても睡眠時間が削られるので、
楽しい思いはできるが負担感をも伴い、良し悪しである(汗)。
きょうは明日が休みなので、ようやくここに来ることができたが、
信じがたいことに、時刻は既に夜の10時にならんとしている。
自分の感触では、ついさきほど会社から帰ってきたという気がするのだが。

というわけで、ここ最近の、仕事以外の動きとしては――。
 1日:確定申告の書類完成
 4日午後:基町クレドの特設会場にて確定申告書類提出
 4日夕方:上野学園ホールにて市川海老蔵『源氏物語』広島公演・夜の部観劇
  (歌舞伎ではないからと軽い気持ちで観たのだが、
   光源氏の海老蔵が綺麗で綺麗で目がくらんでしまい、
   結局、長蛇の列に並んでパンフレットまで買った(爆)。)
 5日:娘と一緒に実家訪問

あとは、きょうはウェブで、娘の大学の成績発表があった。
良い成績が取れているかどうかを心配する次元では毛頭なく、
今朝の娘(と私)の関心事は、もはや進級が大丈夫かどうか、だけだった(爆)。
法学部のくせに法律関係科目が軒並み出来ない娘は、
「憲法と物権がガチでヤバい」
と震えていたが、ビジー状態の大学サイトにどうにかアクセスして開いてみたら、
実に運の良いことに憲法はC、物権はBで、そのほかも落としておらず、
「ふ、FULL単キタ――!!」
と娘はiPadを抱いて感涙にむせんでいた。

そういえば、娘が単位を取ったからかどうか知らないが、きょうは雪が降った。
3月10日にもなって、思いもよらず真冬の天気が戻ってきて、いささか戸惑った。
寒くて寒くて、鼻先も凍るような思いで会社に行ったら、同僚のイギリス人男性が、
「冬とは違って、そんなにきょうは冷えてないよ?」
と意に介していない様子で言い、彼の神経もまた私には理解できなかった。
緯度の高いところから来た人間は、雪が降っても冷えは感じないのか(--#)。

さて、これからの予定としては、
木曜に東京から娘の友達が遊びに来ることになっている。
去年も春休みに歴史研究サークルのお友達が二組、二週に渡って広島に来たが、
今年はマンガ研究会のほうのお友達が、大和ミュージアムを見学しにやって来る。
宮島より平和公園より、先に大和ミュージアムか?と最初は不思議だったが、
艦これ(艦隊これくしょん)の趣味仲間としての御学友でいらっしゃるそうだ(^_^;。
なら、江田島には行かんでええんか。軍艦利根資料館とかあった気がするが。
……いや、よけいなことか(^_^;。泣くか、江田島なんか見学したら。
ともあれ私には、申し訳ないが案内をしたりもてなしたりする時間は全く無い。
寝るところだけは提供しますが、あとは文字通り、何のお構いも致しません。
ご自由にお遊び下さい<(_ _)>。


それにつけても腹立たしいのは、よりによって、なぜ、
来週のTOEICを申し込んでいたのか、ということだ(爆)。

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amazonでは3月31日発売となっているポゴレリチCD全集の、
グラモフォンによる「予告編」がYouTubeにUPされた。
Ivo Pogorelich - Complete Recordings (Trailer)(YouTube)

ポゴレリチの言葉として紹介されているのが、
"I'm the most written-about pianist in the world. I get a review when I dust my piano."
(「世界中で私ほどあれこれ書かれるピアニストは居ない。
ピアノの埃を払うだけで(さっと触れただけで)私は批評される」)


……仕方ないんじゃないですか。
アンコールを弾かない合図として椅子蹴っ飛ばしたりするヒトは、
そりゃ、毎回、何かは言われるだろう……(逃)。

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